師匠の通信簿（その２３）祝卒業

皆様、高いところから失礼します
６年前の今日、ぼくはレオままんちの子になりました


只今１０月９日午後１０時３５分
レオまま、ギリギリ思い出したようです



そうです、今日はクロくんの６回目のうちの子記念日だった
先月の終わりごろから気にしていたわりには、毎年こんなパターンが多いのよねぇ




野良の母ちゃんから生まれ、人間は怖いぞ
とにかく近づいちゃダメ、見たら逃げるのよ
そう教えられたのでしょうか？
初めは凶暴で、頭を撫でることもできなかった
正直、仔猫らしい可愛さを感じることもなかった



最初の冬はリビングの猫ベッドでぽつんとひとり寝ていた師匠
人間には慣れてくれなかったけど、先住のレオには徐々に心を開いてくれたのが救い

２年目の冬は寝室まで入ってくるようになったね
でも、遠慮して人間ベッドに上がってくることはなかった

３年目はベッドの上に、そしてレオとお布団の中に入ってくるまでに・・・
どんどん慣れてくれて、レオがいれば普通に家猫っぽくなってきていたのに

４年目、レオが亡くなって間もなく、クロくんにとっては悪夢のような過酷な家猫修行が始まった
せっかく私との絆が芽生えかけていたのに、お外に出られない生活が始まった途端
信頼関係は崩れ、最初に逆戻り
いや、最初よりも悪くなってたかもしれない

あれから２年半、師匠と二人三脚で頑張りました
もちろん、レオの見守りがあったからこそだと思うけど
お盆の頃からあまりお外に出たいとアピールしなくなった師匠
時間はかかったけれど、師匠はもうお外に出ないって決心したかのよう



本当に不思議だけど、脱走を試みるわけでもなく
お外に出ないことを師匠が決めたとしか思えないような行動です
散歩がなくなって、嬉しいような淋しいような複雑な気持ちだったけど
師匠の決心を褒めてあげないといけないですね
もともと私が望んでいたことを師匠が叶えてくれたんだもんね



うちの子記念日と同時に家猫修行の卒業を認めてあげたいと思います





そんな師匠は、猫らしく最近よく寝るようになりました




タワーのてっぺんで、こんなに可愛い寝顔を見せてくれます




居ないなぁと思ったら、巣箱にもちょこちょこ入ってるよね？
光の加減で、なかなかうまく撮れなくて、何枚も挑戦




まだ撮るの？




わっ、近いっ




たくさん撮ってみたけど、思うような写真は撮れず
あげくはこれが１番見たまんま




もうちょっと写真の撮りやすいところで寝てくれん？




来年はどんなうちの子記念日の記事になるかなぁ






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