前回の横浜開催からの3年が経ち、
東京会場へ移りリニューアルだそうで、
自分も今まで様々な展示会には足を
運んで参りましたが、
とは言ってもほとんどがコンパニオンさん
目当てすが、それはさておき。
集客数と会場の雰囲気からしても
大成功の展示会だったのではないでしょうか。
どこも人が沢山でそれぞれの楽器に
それぞれの人々。余す所無く熱気と
活気に満ち溢れていた事は、
けして誇張した言い方ではなく実感しました。
主催者の努力と頑張りが感じます。
ほんとに何故って、
考えてもいなかった楽器フェアでの
YMO楽器展。YMOの楽器と言えば
もう説明も要りませんがシンセサイザー。
誕生から現在までにこれほどまで
進化発展をし続けている楽器もないでしょう。
人間の生活にエレクトロニクスとテクノロジーが
浸透し始めた頃に誕生したのがYMO。
さかのぼる事1978年の事。
そんな翌年1979年。LA グリークシアターで
行われたライブでの機材をほぼ完全復活。
そんなマニアックな企画。ワタクシは
嬉しいですが、それ目当てのお客って
いったいどれくらいなんだろうかと。
来る人は来るけどと少し不安も感じつつ、
実際に行って見た所凄い集客。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/bf/9ac6ce2f1567c20abdcb0712b664ffbd.jpg)
たぶん企画者サイドも予想以上の集客だったと
思われます。
おおよその集客を予想できていれば、
もう少し違うエリアでの展示コーナーを
設けたはず。もちろん自分も他の人達も
予想以上の反響に驚いていたでしょうが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/66/ba0b52e81838c2e672eea0e2a5a8754e.jpg)
一日に何度かのトークイベントと、
ステージツアーといった企画で、
数回に分けて展示品により近づき、
説明などがあったりと、内容も
納得の充実振り。
まぁ楽器フェアなわけですから、
会場をくまなく目を通しましたが、
今回ここではYMO楽器展にかんして
タペストってみましょうかね。
でもYOSHIKIのピアノだけでも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b8/2e1751af14694fae6b01c596d00d6065.jpg)
展示コーナー壇上中央に鎮座するのは、
通称タンスことモーグⅢC。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/fe/d10beb91c136b287930a7bb9f0871f26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/39/5e5b5776bbc4c9cd74c56d7bf6a0e056.jpg)
このモーグモジュラー。国内では主にこのⅢCと、
冨田勲さんの所有するⅢPが有名ですが、
Cとはキャビネットの頭文字の意味で、
Pはメ[タブルの頭文字をあらわします。
以外と知られていないので一応説明。
中身は同じであとはオプションで増設可能。
ちなみにざっと見て冨田さんと松武さんの
違いは、冨田さんのオシレーターは、
初期型の901で松武さんは改良型の921。
901は安定はかなり悪いそうですが、
ピッチが暴れ回るけどかなりぶっとい
音が出るみたいです。
してⅢCを自動演奏していたMC≠Wも2台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/68/c21043ee1687d0cb047b08af2ef76a55.jpg)
矢野顕子さんエリアのリビジョン2のプロ5と、
WT≠P0Aのこの風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/67/9b470cc4f52fb993b518ae0694070fd1.jpg)
教授エリアはャ潟a[グとその上には
オデッセイのリビジョン2&3に、
ボコーダーと、当時はあまり使わなかったプロ5。
ラックエフェクター類も当時の現物も交えて完全再現。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/02/944bc6dd4970a1d67594a79c2089c475.jpg)
でもって自分としてはヨダレ物だったのが、
ャ潟a[グの専用ペダルであるャ潟yダル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/2f/da27497730ba79b0680399a59102a2bf.jpg)
ャ潟a[グの玉じたいも少ない中、
完動するペダルは奇跡もんです。
ユキヒロエリアも、
今回の為に製造したスティック袋も含め完全再現。
徹底してますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/85/c3d21bdfb5b684b3b09fce6ec29036d1.jpg)
