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ナチュラルにふぉとする

写真、コミュニケーション、英語、外国のこと…

めずらしいカニ・エビ

2008-08-08 17:48:55 | 能登


漁師さんからのプレゼント!
市場にでないめずらしいカニとえびらしいです。
網に入ったのを漁師さんがもちかえって、酒の肴にするとか。

丸蟹
小さいから食べにくいけれど、みそが濃く、みもいける。
お味噌汁にするとすごくうまかった。

ガタエビ(鉄砲えび)=はさみがあり、海のザリガニみたい
これも小さいけれど、甘い。おつまみによし。

トラエビ
から揚げにすると、おいしかった。

家族でいただきました!

し・あ・わ・せ 

生くちこ!

2008-03-24 21:56:21 | 能登


これ、生くちこです。能登のうまいものです。
能登穴水町の海でとれた赤なまこの卵巣&精巣で
繊細で上品な口当たり。磯の香りと甘味の絶妙なバランス。
う~~ん、うまい!

21日に都会からお客様をお招きして、能登人と交流するイベントがありました。
能登6会場で開催され、わたしはふるさと穴水町のに参加です。
日本の珍味かつ高級品のこのわたやくちこをふんだんに味わえて、それはそれは贅沢な体験。
関東からの客人たちも舌鼓を打ち、うれしいかぎり。
話も盛り上がり、楽しいひとときでした。

スタッフのみなさま、お疲れさまでした。



一瞬の光

2008-02-20 17:52:19 | 能登


能登の穴水町をでて金沢方面へむけて、国道249号線を走る。
この海沿いのくねくねした道がお気に入りです。

穴水を出たときには、吹雪いていた。
空も海もグレー。
カキ棚で作業をする船。
能登島にかかるツインブリッジのとが遠くにぼ~んやりと見えた。
それは幻想的な水墨画のよう。

車をとめて、モノクロフィルムで5分くらい撮影したかな。
急に太陽が出てきた。
とっさに、ポケットからデジを取り出した。
そのときは、撮ることに夢中でどんな風景だったか覚えていなかった。
車にもどると、また、雪がぱらついてきた。

帰宅してから、写真をみて鏡のような海の表情に気付いた。
雪の日の天候は変わりやすい。
うつろいもまた、いとをかし。
雪がもたらす風情が楽しい。

いい湯です♪

2008-02-18 14:25:56 | 能登

雪結構降りますね。

能登の輪島へ行ってきました。
すごく寒くて、体も足も冷え切ってしまい
帰りに温泉の足湯に立ち寄りました。
30分ほどじんのびあたたまると、足が軽くなりました。

翌朝は4時半起床だったんですが
目覚めすっきり!
足湯効果絶大です。
冬は本当にありがたい。

足湯は重蔵神社のおとなり。
朝市までも歩いていける距離で便利です。
なによりも、ただ!
地元のおじいちゃん、おばあちゃんでにぎわっていましたよ。
できることなら、毎日行きたいものです。

Happy New Year!

2008-01-06 16:21:14 | 能登
              



明けましておめでとうございます。

写真は、初夏の能登の海です。
穏やかで美しい1年であってくれたら。
そんな願いを込めて・・・
                             
今年もよろしくお願いします。


能登上布 その2

2007-10-25 11:17:06 | 能登
          

          

能登上布織元、山崎仁一さんの工房は、石川県羽咋市にあります。
金沢から車で、1時間もかからないので気楽にでかけてみました。
能登上布は、夏のきもの地です。
昔は農閑期の副業でしたが、今は一年を通じて作業が行われています。

■手織りのやさしさ

さっそく、ご自宅の後ろにある工房に案内していただきました。
中に入ると、機織りの音が心地よく響いています。
明治のものとも大正のものとも、山崎さんご自身、いつ頃作られたのかわからない古い器具でいっぱいです。
そんなレトロな空間からは、懐かしさやぬくもりを感じます。
織り子さんの作業を、ちらりと拝見。
足のペダルを踏むと経糸が上下に開き、その間の道に緯糸を通します。
ちょっとまちがうと、柄が合わなくなりそう・・・
根気と集中力がいる仕事ですね。

2階にあがると、織る前に糸を整えて染める作業をしていました。
染まった部分と染まらない部分を織り合わせてつくる絣模様。
能登上布は、ロールや櫛形の木型で押して染めるんですね。
上の写真は、小さい十文字のような蚊絣模様の経糸をロールで染めているところだそうです。
ミスがないか、何度も確認しながら、丁寧な作業が続きます。

■時代にあわせて進化する

能登上布のような伝統工芸は、ひたすら伝統を守る、守りの産業だと思っていました。
お話をうかがいながら、古い上布を見せていただくと
時代のニーズに合わせて、絶えず新しい試みをしてきたことがよくわかります。
今もなぜ、山崎さんは織り続けているのか。続けられるのか。
その答えも、大きな変化に対応して改革を実行したことにありました。

