ただメモ

まぁなんだなぁってことで

Lyricoが良い件について

2008-12-08 | Weblog
うちは田舎なもんで、レンタル屋へ行ってもヲじさん向けのCDなんて演歌とか懐かしのフォークとかしかない。するてぇと僕のような変なヲじさんはiTunesとかYouTubeとかをうろつくことになる。
で、結構良い物件にでくわすんですなこれが。

でLyrico姉さん
こういうシンガーのCDがへっちゃらで田舎のレンタル屋に並ぶご時勢は来ないものかねぇ。。

一番好きなのは「I Say I'm Sorry」なんだがYouTubeになかったので次点の一品
Lyrico - True Romance


特定財源

2008-02-05 | Weblog
ガソリン税にまつわる議論は、どうやらそれなりの落しどころへ向かって、まぁ予定調和的に収斂して行くのだろうな的な雰囲気が醸し出される今日この頃になってきた気がする。
この間、温暖化防止にのためには超有効!とかの噴飯物の演説をぶち上げる御仁や、小泉政権下ではなりを潜めていた抵抗勢力の面々が、いかにもって感じのヒール役を演じてくれたり、その小泉政権の政策を批判しまくってた民主党が、いつのまにやら小泉政策の一般財源化を声高に言い立てたり、それに自民党側から異論が出たりと、なんか、なんでもあり状態の、新春オールスターかくし芸大会の様相を呈してきたように見える。
なんだかなぁ。。。
誰も税金にかかる消費税について指摘しないしなぁ。。。
顔とか見ないで発言だけ聞いてると、誰が何党の議員なんだか判別がつかんよなって感じ。既に実質大連立やら政党再編が終わってるような錯覚に陥ったりして、激しく脱力。

確かに道路は大事だよ。まだやらなきゃいけないところもあるってのも理解できるんだけどさぁ、道路の上を走る路線バスは軒並み撤退するし、自家用車の販売台数も落ち込んだままだし、田舎の道路の行き着く先の集落は、限界まっしぐらだったりしてるんだけどなぁ。

挙句の果てに救急車が走りにくい道がとか言うもんだから、病院がバタバタつぶれてる時に道だけ直して救急車かよとかきり返されてしまうんだよね。
まぁこの人らぁに投票したのは国民だから、これが国民の意思なんでしゃぁないって言やぁしゃぁないんだけども、なんとかならんかって言っても、誰がやったっておんなじかもねってのもあるんだよねぇ。。。まったくもーって感じ。

病院がバタバタ潰れて、たらい回される救急車の中で人が亡くなってるってことは、産科が消滅し、小児科も減衰していくってことは、道路ほど大切なことではないんだろうか?
だれもまともに議論しないように見えるし、医療制度改革未だしなんて論調の新聞記事もあったりするし、この国の人の命って、経済コストで換算されるものなのねってのは、庶民の愚痴なんでしょうか?

BSEで喰えなかった牛丼がやっと食えるようになったかと思えば、今度は冷凍食品かよ。晩飯のおかずも中国頼みなのねってのは良く分かった。
良く分かったけど、それってどーよ。中国はそんなに頼りにしててOKなのか?
あの国では人の命は経済コストですらないなんて良く知りもせずに言うもんじゃなかろうけどねぇ。八つ当たりのひとつもしたくなるってもんだ。

なんだか生きにくい世の中だよねぇ。。

保険制度も年金制度も、既にゾンビ化してるってのは、皆気づいてても言わないことにしてて、良く生きるための時間と健康を、ストレスとわずかな賃金に交換して、その中からせっせと貯金して、国債の値崩れとインフレの抑制に貢献してるんですよネェ。涙が出る。

特定財源って言うのなら、いっそタバコ税を保険医療特定財源化すれば良いのでは?
とタバコをふかしながら考えてみる(-。-)y-゜゜゜
喜ばれると思うんだけどな。喫煙率も下がるだろうし、結果医療費の抑制にも繋がるんでないのかな(-。-)y-゜゜゜

