10/5 東京で行われたバレエコンクール
『JBC PREPARATION 東京2019』
小学校高学年部門
において、リトルクラスの宮㟢新菜ちゃんが☆第6位入賞☆を致しました。
この部門は小学4年生から6年生までの部門で、新菜ちゃんは一番下の学年。そして彼女は初めてのコンクールです。
昨年夏、お母様からコンクールに出場希望のお話を頂き、今年1月から彼女と私 二人きりのプライベートレッスンで練習をしてきました。
最初は違うヴァリエーションでエントリーを考えていたのですが
昨年12月コンクール主催側から課題振付作品が発表され、高学年部門は課題振付でも普通のクラシックヴァリエーションでもエントリー可能。
女性課題振付は3作品の中から選択。
(2020年から小学校低学年部門は課題振付のみでのエントリーになります)
主催側からの動画で課題振付の模範演技を見たところ、3作品ともクラシックヴァリエーションをこのコンクール用に改訂振付したもの。
まわる、足を上げる等は一切無し。
沢山まわれても、高く足を上げれても、きちんとしたバレエの体の動かし方、基本的なターンアウトなどの意識、そして手や足のポジションなども正確でなければ、意味がありません。その基礎を大切にする。
トゥシューズは不可、全てバレエシューズでの審査。
徹底的に基礎の正確さ、表現力などの芸術性も審査されるのが課題振付と、私は感じました。
シンプルなのでごまかしは許されない。
普通のヴァリエーションを踊るよりはるかに難しいです。
お母様と私との意見は一致しており、練習過程で得る事も目的という事でしたので、課題振付の中から 眠れる森の美女よりフロリナ王女 でエントリーを決めました。
このコンクール指導をするにあたり、私も勉強し直したり、コンクール本番までの指導方針や方法を考えました。
プライベートレッスン開始から3ヶ月間は、みっちり基礎レッスンのみ
音で踊らせたのは春頃になってからです。
踊りに入っても派手な振りは全く入っていません。
正確さと表現の為の使い方など、毎回細かなレッスンが続きました。
彼女はここまで地味な練習をよく頑張り抜きました。
コンクール前日、上京する新幹線の中でも自分の動画をチェックしていたそうです。私がしたアドバイスがたくさん書いてあるノートもあとで見せてくれました。
当日は朝早くからホテルでアップ、シニヨン、メークを済ませてタクシーで会場入り
受付
場当たり
リハ室で最終チェック
楽屋で…あまり緊張してない様子
いざ出陣…
待ち時間…ぬいぐるみがお守り
いよいよ本番、舞台袖で…
これからはもう見守る事しか出来ません。どんなに小さくてもこの舞台に立つのは彼女自身。心が強い彼女は頼もしい背中を私に見せて出番を待っていました。
お守りのぬいぐるみも見守る…
無事に終わり、客席で応援されていたお母様と合流
その後、楽屋へ戻り、着替えやメークを落とし後片付けをして再びお母様の待つ客席へ。
少しコンクールを観てから昼食を取ろうとロビーに行ったらビックリ!新菜ちゃんの入賞が決定していました。
でも表彰式まで順位は分かりません。
急遽、表彰式出場する為、全部門終了まで待つ事に。この後も数時間コンクールを観る事になりましたが、私には勉強できる有意義な時間が過ごせました。
そして表彰式
大事な写真はピンボケ…m(__)m
結果 第6位 を頂きました。
おめでとう!新菜!
もちろん反省点はありますが
ここまで頑張った彼女に、最高のご褒美を頂けたのではないでしょうか。
お母様も大変お疲れ様でした。
プライベートレッスン以外でも、お母様から私に自習の動画を送って下さり、アドバイスをさせて頂いていました。
自習時にも彼女のそばでチェックし、私のアドバイスも伝えて下さっていました。
当初からお母様のリサーチ力に私自身とても助けて頂きました。
他にもたくさん…。
この入賞は本当にお母様のご尽力のおかげだと思います。
前泊のホテルも広い素敵なお部屋をご用意下さり、ありがとうございました。
(マッサージチェアまで付いていました)
すっかり忘れてましたが、私から新菜ちゃんにコンクールに行く前に 頑張ったで賞 をプレゼント致しました。
喜んでくれたようで良かった〜
最後にお母様から頂いた新菜ちゃんと私のツーショット写真
サポートした私にも嬉しい一日となりました。