のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

自殺の自己責任について

2012年07月09日 18時42分04秒 | Weblog
フジテレビ局が

「とくダネ!」

と題する番組において

静止画面で見ると

黒塗りの部分が透けて見える

映像

垂れ流す

放送ミスがあったようです。

そのため、

いじめ加害者を

特定しえる事態が発生。

この加害者の生徒を孫に持つ

警察OBが

自殺した子どもの父親が提出しようとした

被害届を受理しなかった点につき、

大津署の肩を持ち、

ブログで

被害者の父親を

英雄気取りで何を偉そうに言ってる、

責任転嫁だろう、

と詰(なじ)っているのがばれました。

話題のブログは

ここと、

ウェブ魚拓という匿名サイトに暴露されていました。

リンク付けされた、その

「頑固親爺の徒然手記(難問解決への道標)」

というブログの

当該記事、読ませて頂きました。

実際に加害生徒の祖父か否か、

真偽のほどは

不明です。

しかし、ブログ記事を読むと、

なるほど

これが加害者側の発想かと、

合点するような記述がありました。

一例を示します。

すなわち、

「被害者?(自殺した少年?)」と、

自殺した少年を、

カッコ書きにし

被害者と呼ぶことに「?」を付している、

その個所です。

要するに、

「自殺者は、己れの責任で死んだのだから

被害者などいないはず」

とおっしゃりたいのでしょう。

しかし、こんなところで自己責任論ですよ!!

笑っちゃうでしょ?

実は、被害者というより、

犠牲者です。


そう言い直してもよろしい。

中二の少年は、自ら死を選び取ったのでなく、

友達と思って信じた相手に選び取らされたのですよ。

確かに、自殺は、

殺人として、

処罰されないかもしれない。

死んだ自分に対し、

加害者ではありえないことは認めましょう。

しかし、

自殺を仕向けられ、

その結果、

死んだのなら立派に被害者と言えます。

人を殺すときに、

ピストルやナイフ等の武器を使うのが

普通です。

しかし、場合によっては、

殺すその相手の

弱点に付け込むやり方もあるでしょう。

すなわち、武器は、

被害者その人ということになります。

ただ、その場合、

被害者が被害者に対して危害を加えた

という特殊性があるので

殺人罪としては

犯罪が構成されていない

と言うに尽きます。

警察に42年も勤務して

違法性に関し、

この程度の

洞察力も持てんのかと、

ちょっと呆気にとられました。

もし、違うとするなら、

自殺の手助けが

罪に問われる理由を

説明できんです。

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