のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

練馬で小三治独演会

2010-11-15 22:36:45 | 落語会に行ってきた
またまた柳家小三治師匠の会に行ってきました。

【柳家小三治独演会】
11月15日(月)開演19時
於・練馬文化センター 大ホール

まくらは先週末の吉祥寺の会と同様、
少し前に亡くなられた
師匠の義兄さんのエピソードから。

義兄さんのバリバリのクリスチャンぶり。
特定の宗教のみ妄信する者の滑稽さを
絶妙な間合いで、おもしろ可笑しく語る師匠。

わかるわかる!
のり屋のバーサンの知り合いにもいるよ。
信仰心が度を超して、
まわりが見えなくなってる人

それにしても、
人様の死で、こんなにバカ笑いしていいのか…
不謹慎と知りつつ、お腹をかかえる。

もしかして、本題は『宗論』?

って、そんなに単純じゃないか。

次は、師匠が中2の頃、
つきあっていた女の子の話へ。

青春映画になりそうな、
初恋→江ノ島→サイクリング物語に
胸キュン

で、まくらはどこまで脱線してゆくの?

と思ったら、実は脱線してなくて、
その初恋ストーリーの手助け役に、
しっかり義兄さんが登場

宗教問題ではコケ(?)にしながらも、
義兄さんへの感謝の意を表した、
追悼まくら(?)なのだった。

う~ん、深い…。

しかし、まだまだ、まくらはつづき、
吉原の話へ。

本題は郭ネタ。
棺桶が登場する『付き馬』だった。

葬式つながり?
そうきたか。。。

一席目はたっぷり聴かせ、
休憩をはさんで、
二席目はおなじみの『小言念仏』。
宗教ネタだ~。

あちこち寄り道するかのように、
とりとめなく、つづいていたまくらが
結局ぜんぶ、本題につながった瞬間

これは計算なのか、偶然なのか。
(一席目の手ぬぐいの柄が、
「吉原つなぎ」だったのは見たけど)

もう、さすがとしか言いようのない小三治師匠、
次はいよいよ・・・

半分、楽しみ、半分…???

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