ただメモ

まぁなんだなぁってことで

TVってさぁ。。。

2007-12-31 | Weblog
年末の休みだかっらって、ぼーっとTV見てられたら良いんだが、そうもいかない。まぁ30分も見てれば飽きるし、掃除とかで忙しいくらいでちょうどいいかも。

でも、夕食後なんかにぐったりしながらTV見てて(って言っても「Transformers」見てたんだからTV番組のことではない。)思うのは、TVっていうインターフェースが、とても楽だってこと。PCは前のめりのデバイスで、TVはふんぞり返るデバイスだとかいうのは言い得て妙だと思う。2時間なりの何もしなくていい時間を提供してくれる。

このあいだ書いたみたいに、TVでネットを見られるようにしたんだけれども、YouTubeなどは、ぼんやり見るにはUPできるファイルに制限があったりして、1ファイル見るたびに次を検索しなくちゃいけないのは、結構だるい。お酒なんか入ってたひにゃァめんどくさくてやっとれん。

で考えたんだけれども、物心付くか付かないかの頃からずっとTVを見てきて、このなんもせんで良しって状態に、結構慣らされちゃってるんだよなってこと。黙って座ってりゃぁ、面白いものが勝手に与えてもらえて、TVの演出どおりに笑ったり、泣いたり、怒ったりした気分にさせてもらえる。こんな状態にね。

いつの頃からなんだろ。ニュースステーションが始まった頃からかなぁ。TVのコンテンツから報道がなくなって、過剰な演出や、過剰な思い込み、過剰な正義感の押し付けが鼻に付くようになったのは。その頃からTVはLIVEのスポーツくらいしか見なくなった。それもこないだのオリンピック予選の野球やサッカーとか、トヨタカップの決勝とかのレベルのゲームしか見続けられなくなってしまった。余分な解説とかウザすぎて嫌になっちゃうし。

だから、ハコフグマンさんが「究極の民放」で書いてるように、トヨタやSONYのような超大物スポンサーが、直接コンテンツアグリケーターになって、ネットで任意に参照可ってなことを始めてほしいって思う。

NHKのBSでやってる海外のドキュメンタリーや教養番組って、DVDの映画並みに、きちんと時間作って、電話とか来たらポーズ入れられて、見たいなって思うものが多い(ような気がする あんまり見てないんでなんなのですが)。

せっかく全国津々浦々にまで浸透したTVっていうデバイスが、今のようなコンテンツしか流せないのはとても惜しい気がする。いつまでも今のような一方的な押し付けメディアの受信端末では先が無いような気がする。実際、デジタル難視聴地区で、アナログテレビが壊れたのを機会に買い換えないって決めた人も知ってる。

今総務省とか文化庁でいろいろやってるけど、今ある権利を如何に守るかとか、ファイルの仕様をどうしたらとか、提供側のご都合の議論しかされて無いように感じる。こんな視聴者を無視した評定ばかり繰り返してて、本当に大丈夫?「TVCM崩壊」でも読んどくといいよ。