望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R4.5.3 ダマさんのカタクリを見つけて感激! その後黒岳、ツインテラスへ (3日その2)

2022-05-04 22:10:25 | 山歩き

9:40 御坂黒岳へ向けてリスタート

数分で渋滞(^_^;) どんべい峠方面から登ってくるハイカーと何度も出会った。

1回目のロープ場。先ほどに比べれば短くて簡単。ルートによって難易度が全然違う

すっかり忘れていたが、下るだけでなく何度もアップダウンがある。

小学生くらいの男の子、3,4歳くらいの女の子を連れた親子と出会った。先ほどのロープ場はどうするつもりなんだろう・・・

10:13 府駒山 ずいぶんかかったな~と思っていたら7年前も同じ感想だった(^_^;)

タチツボやミツバツチグリを撮りながら緩いアップダウンを繰り返して徐々に下った。

途中ですずらん群生地からのルートとの分岐を見つけた。どんべい峠から登ってくる人がやけに多いと思っていたが、このルートからの人が多いのだろうと分かった。知らなかったな~

10:37 どんべい峠へ

見える範囲で4台が停まっていた。これに乗ってきた人と先ほどすれ違った人を引き算すればすずらん群生地からの方が遥かに多い訳だ。

黒岳へGO!

早々に黒岳方面から下りて来たハイカーに出会い、小一時間前に釈迦ヶ岳で見かけたグループに抜かれた(^_^;)

小さなアップダウンを数回、アレはたしか下って広くなったところの筈だが・・・

よ~し、見つけた!!!

ドキドキ感MAXで直ぐに撮りたかったが、なにしろ風が強い。汗が冷えないようにウィンドブレーカーを羽織ってからデジイチを出した。風が強くてお花の撮影には不向きだが、日が当たっているのでい色になった。

そう、ここに咲くカタクリはダマさんとの思い出の場所なのだ。花の季節がずれていた今年も咲いていて良かった。なんだかじ~んと来た。あれからもう9年も経ったのかとレポを作りながら気づいた。

黒岳方面から下りて来た40代位の女性2人組に「ここにカタクリが咲いています」と声を掛けたところ、言われなかったら気づかなかったと大変喜んでくれた。彼女は黒岳への登りにスミレが沢山咲いていたと話し、スマホの画像を見せてくれた。

数分間デジイチを持って付近を散策したところ、そこそこ多くの株を発見できた。葉はそれ以上に沢山あり、先月の御前山よりは少ないだろうが、それなりの群落だろう。9年前の時点で随分減ったと書いているが、その後増えたのだろうか。

YAMAPの記録をスクショ。カタクリは休憩マークの辺り。4分と出ているが、実際にはもっと長かった。メインルートだし、隠さなくてもイイでしょ。

もう一枚。この後黒岳への急坂が待ち構えている訳だ。

その後はジグザグにつけられた急登(^_^;)

途中で2時間前、釈迦ヶ岳山頂で話をした男性ハイカーを抜いた。彼は相当きつそうだった。声を掛けると「休み休み行きます」とのこと。

中村さん達が設置したネット、H30年夏はこの中にレンゲショウマを見つけたっけ

11:59 ようやく登りが終わった。後は横移動だ。

誰も居ない山頂は通過して200m先の展望台へ。ここには数人のハイカーが居た。やはり人気ポイントだね。

正午過ぎでもこれだけ見えれば十分だ。ここからの眺めはより高度感があるんだよね。

釈迦ヶ岳ほどではないが、南アルプスがそこそこ見える。手前は節刀や十二ヶ岳だ。

赤石と悪沢

この時点では気づかなかったが、過去レポを見ると、HP時代も含めここから見る南アルプスの展望は一番良かったのかもしれない。懐かしいので貼ってみる。H19年GWはイオスで撮っている(画像)(画像)さらに、このときの格好を見ると今回と同じラガーシャツを着ている('◇')ゞ

頑張った御褒美!

ここは人気ポイントで山頂方向から、そして下から登ってきたハイカーが次々にやってきた。

そして先ほど追い越した釈迦ヶ岳で話した男性も到着した。彼は私と同じくすずらん群生地の駐車場に車があるはず、その後どういうルートで降りたのだろう。

12:27 リスタート

少し進んでから急下り!