一般財源が足りなくなる?
ならば、真正面から消費税増税!って言えばどーなの?
利権や癒着や不正や天下りやインサイダー取引やら、そういった人気のアイテムに縁のない議員諸氏なら、度胸を決めて言えば良いのに。
利権や癒着や不正や天下りやインサイダー取引やら、そういった人気のアイテムに縁のないマスコミさんからの批判とはガチで勝負すりゃ良いでしょうに。
ひところの迫力の失せたK1なんかより、名勝負になると思うんだけどなぁ。。

あっ、小人の愚痴ですよ、愚痴
そこんとこ、よろしくってことで。

結局こうなのね

2008-01-18 | Weblog
「権利者の要請によるDRM」を条件に補償金を順次廃止へ
Appleがオンラインレンタルビデオを開始ってニュースのすぐ後にこんな記事を読まされると、なんだか強い脱力感を感じないではいられない。
コピ10や私的録音録画補償金なんてことを議論しなけりゃならないこと自体が、大切な文化の利用を制限してるって気がする。

ポータビリティと繰り返し利用度の高い音楽はこういった議論をしても吉とは思うが、動画系のコンテンツは、その利用しにくさが録画を蔓延させているのではないのかな?

例えばNHKの木曜時代劇は好きで良く見るんだけれども、10週とかにわたって毎週木曜日の20時に欠かさずテレビの前にいることは、100%不可能と言い切れる。
だから録画してタイムシフトとか、日曜とかに見るわけだ。
でもって祝日とかには他局との競合で、同時間帯に力作、大作をぶつけたりしてどっちかを見ないって選択を迫る。だから録画するのではないのかといいたい。
それを咎め立てするのであれば、このような視聴要求を満たす提供方法を提示するのが先ではないのか?

だいたいTVってメディアが、視聴者のライフスタイルを無視した時間拘束をなんとも思っていないことに問題があるのであって、こんなふうに視聴意欲のあるものの都合を踏みにじるマーケティングが、いつまでもまかりとおることが理解できない。

TV番組は商品であって、その商品を利用したい消費者が、自助努力によって利用する機会を設けようとする行為に対して、なぜこうも目くじらを立てなければならないのか、まったく理解できない。

地デジで広い帯域で放送することが可能になったことを、SD画質でタイムシフト放送をするとかって方向で利用しようって局は無いものか?ETVなんかそんな工夫をしたってよさそうなものだと思うんだがどうなんだろ?

前にも書いたけれども、利用したいときに利用できれば良いのであって、録画などしないですむ環境を提示するのが先だろう。現にアメリカではそうしてる。
いつでも任意にリーズナブルな料金で視聴できるのに、わざわざウィルスの脅威におびえながらファイルを交換する奴は、とっとと著作権法違反でしょっ引けば済むでしょ?

実演家さんたちも、自分らのパフォーマンスの販売機会を、放送局が奪っていることに、どうして気が付かないんだろう?オンラインライブとかどんどんやればいいのに。ライブを見れば、生を見たいって気も起こるだろうし、なにより生を見たくてもそこへいけない、地方のファンに対する販売機会になると、どうして思わないんでしょうかネェ。よく判らんけど。

TVがネットに繋がることによって、もっと多彩なコンテンツの発信機会が増えると思っていたのだけれど、期待はずれなのかなぁ。

こんな議論が行われること自体、これからも放送局による時間支配が続くってことかと思うと、暗澹たる気持ちになる。

そこの人らはそれを利用して株でもうけてるってのにネェ。。。ヘタ打ったみたいでご愁傷様なんだけれども。

ぜひとも、NTTさんは、NGNでそこんとこ風穴開けるべくご努力いただきたいところではあります。

保健師さん

2008-01-16 | Weblog
こないだWiiFitのことを書いたエントリの最後に、うっかりと特定健診とかのことを書いて、チト引っかかってたので。

参照した記事の中で、「大企業の社員は健康保険組合、中小企業は政府管掌健康保険、自営業者らは市区町村国保が行う。ただ、サラリーマンが扶養する家族は、地元の国保が代行する」となっていたんだけど、はてなダイアリーによれば、「働いている保健師のほとんどが,都道府県や市町村の職員として就業している地方公務員で,地域住民の健康づくりなど保健活動を行っている」となっている。

ということは、組合健保や政管健保のメタボの人たちの保健指導はいったいだれがやるんだろう?「ほとんど」の保健師が所属している地方公共団体が保健師不足って言ってるんだが、会社とかは大丈夫なんだろうか?大企業はまだしも政管健保って対応できるんだろうか?

