のんきに介護

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小出裕章先生のお話 via文化放送ソコトコ(11/10/17)

2011年10月20日 23時11分06秒 | Weblog
小出裕章先生のお話 via文化放送ソコトコ(11/10/17)


【要点】

――現状は、どうなっている?

情報自体が不正確で、何を拠り所にして良いか分らない。

4月17日に発表された工程表では、

1~3号機の炉心は半分まで

水があるということになっていた。

しかし、5月に入って、

1号機について、水位計を調整し直したところ

水のないことが判明したと言い出した。

2、3号機に関しては、

原子炉建屋に入ることさえできない。

1号機同様、水がないという可能性がある。

1号機について、

核燃料がメルトダウン。

圧力容器の底を溶かし抜いたということは、

東電も認めた。

ただ、格納容器まで突き破ったかどうかは不明。


――素人判断でも、圧力容器内に燃料がないなら、

冷温になるだろうことは想像に難くない。

どう考えればいいのか。

炉心は、地面にめり込んでいるのか。


溶け落ちたた燃料棒は、

崩壊熱を出し続ける。

それによって、地面を溶かし

膨張する。

つまり、100トンだったものが120トン、200トンとなって行く。

しかし、発熱量が一定ならば、

必ずバランスポイントがあるはずだ。

そうなった状態で

地下水と接触しないよう

バリアーで封じ込めるとよい。

地下5メーターないし10メーター辺りで、

固まるのではないかと思う。


――政府・東電は、なぜ、そうしないのか。

)金がかかる(2年後に深さ30メーターの遮蔽壁を建設すると言っているが)、

)被ばくの危険度が高い、ということがあるのだろう。

また、技術者の中には、

原子炉は厚い岩盤の上に建設されているので、

)地下水との接触はありえない、

と主張する人もいる。

地震・火山国、日本に

そのような岩盤の存在を想定するなど、

非現実的なのに。



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