ママ、久しぶりだね。みんな元気かなぁ?
僕がお空に旅立ってから、もう21年もたっちゃったよ。
今だからうち明けるけどさ、僕の本当のお母さんは随分歳を取ってから、僕たちを
産んだもんだから、僕とちゃぁの2匹しか生まれなかったんだよ。
よそのおうちにもらわれるって聞いた時、ちゃぁと離ればなれになるのかと思って
すっごくドキドキして、不安だった。
だけど、新しいママは僕たちを一緒に引き取ってくれた。
それが、どんなに嬉しかったか・・・
これからもずっと、ちゃぁと一緒に居られる。ちゃぁと2人ならがんばって行けるって・・・
だから、新しいママに2人でいっぱい幸せを届けてあげようって思ったんだ。
僕たちがママの子になってから、毎週土曜日の休みには車に乗って、ママの実家に行ったよね。
トイレとごはんとお皿と・・・ぜ~んぶ持ち込み。
初めて行ったときは緊張したけど、おかげで、トイレも失敗しなかったし、安心して遊べた。
最初は、車に乗るのが嫌だったけど、しばらくして僕は気が付いたんだ。
僕たちがそこに行くのは、とっても大事な役目だったってことにね。
ママの弟が亡くなってしまって、お父さんもお母さんも深い悲しみに沈んでた。
どんな言葉をかけても、心は癒されなかったんだね。
でも、僕たちが遊びに行くことで、笑い顔が見えるようになって、とってもうれしかったよ。
気の利いた言葉も話せない、小さな僕たちでも力になれるんだって思ったら、
ますます、行くのが楽しくなった。
車に乗るのも大好きになったんだよ。
アパートに居たとき、窓の隙間に板をはめて、おっちゃんが出入り口を作ってくれた。
お陰で、昼間お留守番の時も、遊びに行けて楽しかった。怖い思いもしたことあるけど
何より、友達や彼女ができたもんね(ウシシ)
だけど、一つ注文をつけると、窓の下に置いてくれた階段代わりのスチールのロッカー・・・
あれの上が熱くてさぁ~、夏になったら足の裏をやけどしちゃうよねってちゃぁと話してたら
ママが人工芝をひいてくれた。さすがママ!って感心したんだよ。
僕たちに友達ができた時は、首輪に付けてくれた手紙のやりとりでママもお友達ができたし
田んぼや公園の散歩や追いかけごっこも・・・ちゃぁと2人で、ママの背中に乗って傷だらけにしたことも・・・
楽しい思い出がいっぱいあるんだ。
だけど、最後の3ヶ月くらいは、僕とちゃぁの悪い病気のせいで、ママにたくさん迷惑をかけてごめんなさい。
おうちに帰らない日もあったけど、具合が悪くなったらママと黒ひげ先生が助けてくれるって思ってたから
いつも、がんばっておうちに帰ったんだよ。
ベッドの布団やこたつ布団、いろんな所で粗相をしてしまった僕をママは叱らなかった。
病院に行く車の中で、シートにおしっこしちゃった時も、怒らなかったね。
助手席のシートをはずして洗って、何日も干してたっけ・・・
あれを見ると、さすがに僕も申し訳なかった。
安楽死の話が出たときも、僕 頑張って、何度も復活したでしょ?
自分でも不思議だったけど、なぜだか頑張れたんだよ。
だけどね、ママとママの家族がだんだん元気に明るくなってくれて、
僕はほっとして、気が抜けちゃったのかな?
僕の命の灯りが消えちゃった・・・ ママ、ごめんね。
でも、僕は本当に幸せだったんだ。
ずっと一緒にちゃぁと過ごせた、僕の2年8ヶ月
生まれてきた意味を感じる事ができたしね・・・
ちゃぁも2週間後にはお空にきてくれた。
やっぱり、僕のそばがいいんだ・・・
今じゃぁ、みんなこっちで元気に楽しくやってるよ~
そして、今ママのそばにいるレオやクロくんのことも、ちゃ~んと見守ってるからね。
ママ、何があってもファイトだぞー!
僕たちが付いてるぜ!
