のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

司法試験制度改革で、輝けなくなっている若い人たちのこと

2017年01月03日 12時40分37秒 | 日本の現状
α‏@snjiru7 さんのツイート。

――閣議決定で「司法試験合格者数を3000人に増やす」と言って大勢の前途有望な若者を騙して法科大学院に入学させ、彼らが司法試験を受験する頃には2000人以下しか合格者を出さず、結果的に大勢の若者の人生を破滅させておいて、いまさら「輝いてみろ」とか「総活躍しろ」と言っても土台無理な話。〔12:12 - 2017年1月3日 〕—―

司法試験改革で

法科大学院に受験生を囲いこんだ。

これによって

受験回数の多い受験生をふるいにかけた。

結果として

合格者の実力が大幅に低下して、

試験に合格しても使えないという事態が発生した。

ここまでは、

僕も知っていた。

しかし、合格者数を低く抑えられていた

とは知らなかった。

実力ががたがたな上、合格者数も少ないとなったら

いいところなしではないか――。

そもそも

優秀な人材を得ようとして、

「○○大学院、もしくは、○○専門校卒業のこと」、

といった絞りのかけ方では駄目ってことだな。

この話は、

教訓的じゃないか。

給付型奨学金を話すとき、

是非思い出して欲しい。

本来、

奨学金など無償のはずだ。

それを貸し付けにして学生を借金地獄にする

ことは回避すべきだった。

それを「給付型奨学金」といった

特殊な奨学金制度を認めて

ガス抜きを図るなど、やり方がグロテスクだ。

学生間に格差を設けるようなこと、

極力避けるべきだと思う。

「奨学金」を

まるで宝くじのようにしてしまって、

卒業する学生は、

運を使い果たした法科大学院の卒業生のようになるんじゃないか。

僕は、

この配慮から、

上西小百合さんの

給付型奨学金不要論に賛成したことがあった

(拙稿「上西小百合さんのツイートが炎上?」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/12923104ca492fa1b3833df37aa46315)。

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