村山由佳さんの「遥かなる水の音」
「僕が死んだら、その灰をサハラにまいてくれないかな」
という弟の遺言を叶える為に同行者3人でサハラまで
旅をする話です。
あまり知らなかったイスラムの国の習慣や市場の様子
などがたくさん出てきます。
著者も全く同じルートで実際に旅をしたそうです
先日買った乾くるみさんの
「イニシエーション・ラブ」
「最後の2行で本書は全く違った物語に変貌する」という
文章に惹かれて読み始めましたが、最後の2行が早く
読みたくて一気読みしました
それまではごくフツーの青春ストーリー
そしていよいよ最後の2行
ん?一気にワケが分からなくなりました
そして所々見返す事に・・・
さすが「必ず2回読みたくなる本」
そして、「なるほど、そういう事だったのね」
途中あれっと思った違和感は多少ありましたが、最後の
2行読みたさに一気にきてしまったので、まんまと
引っかかりました
でもよくよく考えるとちょっと恐い