
先に余談ですが、先週末は立て続けに、
健康診断と、インフルエンザの予防接種でした。
いつまでも健康で美しくありたい…健康診断は、
いつもちょっとした定期試験のようなもの。
もちろん生活習慣においても、努力と反省のくり返し。
目下、BMI値20未満が自分なりのノルマです。

そして、相変わらず鋭くて痛い注射ですが、
今年は早めに予防軍の仲間入りを目指して。
インフルエンザの蔓延に備えて、

おそらく体内でワクチンが戦っているところ、
今冬も完全防衛を期待しつつ。



では黄金崎農場記録、第三弾

⑤インカのめざめ

『インカのめざめ』は名のとおり、
もとは南米ペルー、アンデス地方の生まれです。
栗のほうな甘みとホクホク感…といえばコレ。
変哲もなさそうな、薄茶色の表皮ながら、
中身はとっても鮮やかな濃黄色の果肉。
じつは、マイスター仲間の間でも評判のおイモ。

収量が少なく、高価なお野菜の類ですが、
先日も、とあるフレンチレストランでいただく機会があり、
メニューのさらなる引き立て役を果たしています。
煮崩れがほとんどないので、
炒め物や焼き物、スイーツなどに…。
芋ごはんにして、秋の味覚を楽しみました


【インカのジャガイモごはん】

(材料)4人分
・ジャガイモ(インカのめざめ)…4個
・鶏ひき肉…100g
・精白米…1/2カップ
・もち米…1/2カップ
・ゴマ油…大1
・塩…少々
A・酒…大1
・みりん…大1
・しょうゆ(白)…小1
(作り方)
1.精白米ともち米をあわせて洗ったら、
規定量の水に約30分浸ける。
2.ジャガイモは1cm厚程度のいちょう切りにし、
軽く水にさらす。
3.ゴマ油を熱したフライパンで鶏ひき肉を炒め、
塩をふって味をととのえたら、ジャガイモを加え、
さらに軽く炒める。
4.(1)に(3)とAを加えて、炊き上げればできあがり。



⑥「ビオレッタ」

『ビオレッタ』もまた、アンデス地方原産のジャガイモ。
アントシアニンが含まれており、
表皮のみならず、果肉も鮮やかな紫色が特徴。
別名を「キタムラサキ」ともいいます。

甘みのある香りに、ややモチモチした食感は、
色味とともに活かしたいところ。
茹でると色素が流出するので、
蒸し料理やグリル、揚げ物などに…。

【ビオレッタとインカの2色ジャガ饅頭】

(材料)10個分
・ジャガイモ_紫色種(ビオレッタ)…約200g(2個)
・ジャガイモ_黄色種(インカのめざめ)…約200g(2~3個)
A・メープルシロップ…各大1~2
・塩…各少々
・上新粉…100g
・湯…100cc
(作り方)
1.ジャガイモはそれぞれ皮ごとラップに包み、
電子レンジで約7分加熱したら、すり鉢ですりつぶし、
Aを混ぜあわせて、味をととのえる。
2.ボールで上新粉と湯を混ぜ、よくこねたら、
20分程度蒸して、すり鉢などで十分につく。
3.(2)の皮で(1)のあんを包めば、できあがり。
※2色のジャガイモを別々に分けて作ります。
芋をすりつぶす度合いはお好みで…。