もちろんDS≠Sにかんしては、
この時代はまだモノトーンのパネル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/09/533007873598828dbc921773d77d3768.jpg)
ャ堰[ドの横には人民帽が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/40/8d7a7a16f35bf7ad27a0471cfec6663c.jpg)
細野さんエリアのオデッセイの横には
スティングレイがあり、ストラップは
ドラムスティック袋と同じく、
今回の為に完全復刻したそうです。
やるねぇ ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/16/98fa69710f471258b15fdcb0c63428e0.jpg)
先ず土曜日に行き、
状況によっては最終日もと考えていたけれど、
土曜日お目当てのラストイベントでの
公表されていなかったスペシャルゲストが、
なんとも小室哲哉さんと浅倉大介さん。
予想はされていたが予想通り、
ステージ進行を終始勤められていた、
松武秀樹さんと氏家克典さんの
みなさん4名で、ビハインドザマスクを演奏。
なか日でこの内容なんだから、
最終日はどうなっちまうんだろうか。
そんな思いで迷わず最終日も会場へ。
イベント90分前から場所取り。
うまい事やれたようで最前列センターキープ。
センターキープの為の場所取りなんて、
コンパニオンさんのラインナップでは
慣れている行為だけでども、90分前からは
初めてだったけど、もうちょっと遅かったら、
場所取り出来なかったかも知れなかったので、
90分待つなんて苦じゃないかなとか思いながらも、
自宅を出る際に思いついたのが、
待ち時間の時に聴く為に持参した公的抑圧のテープ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d5/6207a286235610cc3266defbe8c5beed.jpg)
これは中学生時代にレコードからダビングしたやつ。
まさにこの時代の機材を前にこの時代に聞いていた
音源を聴くといった、自分だけの贅沢な時間へと変換。
当時は90分テープにアルバムを二枚入れたりして、
テープの数を増やさない為の工夫をしていた人も
多いはず。だからA面は公的抑圧でB面がテクノデリック。
背表紙は当時のもので、当時最先端だったワープロで作成。
トークショーが始まり進行役の松武さんと氏家さんが登場し、
いきなり松武さん何故かユキヒロエリアに行き、
シンドラを叩き始め、その後に人民帽をかぶったりと
なんだかサービス満点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/11/8a8bd83b69597f6f1a7dc96a6f35b5df.jpg)
その後は氏家さんと各エリアを回り機材説明へと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/08/895b9ebbe3e503644c209349ac325b00.jpg)
矢野さんブースで8ボイズをいじくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/08/2a9f11440d13d61872072b1af3d5960e.jpg)
8ボイズの鍵盤が完全におしゃかで、
今回の為にローランドの鍵盤を取り付けた話や、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e9/e835b7e24e3a27d8055d3929e3bdde0f.jpg)
細野さんエリアで、当時実際に使っていた
オデッセイで、今は松武さんが所有とか、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/9b/cc860205594bc07cbcef2097038185ea.jpg)
ユキヒロエリアでの説明で、当時実際に使っていた
曲順の紙も今回コピーしてここに貼り付けたとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f4/7ba8548ee17470916ba178118dfc053f.jpg)
教授アリアでは実際にガムテープ止めしていたのも
ねじれも含め再現したそうで、けれども
ャ潟a[グの縦貼りの木目シールは貼ったままでしたが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ca/1c1c4a2a35ae2931aef1da573a7d149d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f9/eeb5a98b380b9d4253911a93157b10b9.jpg)
機材説明も終わりいよいよスペシャルゲストの、
渡辺香津美さん登場。
当時の思い出話が始まりましたが、
どうしても聴きたかった前座アンコールの話が
