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賭の法度が尽きるとも

2015-11-11 12:01:49 | 日々是戯言

つれ:「巨人軍選手の野球賭博以来、メディアの賭事報道も賑やかになってるねぇ」

 
ズレ:「当の記者さん方も多かれ少なかれ賭けには馴染んでる筈で、最近は下火になってるそうだけど麻雀やらゴルフやらで大の大人が4人も揃えば幾何かの銭は動いて当然だろうによ」

 
つれ:「今のご時世に滅多なことは言えないものの、昭和世代とすりゃ職場のトトカルチョなんざ時節ごとの吉例で手軽に盛り上がれる親睦行事のうちだったよねぇ」

 
ズレ:「胴元が入って赤の他人と高額をやり取りするのはともかく、仲間うちの手慰みまで目くじら立てたんじゃまた世の中の潤滑剤が減ってさらに人間関係が希薄になるんじゃねぇか」

 
つれ:「これも本音と建前の乖離が甚だしく、幾ら禁令法度で摘発しても射幸心てぇ人間の本能に根差した賭博のタネは尽きまじなのは人類の歴史が証明してるからねぇ」

 
ズレ:「古来博打御法度の本音がおカミも畏れぬ金儲けがケシカランてとこにあるんなら、マイナンバーでエゲつなく税金を搾り取ろうとしてる昨今は私設鉄火場も全面解禁にして公営ギャンブルの如くしこたま税金を巻き上げたらどうでぇ」

 
つれ:「クスリやサギには手を染めず正業の博徒に精進して庶民を肩代わりするほど高額の税金を納めてくれりゃ、社会の敵にされてる広域暴力団も一転して社会に愛される貢納協力団に衣替えだねぇ・・」

 

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