保健福祉の現場からによれば、「被保険者に対する特定保健指導については、『現行と同様に事業所に保健師を派遣し事業所内で実施する方針を基本とする』とされているが、現状の事後指導(平成18年度65万3864人)やフォローアップ(平成18年度20万607件)の状況を鑑みると、懸念されないでもないかもしれない」とのことだから、現状でも十分に足りているのかなとも思うが、結びで「『健診難民』は出ないようにしたいものである」とか書かれると、大丈夫なのかって気にもなる。

都医ニュースでは「医療保険者からみて、健診・保健指導を行う医療機関は、アウトソーシング先の一機関に位置づけられる」と言ってるから、あぁそうなのかとも思うが、健診はそうだろうが、アウトカムの実効性を求められる、継続的な保健指導に対応しうるんだろうか?

今ひとつ良く分からない。

それともうひとつ。都医ニュースの概略図には、区市町村の健康増進計画の策定・充実とか、既存の各種事業の継続実施とか書いてあるんだけど、国保のメタボ指導で手一杯っていうことは、こういったことができなくなるってことではないのかな?

だとすれば、それっておかしくないか?

納税者の多くは組合健保や政管健保の従業員とその家族なんだが、その人らの受けるべき行政サービスが、国保の人らの対応のために削られるのだとしたら、その結果地域の健康増進計画に支障が出るような事になれば、俺らぁの税金で雇われとってなんだぁ!って批判が出ないとも限らない。

で、そのために8,000人増員ってことだとしても、すべて正規採用で計算すれば、ざっと年間500億円程度の人件費増になる気がするんだが、それはいったい誰が払うんでしょ?その分は国保でって訳にいくほど国保財政って健全でないし、地方自治体はリストラの真っ最中ってとこが多いわけだし。

こう考えて来ると、やっぱ厚労省クヲリティーかぁってオチになってしまうのが、悲しいとこなのね。

供給者様のご都合

2008-01-15 | Weblog
海外から見た“不思議の国”日本の「デジタルテレビ」
いささか旧聞になるんだが、この記事。Vistaが地デジ対応にってのをググッたら引っかかった。
「日本のデジタルテレビに関する現状が、あまりに世界の常識からかけはなれていた」と言い、「標準化にかかわる団体が複数存在」し、「定まった認可プロセスがない」ことに加えて、「参加のためのルール」が不明瞭である。技術的な話よりも先に「認証手続きが複雑であり、日本国外からの参入に大変な手間がかかる」とされていた。

薄型テレビの普及も「2008年中には1億台超」との予想もあり、かなり普及が進んでるようなんだけれども、ちょっと待ってもらいたい。そんな特殊な一地域に特化したテレビを作っても、世界では売れんだろうに。

とか思ってたら、折りしもパナソニックが北米向けのVIERAをYouTube対応にすると発表してるんだが、このVIERAは、アメリカの地デジ方式が日本とは異なることを考えると、プラットフォームを共用した日本向けVIERAとは別物ってことなのかな。

とすると、日本国内に向けた製品は、上記の特殊な事情をクリアするための、特殊な部品を付加された、割高な商品ってことになるのでないの?

でもって特殊な事情による非関税障壁をこさえて、外国製の安い商品の参入を排除して、またぞろ「パラダイス鎖国」に興じようって魂胆なのか?

ばかばかしいと思わないんだろうか。たかだかテレビが、デスクトップPCと同じくらいか、物によっちゃぁ高価だなんて信じれん。

HDDレコーダーにはコピー制御機能が付加された上に何とか料まで上乗せされて、いったい日本の視聴者は、物理的にテレビを見るために、いったいいくらの余分な出費を強いられなくっちゃいけないんだろう。

