のんきに介護

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高度プロフェッショナル制度、連休明け強行採決の危機!

2018年05月01日 02時57分37秒 | 経済生活
青木 俊@AokiTonko

――これをやられたら、40代未満の会社員、本当に苦しい人生になるだろう。いま、あなた方が反対の声を上げ、目を凝らさなくてはならないのは、南北朝鮮の問題でも、モリカケでもなく、この一点だ。〔20:37 - 2018年4月30日 〕――

青木さんが

「これ」と呼んでいるのは、

高度プロフェッショナル制度だ。

働き改革で批判が盛り上がった頃、この話題から離れた。

今頃、ひょいと出てきたと思ったら

強行採決だ。

データを都合よく使われたというだけで、

切羽詰まったものと

多くの人が考えられないのではないか。

是非、

覚えて置くべきは、

「職務命令を出すのは、上司」ってことかな。

高度プロフェッショナルと聞いて、

主体的な労働管理ができると多くの人が

勘違いしそうだ。

しかし、そうじゃない。

「これで、お終い」

というケジメは、

依然として管理職が握っている。

君たちは、

「労働時間を売っていると考えるな。

高度な仕事なんだから、

『やり遂げる』ことに精神を集中せよ」

と言われるだけの話だ

(拙稿「佐々木亮さん / 「裁量労働制とはこういう制度」」添付の〔資料〕参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/30c1f5bf714e28ab9f229d626a527f74


<追記>

青木 俊@AokiTonkoさんのツイート。

――盛田氏は作家。作家は出来高払いのいわば「高プロ」の元祖みたいな職業だ。ただ圧倒的に違うのは、書くも書かないも、小説家自身が決めることだ。これが本当の裁量労働。政府の「高プロ」制は社員が仕事量を自分で決めることができない。残業代を与えず膨大な仕事を押し付けるための制度でしかない。〔21:01 - 2018年4月30日〕――

非常に巧みな比喩だ。

2018年5月1日夜 記

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
労働強化と労賃の低減狙いだ (読者の一人)
2018-05-01 20:01:24
労働裁量制の問題点を知るのは極めて難しい。

コメント者は以下「整理」します。

通訳者などの一部の労働者を保護する労働基準法
の労働裁量のマインドを資本側からねじ曲げ解釈
し、労働強化をさせるものだ。

法施行で待っているのは

「労働裁量性」+「高度。。」で、「ホワイトカラー」のこ
れまでの1000万を越える収入の者は、残業代ゼロ
で長時間労働となる。

銀行、保険、証券などの労働者もマンションローンも
組めなくなる。子供に高等教育を受けさせることもで
きない。

派遣法改悪で生産ラインに立つ「ブルーカラー」を
奴隷化し、ついには「ホワイトカラー」も狙い撃ちし
てきた。大病院医師も「安泰」ではなくなる。

今大学などで学ぶ者は就職先は国外とし、定住した
たほうが良いだろう。外国の大学に入学もベターだ。

それほどの悪法である。

時間の拘束により賃金を払うという労働基準法はも
ういらないというのが自公政権だ。
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