ただメモ

まぁなんだなぁってことで

1Q84

2009-10-22 | 感想とか
村上春樹を読む時はいつも、先を読み急ぎたい気持ちと読み終えてしまいたくない気持ちの葛藤を感じる。
1Q84もそうだ。
村上らしくなさそうな表現がちりばめられているように思えるが、そこにはいつもの夜の闇の匂いがする。
漆黒の闇ではない。あくまでも人工的な明かりとともにある夜の闇の匂いだ。
そんな闇に身を委ねると、心が透き通っていく感覚をおぼえる。