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フューリー

2014-12-07 20:04:32 | 活弁見聞録

つれ:「潜水艦ものは名作揃いと言われる一方で同じ鉄の棺桶ながら戦車内を正面切って取り上げた作品にはほとんど心当たりがなく、かつて盛んに作られたWWⅡものじゃ独軍の戦車まで米軍放出品だったのに比べるとパンツァーオタクならTigerⅠ現物実働シーンが拝めるだけでも見に行く甲斐はあるんじゃないかぃ。
 近距離で待ち伏せてる野砲が当たらなかったり何人もパンツァーファーストを担いでる大隊が歩兵支援もない一輛のシャーマンに手こずったりのリアリティにはいささか?が付くものの、往年の名作TVシリーズ”コンバット”よろしくストーリーは捏ねたヒネリを加えない米軍ヒーローものの王道でドイツ軍はやたらと弱いのがアメリカ映画のお約束と思えばそれもご愛嬌のうちだよねぇ。
 とはいえ今何故戦争映画かと考えればWWⅡの設定だろうと自ずから出口の見えない対テロ戦争に重なって見えるのがシリアスなところで、戦場には正義も道理もなく殺さなければ殺されるてぇ摂理の中にいずれ自衛隊も巻き込まれるかもと思うとそうそう無邪気に楽しんでもいられないよ」

 

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