ナチュラルにふぉとする

写真、コミュニケーション、英語、外国のこと…

話し方、英語っぽい?

2008-04-02 18:31:33 | 英語・コミュニケーション
今日、「○○はどこへ行けばいいですか?」と見ず知らずの女性にきいて
二言三言話したら、
「英語を使ったお仕事されているんですか?」といきなりきかれてしまった。
わたしのことなど何も知らない方だったのに。

カタカナ語はひとつも使わなかったはず…。
その方からは「わかりますよ」と念をおされて
なんで???
そんなことをはっきりと言われたのは、初めてなので、気になります。
英語話す日本人の日本語って、何か共通する特徴があるってことなのかな?

確かに帰ってきてしばらくは、英語が先に出てきて、
日本語で話すときは訳しているような感じだったし、英語の方が楽だった。
話すときには、カタカナ語(英単語)がたくさん混ざらないように、かなり意識していたのですが。
今は、ちゃんと日本語で考えて話しているし。
1年ほど前だったか、友達に、帰ってきたときとくれべると、
日本語らしく話すようになったと言われて、安心していた。
文章、変なのかな?それとも発音?話し方?
ふつうに日本語話していると思っているの自分だけなのかな?
(すごく仲良しのお友達やリラックスしているときは、相手との関係によって、
いろんな国のことばが自然と混ざります)

ことばのことを考えると、脳ってすごく柔軟で、不思議なものだとおもう。

通訳

2007-12-20 15:04:12 | 英語・コミュニケーション
美大で通訳をしました。
ベルギーの美術大学の先生の講演会です。
写真家・映像作家であるその先生は、今ヨーロッパで注目されている1分映画やパノラマプロジェクトについて、先週と今週とで、2度講演しました。
1分間映画には、映画の黎明期の1分間映画(当時は1分しか撮影できなかった)がもとになっています。
また、パノラマ作品は、映画が生まれる以前、18世紀ヨーロッパで大流行したパノラマ(屋内で全景を見せてたのしませる絵画装置)がもとになっています。
現在制作されている作品は、テーマもテクニックも現代的ですが、どちらもヨーロッパの美術史がしっかりとした土台になっていることが、興味深く感じました。
通訳は、とてもむずかしい仕事ですが、個人的にもとても興味ある内容。
ヨーロッパのアートを身近に感じることができ、よい刺激となりました。
こんな講演会がきけるなんて、美大の学生さんがうらやましい・・・

英文・・・

2007-11-29 19:01:59 | 英語・コミュニケーション

人に審査される英語の文章を書くことになった。
10年ぐらいぶり???
数字にすると、ごぶさたぶりが、じ~~~んとくる。
で、書こうとしたら、ことばが出てこなかった。
長い休止状態から、いきなりすらすらとはいかないんだよね。

ことばについては、楽観的。
使わざるをえない状況がくれば、どうにかなるでしょうと。
でも書くのは、やっぱり、むずかしいなあ。
いきなりには、うまく対応できない。
それでも、苦しみながら書いていると、だんだん調子はアップはしたけど。
昔書いたものを掘り出してみたら、アンビリーバブル。とほほ・・・
でも、とにかく、書きました。出さなきゃいけないから。

きちんとしたコンセプトやディープな考えを英語で書く練習をおこたってはいけないなあ。
ことばは使ってないとだめ。
書くことも、習慣にしないとだめ。

でも救いはある。
やっていると、うまくなるからね。

英語を生かして働く

2007-07-04 18:04:56 | 英語・コミュニケーション
先週、大学の「英文科キャリアトークシリーズ International Careers Using English」のクラスでお話しました。英語を生かすという視点で話してほしいというので、留学時代に英語を使ってインターンとして働くところから現在の仕事までをざっと話ました。

トーク後、ある学生から「英語をツールとして使っていることに感動しました。まだ何をしたいかわかりませんが、自分も・・・」といわれ、はっとしました。私自身、英語をどう生かすべきか、長い間迷っていたことを思い出したからです。

結局どうしたかというと、できることからやってみて、考え、さらに行動する。この繰り返しです。試行錯誤の連続で賢い方じゃないから、お勧めできる方法ではないかもしれません(笑)

で、大学卒業後はとりあえず英語を使う仕事がしたくて、電子部品メーカーに就職し、技術関係の翻訳をしました。ここでの大きなミステイクは、理系の分野だったことです。そもそも、苦手な事に愛着がもてるわけがない。若気の至りです。そしてまた、翻訳という作業も、やってみて向いていないとわかりました。

その後の経験で、人と人の直接の会話の仲立ちをする通訳の方が好きだとわかりました。文字をながめているよりも、人と向き合って話す方が得意です。でも、自分の意見や考えを表現することがない通訳をフルタイムで一生やり続けることも想像できませんでした。