こういったことが、一事が万事だから「日本の株価下落率 世界2位」なんて結果になるんだろうな。

行政から民間まで、この国は徹底して供給側の都合でしか動いてない気がする

リビングでインターネット

2008-01-11 | Weblog
c-LinkでWiiをネットにつなげてほぼ1ヶ月。リビングにあるインターネットって、また一味違う趣がある。

お正月に親戚とか来て、ひとしきり新年会で盛り上がった後、妹が3ヶ月とかで、子供の名前の話になって、世の中には無茶な名前があるんだってばよって話になった。

アナルとかワキガとか、爆走じゃぁとかって
なんじゃそりゃ?ネタ?
違うって、ホントにあるんだって
ってノリの話になって、じゃぁ調べてみよかって
DQNなんとかってとこにあった
とかでWiiをたちあげて、DQN 名前でググッたら「DQNネーム」がヒット。
亜菜瑠も羽姫芽も爆走蛇亜もそこにあった。

他人様の名前で笑い転げるのも不謹慎とか思うけれども、
赤ん坊のときから翁(おきな)かよとか、世歩玲(せふれ)や愛人(はあと)は許されんやろ。ハム太郎(はむたろう)や光中(ぴかちゅう)ってどーなのこれ
とかって皆で和んだ。
そのあともYouTubeのMAD系の動画で盛り上がって、まぁ良いお正月の一コマになった。

お酒飲んで、サイト検索して、大勢で笑い転げることができるのって、ある意味新鮮な感覚だった。こんな使い方ができるんだってのは、発見だったような気がする。
もっとパーソナルなメディアだと思ってたんだね。

でも思ったんだけど、Wiiのあの検索のさせ方って、まぁWiiだからしょうがないんだけど、使いにくいよね。ぜひとも、カラオケボックスにあるようなタッチパネルの入力用インターフェースを作ってほしいです。

パナソニックがgoogleと組んで出すTVってどうやって検索さすのか分からんけど、そこだけは一工夫ほしいものです。

WiiFitがゲームなのかっていうのは、少し微妙かもしれない。

2008-01-08 | Weblog
暮れにあっさりと8千円を切った価格で購入してから、結構欠かさずやってきたけど、まぁ当然って言えば当然なんだけど、それほど簡単に体重はおちない。年末年始ではネェってことはあるけれども。。。

ただやはり毎日自分自身を計測して、グラフ化して見せてもらえるっていう経験は貴重かもしれない。まぁたかだかBMIとバランス年齢くらいなんだけれども、そういうデータを今まで見る機会がなかったものだから、体重が結構安定してる(汗)ってことも含めて、自分自身(の一部分)を、こんなふうに連続して外部化するって経験は、おじさんにとっては自分自身を管理できてるようで、ちと達成感がある。

だから、これがゲームかってことになると、今までのような、アプリの内部で起こる変化をトレースするものでなく、ユーザー自身に起こる変化を楽しむという意味では、従来の意味でのテレビゲームではないかもしれない。

例えば、与えられたゲームメニューをやらないで、ターボジャムやリアルなジョギング後に計測してデータを貯めるって使い方だってありだろうし、きっとその方が達成感が得やすい気がする。

ただ、もったいない気がするのは、貯めたデータがグラフ表示のためだけで終わってしまうことだ。
Wii本体が折角オンラインで繋がってるわけだから、本式な分析をしてくれるサービスとかコナミがやってるe-X∀Xなんて展開も可能なんじゃないかな。

4月から始まるらしい特定健診・特定保健指導についちゃァ「メタボ指導できぬ46% 扶養家族分「保健師不足」」なんて記事も出てることだし、厚労省がノー天気に8,000人増やすなんて言ったって、保健師なんて簡単に輸入してくるわけにはいかんでしょうに。それでなくても田舎の市町村はリストラの真っ最中で、人員増なんてありえんし、だからって料率上げられたんでは保険者はたまらんだろうし。

だったら基礎的な分析はオンラインでってのはありだと思うんだけどな。

TVってさぁ。。。

2007-12-31 | Weblog
年末の休みだかっらって、ぼーっとTV見てられたら良いんだが、そうもいかない。まぁ30分も見てれば飽きるし、掃除とかで忙しいくらいでちょうどいいかも。

でも、夕食後なんかにぐったりしながらTV見てて(って言っても「Transformers」見てたんだからTV番組のことではない。)思うのは、TVっていうインターフェースが、とても楽だってこと。PCは前のめりのデバイスで、TVはふんぞり返るデバイスだとかいうのは言い得て妙だと思う。2時間なりの何もしなくていい時間を提供してくれる。