少し先で最初のエイザンスミレを見つけた。そういえば先ほどのダマさんのカタクリ近辺で話した女性のスマホで見たなと思い出した。ここで撮ったものよりも少し先(下)の方が良かったので、それを載せる。

今度はマメザクラと富士が一緒に撮れるところを見つけた。釈迦ヶ岳、黒岳の山頂でも咲いており、それぞれ数枚撮ったのだが、咲き具合がイマイチで載せていない。ここは一番イイ感じだったので今度こそ載せる。

眼で見るとマメザクラと富士の両方にピンが合うのだが、カメラではこの表現になる。

マメザクラをズーム

さらにズーム

少し先でまたエイザンスミレを見つけた。これが一番イイ感じだった。

今度はタチツボ。沢山見かけたが、これはイイ感じだった

この時の気持ちにぴったりだね。

すずらん峠

下り一辺倒だと思っていたが、緩い上りもあった。

破風山。そうだよね。登らないとピークにつかないよね。ここはすっかり忘れていた。

ここから数分下ったところに開けたところがあり、ちょっと寄ってみた。

お、あれがツインテラスか。

ここの様子をパチリ。木々を伐採しないとこのようにはならないはずだ。展望の為?まさかね。

んん、この特徴的な葉、そして毛が生えている。なんだっけ・・・

気になったのでデジイチでも

帰宅して改めて検索し、アカネスミレと結論を出したが、あってるかな?

さらに下ってライブカメラ。あれれ、このソーラーパネルは以前は無かったぞ。

さらに下ってツインテラス。上がファーストなのか。

デジイチで

全体を撮りたくてさらに上へ。スマホの方が広角で撮れる。このように多くの観光客で賑わっていた。登山ウェアを着たハイカーはちらほら。

ちゃんと比較しなかったが、河口湖大橋がぎりぎり撮れるので、H29年5月同年11月と同じ場所だろう。当時の様子、カメラマニアのメッカだったが、随分イメージが変わったなぁ。

整備された道を少し進む

なるほど、こっちがセカンドテラスということか。ここの方が狭いし人も少ない。

予め調べておいた笛吹市HPにすずらん群生地へバスが出ていると載っており、スマホに入れてあったが、それを改めてみると運行は30分間隔だ。次の便までまだ余裕だが早めに行くことにした。

降り口は勿論整備されている

う~む、なるほどぉ・・・H28年H30年はこの付近でレンゲショウマの撮影を楽しんだのだが、これからはムリかなぁ

ここがバス停なのか。ここは概ね以前と同じだが、もう一般車は入れないらしい。

右側の小屋は最近出来た様子のバイオトイレ。

ベンチにはお年寄りの夫婦が座っており、順番待ちは階段に並ぶという不思議な様子だった。階段に座り、カメラのモニターを見ながら今日の記録を見ながら数分間待つことにした。後方から続々と観光客が並んだ。20人乗りのバスに乗れるのかな~

定刻にバスは到着し、多くの客を下ろした。

私も乗り込もうとすると私の格好に気づいたドライバーが、「これはすずらんには停まりません。停まるのは後ろです」と言われた。指示通り直ぐ後ろに来ていたバスへ向かうとそれには誰も乗っていなかった。

数分後、私一人を乗せたバスは出発した。運賃は200円なり

運ちゃんにツインテラスが出来る前はカメラマンのメッカで、自分は何度も来たことがあることを話したり、運ちゃんからはここを作るのに億の金がかかったことなどを聞いたりしながらクネクネした道を進んだ。数人のハイカーは歩いて下を目指していたが、彼らを横目に見ながら10分弱ですずらん群生地へ着いた。バス停には十数人がバスを待っていた。

降りてから少し離れ、その様子をパチリ

早朝は十数台だったが、この時間は広い駐車場にびっしり車が停まっていた。さすがはGW!

先ほど通ってきた道は3㎞ってことか。ツイッターを見るとツインテラス付近からの夜景や未明の風景がアップされていたが、そのために重~い機材を担いで3㎞歩く訳だ。う~ん、相当な気合が必要だなぁ

タントに荷物を置き、もう一度水洗トイレへ。戻ってから車内で着替えた。アラームを20分にセットして一休み。

(=_=)

アラームで起きてリフレッシュ。今度は風呂だ!