出てこない。なんで出てこない。
やっぱりあの話って、海外で好評を得たYMOを
より誇張するための盛った話だったのかとか
考えてしまうけど、やっぱり伝説は伝説、
はっきりよりもあやふやなままのほうが
良い事もあるわけで、情報過多な今の世の中では
そういうあやふやさの話ってとても貴重だから、
それはそれでいいんですよ。うむっ。
周りのブースも最後なだけあって
どこも演奏を開始していて、
カンペでは演奏OKがなかなか出づ、
トークを伸ばしながらも演奏OKのカンペが。
その最中ずっと近くで聞こえていた妙な歌声の主が、
ローリー寺西氏だったと言う ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/85/6d6a5cf96f5027b911f7f4e5350231ab.jpg)
22日の演奏は小室氏が教授エリアで、
朝倉氏がアッコさんエリア。
自分の立ち位置は最前列ではあったものの、
少々教授寄りだった為、左スピーカーの
音がメインだったので、ステレオ感は
感じなかったけど、目の前では
ビハインドザマスクを演奏する小室っちが。
ャ潟a[グではなくほぼオデッセイだったけど、
小室ワールド満載の演奏を、当時のセッティングの
オデッセイサウンドで演奏している姿に、
あの時代に小室氏がタイムスリップしたら
こんなか感じだろうなと思わせられ、
地味に淡々とバッキングを演奏する朝倉氏に、
松武さんはボコーダーを担当。
そして細野さんエリアで氏家氏の演奏する
シンベの太い事ったらもうね。
素晴らしい演奏だった。
そんな最高の余韻に浸りながらも迎えた最終日。
前日はDTMがバッキングでMC≠Wは走らなかったけど、
今回待ち時間でMC≠Wのインターフェイスに
ジャックがささっているのを確認、
もしかしたらモーグをMC≠Wで走らせるのかと
期待したが、チューニングの時にちゅうちょなく
ジャックを引き抜いた松武さん。
あぁやっぱりパソコンか。と期待もむなしく。
しかし前日の演奏でいじらなかったタンスをいじり
ノイズやフィルターを調整。
教授エリアにはステージツアーで案内役だった
小林 淳一さん。
その方がスタンバイ。氏家さんは前日と同じく
細野さんエリア。そして渡辺さんは当時の
ブギーのアンプの前でスタンバイし、
全員のチューニングが終わり、
あの名曲 『 東風 』 が演奏開始。
アルバム公的抑圧では、レコード会社の契約の関係で
渡辺さんのキターチャンネルが全てカットされていたけど、
こうして目の前で、生でフェイク無しの当時の楽器で、
演奏が聴けるなんてもう夢の時間。
当時の渡辺さんの演奏はそこまで詰め込みますかの
早弾きのオンパレードだったけど、
若いは早いじゃ無いけど、今回は年を重ねた
熟年ならではの早弾きな印象。
演奏を聞いている間、初めてYMOと
出会ってから今までの人生を、
どこと無く走馬灯のように思い出しながら、
音楽の素晴らしさを感じつつ、
今回のこのYMO楽器展を企画
運営された方々。それと楽器フェアの
運営に携わった人々全員に感謝です。
松武さんが最後にこのYMO楽器展は、
今後も続けて行きますと発表。
皆さんもご協力お願いしますとも言っていた。
って事はワタクシのャ潟a[グ。
教授が当時使っていた現物だけども、
いつでもお貸し致しますよ。
これが自分が出来るささやかな協力。
次回のYMO楽器展も非常に楽しみです。
今回より更にパワーアップするのでしょう。
青春時代のあの頃がよみがえった2日間。
あぁ青春
今おっさん ・・・
YMO 79年 LA グルークシアター ~♪
東京会場へ移りリニューアルだそうで、
自分も今まで様々な展示会には足を
運んで参りましたが、
とは言ってもほとんどがコンパニオンさん
目当てすが、それはさておき。
集客数と会場の雰囲気からしても
大成功の展示会だったのではないでしょうか。
どこも人が沢山でそれぞれの楽器に
それぞれの人々。余す所無く熱気と
活気に満ち溢れていた事は、
けして誇張した言い方ではなく実感しました。
主催者の努力と頑張りが感じます。
ほんとに何故って、
考えてもいなかった楽器フェアでの
YMO楽器展。YMOの楽器と言えば
もう説明も要りませんがシンセサイザー。
誕生から現在までにこれほどまで
進化発展をし続けている楽器もないでしょう。
人間の生活にエレクトロニクスとテクノロジーが
浸透し始めた頃に誕生したのがYMO。
さかのぼる事1978年の事。
そんな翌年1979年。LA グリークシアターで
行われたライブでの機材をほぼ完全復活。
そんなマニアックな企画。ワタクシは
嬉しいですが、それ目当てのお客って
いったいどれくらいなんだろうかと。
来る人は来るけどと少し不安も感じつつ、
実際に行って見た所凄い集客。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/bf/9ac6ce2f1567c20abdcb0712b664ffbd.jpg)
たぶん企画者サイドも予想以上の集客だったと
思われます。
おおよその集客を予想できていれば、
もう少し違うエリアでの展示コーナーを
設けたはず。もちろん自分も他の人達も
