ただメモ

まぁなんだなぁってことで

漠然とした不安

2007-12-17 | Weblog
2011年以降アメリカの7700万人のベビーブーマーが順次年金生活者(非生産者)になる。彼らのどれくらいがエンロンやサブプライムでダメージを被ったんだろうか?年金も保険も無い高齢者が、それなりの数に上るのではないか?その時世界の輸出先としてのアメリカはどうするんだろう。
そのころ中国では、一人っ子政策を課せられた、親の世代も60歳代に突入する。いまだインフラ整備の過程にある中国の高齢化が進むとき、重い足かせになるっていうか、中国も内向きにならざるを得ないんでないか?中国バブルは、けっこう簡単に崩壊するんでないか?
頼みの綱のインドはというと、パキスタンの情勢が今ひとつのどに引っかかった小骨のように、不安を拭い去ることができないし、強気一辺倒のロシアがポストプーチンでどうなるかも分かりにくいところ。
数年先の世界がどんな世界になってるか、今ひとつ良く分からない。
ひるがえって日本を見る時、ブログ時評さんの、医療崩壊や教育、農業の崩壊に関する指摘や、ハコフグマンさんの格差に関する指摘を待つまでもなく、暗澹たる気持ちを抱かざるを得ない。池田先生が繰り返し苛立ちながら指摘するように、抜本的な変革に着手できないと、この国は沈み行く船にならざるを得ないのかもしれない。
すごく不安定で不安な状況な気がする。
今日のこの平凡な1日が、あとどれくらい続くのか。それとも、もう崩壊は始まっていて、その予兆が不安という形をとって現れているのか。
良く分からない。
良く分からないけれども、来年も、再来年も平凡な年であれかしと願う年の瀬でありました。