往路を戻り若彦トンネルをくぐった。そして、路肩の広い所へハザードを出して停めた。先ほどの駐車場は圏外なので、ここでスマホを操作しようということだ。先ずはツインテラスの速報をアップした。その後、ここから近い風呂を検索した。野天風呂天水がヒットするかと思いきや出てこない。レポを作りながら調べてみると閉館したようだ。他はホテルのお風呂だけのようだ。それならとちょっと離れているが、西湖のいずみの湯を目指すことにした。結構混雑した河口湖湖畔道路と西湖湖畔を走ること十数分で到着。車じゃないと無理なプランだね。

予想通りびっしり車が停まっていたが、どうにか停めることが出来た。

館内はそこそこの混み具合、脱衣場には「黙浴」のポスターが掲示されていた。初めて見る言葉だが、意味はすぐに分かった。

中へ入ると小学校に入る前位の男の子、女の子がきゃぁきゃぁと歓声を上げている。こういう時にお父さんは注意しないんだな、やれやれと思いつつ、これは黙浴とは程遠いと思ったりして・・・

身体を洗ったら早々に露天風呂へ。ここの露天風呂はそれ程熱くなく、のんびり入浴できるのでお気入りだ。数分間は静かだったが、20代、恐らく大学生の2人が入ってきたらおしゃべりが始まった。勿論露天だから感染の可能性は極めて低いが、彼らもあのポスターは見ている筈なんだがな~

それはともかく、腰から下をお湯に浸しての~んびりすることで、頑張って歩いた足を癒すことが出来たと思う。

入浴後、ここの食堂は美味しいことは分かって居たが、混雑しているので感染を怖がりながら過ごしたくない。外へ出ることにした。

タントに戻る際にここからの富士をパチリ。

無性に腹が減ってきた。三ツ峠登山口まで、小一時間はかかるだろう。それまで我慢できない!

結局国道139号に入ってすぐのセブンに寄って、コンビニ弁当の夕食となった。これでは先月のパール狙いの時と同じではないか(^_^;)

弁当だけでは野菜が無い。せめてもと思い、ほうれん草サラダを買い、半分だけ食べて翌朝の付け合わせとした。

その後は国道139号のヘアピンカーブを超え、トンネル手前を右折、またまたヘアピンカーブの連続を超えて登山口を目指した。

17時過ぎに着いた駐車場には先客が3台。それでも一番端が空いていたので、そこへ停めた。

明るいうちに翌日直ぐに出発できるように準備開始。タイオンダウンをザックに入れ、三脚をザックに付け、翌朝直ぐにお湯が沸かせるようにした。

調べておいた翌日の日の出時刻は4:50、逆算して3時過ぎには出発したい。それなら2時起きだ。アラームをセットした。寝袋をセットして歯を磨いたらすることが無い。18時前だが寝袋にもぐりこんだ。

 

こちらもご覧ください

YAMAP 山域別(富士五湖周辺) 花見のページ

 

 

 


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2 コメント

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cyu2さん (のぞむ)
2022-05-09 19:26:14
cyu2さんとダマさんが会ったのはH23年の伊豆オフ会でしたね。
http://nozomunew.web.fc2.com/aak03shinnenkai.html
その時のことを覚えていてくれて嬉しいです。

ダマさんが亡くなってから6年経ちました。その時に作ったレポのリンクです。
https://blog.goo.ne.jp/nozomunofujisan/e/d096d8b6122faaa3215599c9d9f4aff4

どんべい峠から黒岳を歩く際にダマさんのことを思い出しながら歩きました。
本当に大切な友人だったのだと改めて思いました。
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Unknown (cyu2)
2022-05-09 10:30:11
ダマさんのカタクリ・・・拝見してじーんとしちゃいました。
ほんとに、もう9年も経つんですね。
ツインテラスって何だろう?
バスが走るようになったんですか!
全然知らなかった~バスが走るなら私にもすずらん峠まで行けそう。
情報 ありがとうございます。
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