~星になったクロより~
6月23日は初代クロくんの命日であり、レオを育てたみーちゃんがいなくなった日でもあります。
私たち夫婦にとってはいろいろと思い出深い日。ちょっとしんみりしてしまいましたが、
もう、涙を流すことはありません。いつも心の中に元気でいます。
ちょっと長旅に出てるだけって感じかなぁ。。。
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僕がお空に旅立ってから、もう21年もたっちゃったよ。
今だからうち明けるけどさ、僕の本当のお母さんは随分歳を取ってから、僕たちを
産んだもんだから、僕とちゃぁの2匹しか生まれなかったんだよ。
よそのおうちにもらわれるって聞いた時、ちゃぁと離ればなれになるのかと思って
すっごくドキドキして、不安だった。
だけど、新しいママは僕たちを一緒に引き取ってくれた。
それが、どんなに嬉しかったか・・・
これからもずっと、ちゃぁと一緒に居られる。ちゃぁと2人ならがんばって行けるって・・・
だから、新しいママに2人でいっぱい幸せを届けてあげようって思ったんだ。
僕たちがママの子になってから、毎週土曜日の休みには車に乗って、ママの実家に行ったよね。
トイレとごはんとお皿と・・・ぜ~んぶ持ち込み。
初めて行ったときは緊張したけど、おかげで、トイレも失敗しなかったし、安心して遊べた。
最初は、車に乗るのが嫌だったけど、しばらくして僕は気が付いたんだ。
僕たちがそこに行くのは、とっても大事な役目だったってことにね。
ママの弟が亡くなってしまって、お父さんもお母さんも深い悲しみに沈んでた。
どんな言葉をかけても、心は癒されなかったんだね。
でも、僕たちが遊びに行くことで、笑い顔が見えるようになって、とってもうれしかったよ。
気の利いた言葉も話せない、小さな僕たちでも力になれるんだって思ったら、
ますます、行くのが楽しくなった。
車に乗るのも大好きになったんだよ。
アパートに居たとき、窓の隙間に板をはめて、おっちゃんが出入り口を作ってくれた。
お陰で、昼間お留守番の時も、遊びに行けて楽しかった。怖い思いもしたことあるけど
何より、友達や彼女ができたもんね(ウシシ)
だけど、一つ注文をつけると、窓の下に置いてくれた階段代わりのスチールのロッカー・・・
あれの上が熱くてさぁ~、夏になったら足の裏をやけどしちゃうよねってちゃぁと話してたら
ママが人工芝をひいてくれた。さすがママ!って感心したんだよ。
僕たちに友達ができた時は、首輪に付けてくれた手紙のやりとりでママもお友達ができたし
田んぼや公園の散歩や追いかけごっこも・・・ちゃぁと2人で、ママの背中に乗って傷だらけにしたことも・・・
楽しい思い出がいっぱいあるんだ。
だけど、最後の3ヶ月くらいは、僕とちゃぁの悪い病気のせいで、ママにたくさん迷惑をかけてごめんなさい。
おうちに帰らない日もあったけど、具合が悪くなったらママと黒ひげ先生が助けてくれるって思ってたから
いつも、がんばっておうちに帰ったんだよ。
ベッドの布団やこたつ布団、いろんな所で粗相をしてしまった僕をママは叱らなかった。
病院に行く車の中で、シートにおしっこしちゃった時も、怒らなかったね。
助手席のシートをはずして洗って、何日も干してたっけ・・・
あれを見ると、さすがに僕も申し訳なかった。
安楽死の話が出たときも、僕 頑張って、何度も復活したでしょ?
自分でも不思議だったけど、なぜだか頑張れたんだよ。
だけどね、ママとママの家族がだんだん元気に明るくなってくれて、
僕はほっとして、気が抜けちゃったのかな?
僕の命の灯りが消えちゃった・・・ ママ、ごめんね。
でも、僕は本当に幸せだったんだ。
ずっと一緒にちゃぁと過ごせた、僕の2年8ヶ月
生まれてきた意味を感じる事ができたしね・・・
ちゃぁも2週間後にはお空にきてくれた。
やっぱり、僕のそばがいいんだ・・・
今じゃぁ、みんなこっちで元気に楽しくやってるよ~
そして、今ママのそばにいるレオやクロくんのことも、ちゃ~んと見守ってるからね。
ママ、何があってもファイトだぞー!
僕たちが付いてるぜ!
~星になったクロより~
6月23日は初代クロくんの命日であり、レオを育てたみーちゃんがいなくなった日でもあります。
私たち夫婦にとってはいろいろと思い出深い日。ちょっとしんみりしてしまいましたが、
もう、涙を流すことはありません。いつも心の中に元気でいます。
ちょっと長旅に出てるだけって感じかなぁ。。。
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