tomonoriのひとりごと☆

tomonoriの日々感じたことなどを書いてみます

6月23日に思うこと

2008年06月24日 | Weblog
もう昨日になってしまいましたが。。。
6月23日は、沖縄にとっての「終戦記念日」です。
私の父方の祖父は、沖縄戦で隊を率い手榴弾で自決しています。
近しい親族に戦争体験者や戦没者がいる人も少なくなっていますよね。
私は3人兄弟の末っ子で、姉と7歳、兄と5歳離れているアラフォー世代ですから、
親はかなりの年齢なんです(^^;

かつて「慰霊の日」に沖縄を訪れたことがあります。
毎年慰霊祭が行われているのは、私の記憶が確かなら南部の方です。
「○○隊の碑」と私の旧姓が入った石碑のもとに何十人かの遺族たちが集まります。
東京にお墓ごと引越してしまった本家の長男である私の父が、
式典では必ずスピーチしていました。
時間的、経済的な都合もあり数える程しか参列していませんが、
沖縄に帰ると父は本家としての役割を担っているのだなぁと子供なりに感じました。
なので私にとっては、沖縄=戦争のイメージが強く、リゾートなイメージがありません。
遺族なのだからでしょうね。

他にも戦争で大変だったことや、沖縄のお墓はお洞みたいに広いんだよ、とか、
親戚のおばさんの教え子が乗った船が米軍の攻撃で沈んでしまった話を聞きました。
そして、沖縄に行くと誰が誰の何なのか分からないほど、もの凄い人数の親戚が集まります。
島では「血のつながり」が強いんですね。

ちなみに、これが母の話になると、
東京大空襲や戦後のひもじい時代の下町の生活の話になるんですが。

父も70歳を越え、心筋梗塞で1度倒れているので、
飛行機に乗って沖縄に帰るのは、もう体力的に無理かも知れません。
それでなのか、最近は黒砂糖などの沖縄の味が恋しいようです。

この日が来ると自分が半分「うちな~」の「しまないちゃ~」だと自覚します。
終戦の日などともに襟を正す機会だと思いました。


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