『Twitterデモ』の呼びかけ人、平野太一さんが
「口だけ脱原発」の民主党議員に
31日夕、衆院会館にて踏み絵を迫ったようです。
以下、「田中龍作ジャーナル」(2012年8月1日 01:51 )
に依拠して
印象に残った記述を中心にして
まとめなおします
(場面を自分で再現することで、追体験できるから)。
司会は、小熊英二・慶応大学教授(歴史家)。
冒頭、「何万人、何十万人が集まっている現象が、
この場を作らせた。
こういう集まりは日本の近代史上初めて。
(国会議員が)組織ではなく
民衆の中から出てきた人と会うのは初めて…」
と語ったそうです。
歴史上、考えられなかった為政者11人と民衆11人の対話です。
あ~、それなのに、それなのに、
平岡秀夫・元法務相が口火を切っていわく
「皆さんが組織代表委任を受ければ、
組織対組織の代表として会うのは可能。
(野田首相に)会いたいのであれば、そういう方法を取ったらどうか。
それが日本社会の仕組み」云々。
反原連(首都圏反原発連合)の
ノイホイ氏(ハンドルネーム・会社員)が
静かな怒りを込めながら語ったそうな。
「今日、ここに座っていることに絶望している。
組織ありきの話が出てきたのは悲しい。
我々が官邸前に集まるのは、
絶望に近い悲しみがあるからだ」と。
6人の民主党議員たちは一様に鼻白んだいうことです。
その一部の方のお写真、下に掲げておきます。

市民の訴えに
あまりピンと来ていない様子の民主党議員たちは、
次から次へと
たくさんな人のしっちゃかめっちゃか、
びっくり仰天な怒りに触れ、
慌てふためいた由、
伝わって参っております。
いくつか紹介します。
怒りは、
次のようにして伝えられました。
まずは、小澤弘邦さん(反原連・自営業)からです。
「Ustの皆と(政治家は)ズレている。
原子力規制委員会の人事に対して
国民は怒っている。
Ustが爆発しそうなんだけど、
何故怒っているのか、(政治家は)分かっているのか?
16万人が避難している中、
たった4人の閣僚で再稼働を決めた…(中略)
…危機感の共有ができていない」。
肝心の野田佳彦首相が
事態をどのように受け止めているのかにつき、
菅直人前首相は、
こう“解説”したと言います。
意見交換会が開かれることを
前首相は、
事前に現首相に電話で知らせたらしいのです。
「国民の怒りの対象が野田さんになっていることを知っていますか?」と。
なかなかスキャンダラスな問いかけでしょ?
これに対して、
すかさず野田首相が一言。
「えっ!そんなことになっているの?」
(わはは。知らなんだか!!)
首相のお気楽発言に、
平野太一さん(反原連)の怒りが炸裂です。
「原子力規制委員会の人事に賛同するのかしないのか。
一人ひとり答えて下さい」。
民主党議員たちは凍りついたと言います。
司会者が「それはね…」と制止しようとすると、
会場からヤジ。
「どうして答えられないんだ」
「答えてもらわないと民主党の原発隠しが明らかにならない」と。
ヤジに後押しされる格好で、
民主党議員たちは渋々答えましたた。
6人中、4人は
「党内の議論を見極めたうえで」とかわしたそうです。
2人は、反対の様子です。
井手実(反原連・自営業)さんが
声を絞り出すようにして
「官邸前の大集会を誰がコーディネートしているのか?
それは政府です。
政府が聞いてくれないので、どんどん膨れあがっている」
と述べられたとのことです。
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