通訳するよりは、自分で英語でインタビューする方がはるかに好きです。もちろんそれは、日本語であっても好きなことだからでしょう。というわけで結局、取材して、伝えるという仕事を日本語と英語でやるということにおさまりました。

でもそれは、英語を使いたいからが一番の理由ではなく、いろんな文化を学び、いろんな国の人と知り合いたいからです。「文化の架け橋」になることが自分のやりたい仕事で、その内容はいろいろありますが、それをやり続け、そんな機会を求めていると必然的に英語を使う場面がある。そんな感じがします。

昨日のNHK教育の語学番組「テレビで留学!」でおもしろいことばが出てきました。
"stick-to-it-iveness" (スティック トゥ イットゥ イヴネス)
「諦めないでやり続ける能力」という意味です。

今の自分があるのは、「・・・をやりたい」という気持ちを持続させ、それをやってきたから。答えは案外シンプルで単純なことだったのかもしれませんね。

実は英文科卒です

2007-06-22 15:55:56 | 英語・コミュニケーション
雑誌の編集者に「来週は母校の大学で英語を生かして仕事することについて話すんですよ」というと、「そんな切り口もあるんだ」と返ってきた。
ん~。長年お仕事させていただいているのに、彼らのなかでは、インディアンと生活していたイメージが強烈すぎるんだろうなあ。英語やアメリカ生活のエッセイ書いても覚えてないみたい。

今回は、将来英語を使って仕事することをめざす英文科の学生向けなので、異文化コミュニケーションについて現実的、実践的なお話をしようと思ってます。アメリカのメディアで訓練を受け、少し仕事してましたから、留学、ジャーナリストになるステップ、売り込み方、プレゼンのための英語などなど。

あとは、アメリカで起きた数々のプチサクセスストーリーから、前向きにがんばる精神を学んだこと。美術館での初個展が熨斗袋付きでやってきたこと。美術館スタッフとのコミュニケーション。地域密着なアートのあり方。

そして、地方でもグローバル。

英語で仕事する魅力って何だろう?
本番までにまとめないと・・・

日英のあいだで

2007-06-21 21:56:12 | 英語・コミュニケーション
英語圏の方から、ランチに誘われ、お仕事の話をした。
ランチミーティングってやつです。

日本にいて英語で話すときは、ちょっと日本語感覚になってしまう。
いや、所詮日本人だから。
きちんと話すべきことをあいまいな表現使ってしまっているなあ。
話ながら、気付くんだよね。
ちゃんと、的確なことばにしないと。
全部ことばにしなければいけないのも、話していて正直「疲れるなあ」と思ったりもする。
コミュニケーション。ことばの使い方。う~ん。むずかしい。

英語力をkeepする

2007-06-17 16:41:00 | 英語・コミュニケーション
日米草の根交流サミットが能登で開催され、知人から通訳のお手伝いをたのまれました。そこで会った日本の方から、「帰国して10年以上になるんでしょ。よく英語力が衰えないわね」と言われたものの・・・

実際は、衰えてます。知っているはずの単語が出てこないことは、そりや、ありますよ。そんなときは、自分でもやば!って思います。

ただ意識してやっていることが3つあります。

■英語は耳から
毎日少なくとも1時間は、英語をきく。7時か9時のニュースは英語(副音声)できいて、時事関係のことばは英語と日本語の両方で覚えてます。もちろん、海外のニュースもみます。

日本語も英語も時代とともに、新しいことばが生まれます。その両方を覚えないといけないのは、もう運命というか。腐れ縁というか。

ちなみに、
携帯のメール=text message
hostile takeover=敵対的買収

海外ドラマや映画ももちろん英語。わからない単語があっても、気にしない。それでも楽しめますからね。

■使う環境づくり
習うより、慣れろ。ことばは、車の運転みたいなものだと思う。勉強する段階はとっとと卒業して、とにかく使う。高校生のときから、原書で小説読んで、英語で日記書いて。英語で留学生の友達と話してた。

今は、一番手っ取り早いのは、仕事で英語を使うこと。こうすると、自然と勉強しますからね。怠慢にならないような状況を自分で作っているというわけです。

地方都市にいても、英語を使うことって、あります。年初から数ヶ月はオーストラリアの人と仕事していたし。そのあと、スイス人、来週は、カナダの人と打ち合わせ。来月は、アメリカ人を教える。Not bad?

今年は自由になる時間ができたから、international projectを復活させたいと思って、いろいろ調べたり、コンタクトをとったりしていると、英語を読むこと、書くことが自然と増える。

■記憶力の衰えと付き合う
年齢には勝てない。だから、勝とうなんてしません。若いときみたいに、見ているだけで、英単語がいくつも頭に焼きついた時代はもう終了。だから、忘れる前に何度も復習です。単語ノートがあって、時折、見返しては覚えなおす。年齢にあった付き合い方ってやつでしょうか。無理せず。気楽に。楽しく。