間もなく東日本大震災から1年が経とうとしています。
この1年は本当に地震が多く、改めて日本という国は地震大国なんだなぁという事が
認識された1年でした。
無責任な東京電力と無能な政府により大規模災害(人災)となった東日本大震災だけど、
一方で自衛隊など災害派遣された人々が活躍したニュースも世界的に知れ渡りました。
でも、震災派遣された人々に深刻な影が落とされているようです。
⇒ 震災派遣の自衛隊員、トラウマ・うつ発症の恐れ(読売新聞) - goo ニュース
うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)の心配が懸念されています。
テレビでは決して移せない悲劇的な惨状が彼らの眼前に広がっていた事は
容易に想像できます。
史上最大規模で現場で奮闘した自衛隊員には本当に頭が下がります。
ところが、その一方で原発事故を深刻な状態にした張本人である東京電力や
まるで震災復興を妨害するように無能ぶりを露呈した日本政府には憤りを感じます。
東電に対しては一部の株主が歴代の責任者(旧経営陣)を相手取り、巨額な株主代表訴訟を
起こしました。
何やら民主党政権(野田政権)は東電の責任をうやむやにしようとする動きが
見られます。
段々とあれだけの震災にも関わらず、過去の出来事になっていっているようだけど、
私たちはまだ風化させてはなりませんね。
震災から1年経つ今だからこそ、過去の政策や当時の出来事について
今一度考える必要がありますね。