ナチュラルにふぉとする

写真、コミュニケーション、英語、外国のこと…

これまでの写真展・Exhibitions

2007-09-21 11:46:28 | Exhibitions
経歴書を写真つきのヴィジュアル版にしました。
写真をデジタル化したので
こちらでも紹介させていただきます。
海外で開催したexhibitionの雰囲気をみていただけたらと思います。
これまでのexhibitionは、招待展です。恵まれていました。




○ 1995 ナバホ @カリフォルニア州立大学アートギャラリーズ




○ 1998 Noto @カリフォルニア州立大学アートギャラリーズ




○ 1999 Noto @パシフィック・アジア美術館




○ 2002 フルブライト美術祭 @東京国際フォーラム




○ 2004 「吉野谷に生きる:和紙とのコラボ」@吉野工芸の里(県内)

新聞に掲載されました。

2007-05-24 00:28:05 | Exhibitions
写真展が21日から始まり、オープニング当日取材を受けました。
22日付け北國新聞29面に「穴水、輪島の良さ伝え」の見出しで掲載されました。
自分が書くものよりも、書かれる立場になった方が緊張してしまいますね。
取材の最後に、記者の方が「あなたのふるさとへの思いがわかった」と言ったので
どんな風になるか楽しみでした。
簡潔な文章のなかに、確かに私の心の部分がきちんと記されてます。よかった♪

写真展は、盛況のようです。

帰郷 Homeward Bound

2007-05-16 19:31:26 | Exhibitions
展示する能登の写真を撮影してから、かれこれ10年余りになります。
撮影年をチェックしながら、改めて長い時間の流れを感じました。

アメリカで先住民ナバホ族と暮らしているとき、赤茶けた大地の乾いた空気のなかにふるさとの風景が見え、それがきっかけで能登に帰り、能登の暮らしを撮り始めました。「能登」は、自分のルーツやアイデンティティを模索する、いわば自分探しの旅そのものです。

昔ながらの暮らしぶりが、普段着感覚で、気取らず、素直に続いているところがいいなと思います。集落の人が今まで大切にしてきたことを続けているお祭りが好きです。そこに住む人たちの思いが感じられるから。

能登の写真は、アメリカで2度、個展をする機会をえました。当時はまだ、日本といえば経済大国のイメージが強く、手作業による農作業など、昔ながらの暮らしぶりにアメリカの人たちが驚いていたのを思い出します。

写真展は、2~3年に1度やってきましたが、穴水で写真を見せるのは、ナバホの写真展以来10年ぶり。能登の写真を披露するのは、これが初めてになります。そういう意味では、久しぶりのお里帰りという感じがします。

写真展@穴水

2007-05-14 16:29:05 | Exhibitions

穴水名物ボラ待ちやぐら
最後の漁の風景。1996年撮影
今見ることができるのは観光用で、お人形さんがのっています


「ふるさと能登~日本の原風景」
今月は、故郷穴水町で開催します。

■5月21日(月)~6月1日(金)
■興能信用金庫 穴水支店(穴水町大町 穴水大宮近く)
■ギャラリートーク 5月21日 11:00~ 6月1日 14:00~

今回はスペースの関係で本当に小さな展示ですが、ベスト・オブ・ベストを披露したいと思います。

支店長さんの寛大な計らいで「ギャラリートーク」をさせていただくことになりました。といっても、30分ほど銀行業務に支障がない程度に柔軟にやりますので、美術館でのトークのようにいかないかもしれません。私は写真のそばにおりますので、お気軽に声をかけてくださいね。

銀行なので、写真だけ見に行くには、気が引ける。
そうなのよねぇ。
でも写真だけ見に来ても、捕まることはないので。お立ち寄りくださいませ。


懐かしい能登

2007-04-23 15:25:46 | Exhibitions


「あら~懐かしい」
写真をみるなり、大きな声をあげるおばちゃんたち。
エブリ(農具)を使った田ならしやハザ干しなどの昔ながらの農作業や祭りの神事など、展示した写真はどこにでもある能登の日常の風景。「能登の写真展やから」と新聞で知って、来てくださった金沢在住の能登出身の方が多く、年齢層はかなり高い。写真を前に、来場者たちは子供の頃の思い出を追体験しているようだった。

ふらりと入って来た人も、花嫁の後ろ姿の写真をみて、突如「わたしもこんなんしたわ」と自分の結婚式のときのことを話し出した。

今回は、見てくれる人たちと対話をしながら、「写真展を作る」というのが、私の小さな試みだった。写真がもとで見る人たちの物語が広がればいいなと思っていた。こちらから話しかけて、ことばを引き出した。

「エブリでようやった。これすると腰ひどいげんちゃ」

還暦間近の女性がいう。
「年を取るごとにふるさとへの思いが深くなって。こんなふうになるとは思わなかった。特に震災をきっかけに思いは深くなったんです。」
車の運転ができず、ひとりで能登へ帰ることも簡単にできないらしく、望郷の思いがこみ上げてくるのか、話がとまらない。
「写真展をみて、能登を旅した感じ。元気でました」と言って、笑いながら去って行った。

復興支援のために、自分に何ができるか。できることからはじめよう。そんな思いで開いた写真展だけど、内心、写真で何ができるのか。不安もあった。来場者の笑顔をみると経済支援は必要だけど、お金がすべてじゃないと実感。たとえお金があっても、心が疲れてやる気や元気がないと何も行動を起こせないもの。ふるさとを身近に感じることは癒しにも喜びにもなる。楽しい、幸せ、うれしい。そんなポジティブな気は行動の源になる。

ふるさとへの思いを金沢に住む能登人と共有できて、有意義な写真展だったと思う。

写真展に足を運んでくれた友人・知人のみなさま、本当にありがとうございました。すごくうれしくて、元気でました。

最後になりましたが、「金沢からふるさとへの思いを発信せな」と志を同じくするなんぼ家好太郎さま、横安江町商店街振興組合さま、よい機会を与えていただき、感謝してます。ありがとうございました。

「ふるさと能登」写真展、来月は、my hometown 穴水町で開催です。

能登の写真展をします

2007-04-15 20:11:55 | Exhibitions

先月の能登半島地震で大きな被害を受けたふるさと能登。
能登には日本のふるさとの原風景を彷彿させる美しい景観がたくさん残っています。
こういう時にこそ、元気な能登。美しい能登を伝えたい。

ふるさとへの思いと復興への願いをこめて、小さな写真展を開きます。
日常の暮らしの美をテーマに撮影してきたものを展示します。
作品はすべて、モノクロ銀塩プリントです。
新作ではありませんが、県内での発表はこれが初めてです。

この写真展は、横安江町商店街振興組合様のご協力をえて
「金澤表参道一周年祭」にあわせて開催されます。
能登のおいしい食を紹介する「まいもん(うまいもの)広場」もあります。
金沢でおいしい能登。美しい能登を味わっていただければ、幸いです。

   ■ ■ ■

「ふるさと能登・日本の原風景」
2007年4月21日 11時~16時 4月22日 10時~16時
石川県金沢市 金澤表参道(横安江町商店街) いちょう館 1階(東別院隣)

両日とも会場にいます。
気軽にお立ち寄りください。
待ってま~す。