昨日、おとといの雨で少し寒くなりました。
今日のお休みは、久々のひとりで、伸びの~び。でも、床掃除に明け暮れた1日でした。
砂でざらざら、足型ペタペタ。最悪・・・
レオままがぞうきん持って床を拭いてる頃、2Fでレオとクロは珍しく猫団子で寝てました。
”思い出のにゃん”も、今回でとうとう最終回です。
ラストを飾るのは「ゆきちゃん」です。
ゆきちゃんがレオまま家に現れたのは、2006年6月半ば。
気のせいか、時々猫の声が聞こえるような気がするけど、姿は見えず・・・
そんな日が2日ほど続いていたとき、旦那がバイクに乗るからと物置のヘルメットに手を伸ばした。
その瞬間、手にフワフワした感触があり、白い物体が走り去って行きました。
今の、もしかして猫?やっぱり猫?
呼びかけても、餌でつっても姿を見せません。でも、外に置いた餌は確実に減ってます。
警戒心が強い野良猫なんでしょう。でも、子猫だったら・・・
どうしても確かめたくて、餌を玄関先に置きました。ここなら夜でも、センサーライトが点いて
リビングの窓から様子が見れるんです。
そして、とうとう餌を食べてる現場を押さえました。まだ子猫です、それも真っ白のかわいい子。
何日かそのまま様子を見守っていましたが、レオくんと相性がよければ飼ってやりたいと思い
接触を試みますが、人間にはまったく近づいてくれません。
でも、知らないうちに外で、レオくんにくっついてちょろちょろしているのを見かけるようになりました。
そして、ある日レオくんが、その白い子猫を咥えてうちに帰ってきました。まるで母親きどりです。
その日を境に、レオくんと一緒なら時々家に入ってくるようになりました。
「ここんちの子になれよ」とでも、レオくんに言われたのかなぁ・・・
相変わらず、一定の距離以上は近づけなかったけど、レオくんと一緒にちくわを食べてる隙に
ほんの一瞬触ることができました。
威嚇したり逃げたりしなかったので、これは望みがあるかも・・・
ママもおっちゃんも怖くないんだよってわかってもらうため、子猫の前で
レオくんを一生懸命なでて、かわいがりました。
きっとレオくんも、ママは優しいんだよって伝えてくれたんだと思う。
2週間を過ぎた頃には、ごはんだけは我が家で当たり前のように食べるようになりました。
3週間目には2Fの寝室にも上がってくるようになりました。もちろんレオと一緒ですが・・・
2匹寄り添って寝ているときは、なでてあげられるようになりました。
もう、大丈夫かな?うちの子になれそうかな?そう思って、名前をつけてあげることにしました。
飼えるかどうかわからないのに、名前をつけたら情がわいて、別れが辛くなりそうだったので
それまでは名無しのごんべぇさんだったのです。
雪のように真っ白いからおまえは”ゆきちゃん”だよ~
それからはぐんと距離も縮まって、抱っこは無理だけど、すりすりしてくれるまでになりました。
ところが、”ゆきちゃん”と呼び始めて10日ほどたったころ、夜はいつもベッドで寝ていたのに
夜中に姿が見えなかった。明け方、レオくんが雨に濡れてびしょびしょで啼きながら帰ってきた。
なんか嫌な予感・・・旦那と表に出てみた。レオくんもついてきた。
家の東側の道路の真ん中にゆきちゃんが横たわっていた。
早くおうちに連れてかえらなきゃ・・・思いながらも、呆然としている間にカラスが近くに寄ってきた。
すると、レオくんがカラスを追い払い、ゆきちゃんのそばに行って体を舐め始めました。
雨は降ってるし、車も通るし・・・レオくんがびしょびしょだったのはそうやってゆきちゃんを
守ってたからなんだと思うと、悲しくて、いとおしくて・・・涙が止まらなかった。
レオくんに、ゆきちゃんと一緒におうちに入ろうと声をかけ、ゆきちゃんを抱き上げたら
もう、冷たい体は硬くなってました。
でも、外傷もなく真っ白できれいなまんま。眠ってるような顔でした。
きれいに体を拭いてあげて、最後のお別れをしました。
おまえ、やっと幸せになれそうだったのに・・・おいしいごはんを食べて、あったかいベッドで
お母さんと寝てる気分を味わって、これからもっともっと楽しいことがいっぱい待ってたのに・・・
名前をつけてあげて10日あまり・・・やっと飼い猫らしくなってきたところだったのに。
不憫だなと思ったけど、この1ヶ月はしあわせだったよね。そう思うことにしました。
7月21日の朝のこと、 あんちゃんのそばに亡骸を埋めてあげました。
淋しくないよね~、ひとりぼっちじゃないよ、そこからだといつもみんなが見えるでしょ?
しばらくは、レオくんがゆきちゃんを探してるようで落ち着かないのを見るのが辛かったなぁ・・・
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