昭和50から60年代にかけて、きもの離れがさらに進むなか、日本人の体型も変化し、
多くの能登上布の織元が生産をやめてしまいました。
でも山崎さんはそれまでの並幅(約36センチ)の反物に加えて、
広幅(約40センチ)の生産ができる道具や器械に変えて需要に対応してゆく道を選びます。
織り続けてきた能登上布をこれからも愛し続ける、決断のときだったのですね。
「看板は絶対に下ろさない」
なごやかな会話のなかに発せられたひと言に、深い愛情と能登上布と生きていく覚悟を感じました。
山崎さんは最後の一軒の織元として、今の時代の感覚にあう小粋な上布を元気に織り続けています。

まだまだたくさんのお話をうかがい、ずいぶん長居をしてしまいました。
本当にありがとうございました。

興味のある方は、ぜひ工房に立ち寄って、生のお話と本物の上布に触れてみてください。

■アクセス
石川県指定無形文化財 本麻手織 能登上布 
織元 山崎仁一
石川県羽咋市下曽祢町(JR金丸駅ちかく)
tel/fax: 0767 26 0240
email: notojofu@p1.cnh.ne.jp
ウェブはこちらから

能登上布

2007-10-17 18:57:03 | 能登
やさしき能登の布~最後の織元を訪ねて    連載 その1

        

きもの好きな能登もん(者)としては、能登上布をひと目見たいとずっと思っていました。

上布とは高級な麻の織物のこと。夏用のきもの地で、ひんや~りとした感触とすけた織りの風合いが自然素材ならでは涼感を醸し出しています。本来ふだん着として着るものですが、能登上布らしい蚊絣や井桁模様は、上品で小粋。きりっとしたいい感じの大人の着こなしになります。

昭和初期の最盛期には全国で生産量ナンバーワンを誇った能登上布も、きもの離れにより、昭和60年頃には、ほとんどの織元が生産をやめてしまいました。現在は、一軒のみ。最後の織元、山崎仁一さんの工房が伝統の技を生かしつつ、今の感覚にあった能登上布を作り続けています。

お野菜だって、農家の方の顔写真付きで販売されているように、作り手を知ると、安心できますよね。きものもどんな人が作ったのか知ると、その魅力がもっと身近に感じられるような気がします。能登上布独特な技法や工程も知りたいし。柄の変遷とか、歴史的なことも知りたい。かなり貪欲な思いで、山崎さんの工房へ電話してみました。

電話にでた奥様は、快くOKしてくださり、最後に、技術力も財力もあった織元までなくなってしまったとぽろりともらしました。技術でもお金でもないなら、ずっと続けられる力とは何なんだろう?こんな疑問もひそかになげかけてみたくなりました。きもの好きだけでなく、いろんな人にとって、変化が早い今の時代を生きぬく参考になるように思います。

つづく・・・

次回は、工房を紹介します
お楽しみに~

えい貝

2007-08-30 15:59:17 | 能登


ついに、えい貝にめぐり会いました!

「海の幸紀行」を取材していたときに、輪島らしい海の幸は「えい貝」という話をききました。
「取り上げたいリスト」には入っていたものの。
取材させてくれる漁師さんに会えず、ついに連載も前号で終了・・・

そしたら偶然、先週。
輪島の能登の庄に泊まったら、えい貝がでてきました。
調理して身だけになっていたので、「貝殻をみせていただけませんか」とたのんだ。
そしたら、身もついて登場
炭火で焼いて、お味見までできたのでした

えい貝とは、正式に何貝かはわかりません。
味的には、ニュージーランドでとれるグリーンムール貝に似ています。
淡白なお味です。
殻をみると、大きなムール貝という感じです。

水揚げの量が減ってきたらしいのですが
「昔はえい貝とたまねぎを煮て食べた」と仲居さんが話してくれました。

ロスに住んでいたときに、グリーンムール貝を醤油+お酒で煮て食べていたことを思い出しました。
やっぱり、こういう味付けが合うのかなあ。
トマト+グリーンムール貝のパスタも作っていたっけ。懐かしい~

地元の人が知るおいしい海の幸。
新たなネタを仕込みました。ぐふ。
連載は終わっちゃったけど、食したときに、こちらで紹介します。
能登はほんとうに、うまいものがたくさんです

能登の庄で食べた「いしる(魚醤)」のすまし汁もおいしかった。
私、能登の女だから、いしるって子供のときからずっと食べているけど
すまし汁は初めてやった。
ぬるぬるのねぶた温泉のお湯もとってよかった。美肌になるかしらん