このあいだ書いたみたいに、TVでネットを見られるようにしたんだけれども、YouTubeなどは、ぼんやり見るにはUPできるファイルに制限があったりして、1ファイル見るたびに次を検索しなくちゃいけないのは、結構だるい。お酒なんか入ってたひにゃァめんどくさくてやっとれん。

で考えたんだけれども、物心付くか付かないかの頃からずっとTVを見てきて、このなんもせんで良しって状態に、結構慣らされちゃってるんだよなってこと。黙って座ってりゃぁ、面白いものが勝手に与えてもらえて、TVの演出どおりに笑ったり、泣いたり、怒ったりした気分にさせてもらえる。こんな状態にね。

いつの頃からなんだろ。ニュースステーションが始まった頃からかなぁ。TVのコンテンツから報道がなくなって、過剰な演出や、過剰な思い込み、過剰な正義感の押し付けが鼻に付くようになったのは。その頃からTVはLIVEのスポーツくらいしか見なくなった。それもこないだのオリンピック予選の野球やサッカーとか、トヨタカップの決勝とかのレベルのゲームしか見続けられなくなってしまった。余分な解説とかウザすぎて嫌になっちゃうし。

だから、ハコフグマンさんが「究極の民放」で書いてるように、トヨタやSONYのような超大物スポンサーが、直接コンテンツアグリケーターになって、ネットで任意に参照可ってなことを始めてほしいって思う。

NHKのBSでやってる海外のドキュメンタリーや教養番組って、DVDの映画並みに、きちんと時間作って、電話とか来たらポーズ入れられて、見たいなって思うものが多い(ような気がする あんまり見てないんでなんなのですが)。

せっかく全国津々浦々にまで浸透したTVっていうデバイスが、今のようなコンテンツしか流せないのはとても惜しい気がする。いつまでも今のような一方的な押し付けメディアの受信端末では先が無いような気がする。実際、デジタル難視聴地区で、アナログテレビが壊れたのを機会に買い換えないって決めた人も知ってる。

今総務省とか文化庁でいろいろやってるけど、今ある権利を如何に守るかとか、ファイルの仕様をどうしたらとか、提供側のご都合の議論しかされて無いように感じる。こんな視聴者を無視した評定ばかり繰り返してて、本当に大丈夫?「TVCM崩壊」でも読んどくといいよ。

漠然とした不安

2007-12-17 | Weblog
2011年以降アメリカの7700万人のベビーブーマーが順次年金生活者(非生産者)になる。彼らのどれくらいがエンロンやサブプライムでダメージを被ったんだろうか?年金も保険も無い高齢者が、それなりの数に上るのではないか?その時世界の輸出先としてのアメリカはどうするんだろう。
そのころ中国では、一人っ子政策を課せられた、親の世代も60歳代に突入する。いまだインフラ整備の過程にある中国の高齢化が進むとき、重い足かせになるっていうか、中国も内向きにならざるを得ないんでないか?中国バブルは、けっこう簡単に崩壊するんでないか?
頼みの綱のインドはというと、パキスタンの情勢が今ひとつのどに引っかかった小骨のように、不安を拭い去ることができないし、強気一辺倒のロシアがポストプーチンでどうなるかも分かりにくいところ。
数年先の世界がどんな世界になってるか、今ひとつ良く分からない。
ひるがえって日本を見る時、ブログ時評さんの、医療崩壊や教育、農業の崩壊に関する指摘や、ハコフグマンさんの格差に関する指摘を待つまでもなく、暗澹たる気持ちを抱かざるを得ない。池田先生が繰り返し苛立ちながら指摘するように、抜本的な変革に着手できないと、この国は沈み行く船にならざるを得ないのかもしれない。
すごく不安定で不安な状況な気がする。
今日のこの平凡な1日が、あとどれくらい続くのか。それとも、もう崩壊は始まっていて、その予兆が不安という形をとって現れているのか。
良く分からない。
良く分からないけれども、来年も、再来年も平凡な年であれかしと願う年の瀬でありました。