予想以上の反響に驚いていたでしょうが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/66/ba0b52e81838c2e672eea0e2a5a8754e.jpg)
一日に何度かのトークイベントと、
ステージツアーといった企画で、
数回に分けて展示品により近づき、
説明などがあったりと、内容も
納得の充実振り。
まぁ楽器フェアなわけですから、
会場をくまなく目を通しましたが、
今回ここではYMO楽器展にかんして
タペストってみましょうかね。
でもYOSHIKIのピアノだけでも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b8/2e1751af14694fae6b01c596d00d6065.jpg)
展示コーナー壇上中央に鎮座するのは、
通称タンスことモーグⅢC。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/fe/d10beb91c136b287930a7bb9f0871f26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/39/5e5b5776bbc4c9cd74c56d7bf6a0e056.jpg)
このモーグモジュラー。国内では主にこのⅢCと、
冨田勲さんの所有するⅢPが有名ですが、
Cとはキャビネットの頭文字の意味で、
Pはメ[タブルの頭文字をあらわします。
以外と知られていないので一応説明。
中身は同じであとはオプションで増設可能。
ちなみにざっと見て冨田さんと松武さんの
違いは、冨田さんのオシレーターは、
初期型の901で松武さんは改良型の921。
901は安定はかなり悪いそうですが、
ピッチが暴れ回るけどかなりぶっとい
音が出るみたいです。
してⅢCを自動演奏していたMC≠Wも2台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/68/c21043ee1687d0cb047b08af2ef76a55.jpg)
矢野顕子さんエリアのリビジョン2のプロ5と、
WT≠P0Aのこの風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/67/9b470cc4f52fb993b518ae0694070fd1.jpg)
教授エリアはャ潟a[グとその上には
オデッセイのリビジョン2&3に、
ボコーダーと、当時はあまり使わなかったプロ5。
ラックエフェクター類も当時の現物も交えて完全再現。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/02/944bc6dd4970a1d67594a79c2089c475.jpg)
でもって自分としてはヨダレ物だったのが、
ャ潟a[グの専用ペダルであるャ潟yダル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/2f/da27497730ba79b0680399a59102a2bf.jpg)
ャ潟a[グの玉じたいも少ない中、
完動するペダルは奇跡もんです。
ユキヒロエリアも、
今回の為に製造したスティック袋も含め完全再現。
徹底してますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/85/c3d21bdfb5b684b3b09fce6ec29036d1.jpg)
もちろんDS≠Sにかんしては、
この時代はまだモノトーンのパネル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/09/533007873598828dbc921773d77d3768.jpg)
ャ堰[ドの横には人民帽が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/40/8d7a7a16f35bf7ad27a0471cfec6663c.jpg)
細野さんエリアのオデッセイの横には
スティングレイがあり、ストラップは
ドラムスティック袋と同じく、
今回の為に完全復刻したそうです。
やるねぇ ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/16/98fa69710f471258b15fdcb0c63428e0.jpg)
先ず土曜日に行き、
状況によっては最終日もと考えていたけれど、
土曜日お目当てのラストイベントでの
公表されていなかったスペシャルゲストが、
なんとも小室哲哉さんと浅倉大介さん。
予想はされていたが予想通り、
ステージ進行を終始勤められていた、
松武秀樹さんと氏家克典さんの
みなさん4名で、ビハインドザマスクを演奏。
なか日でこの内容なんだから、
最終日はどうなっちまうんだろうか。
そんな思いで迷わず最終日も会場へ。
イベント90分前から場所取り。
うまい事やれたようで最前列センターキープ。
センターキープの為の場所取りなんて、
コンパニオンさんのラインナップでは
慣れている行為だけでども、90分前からは
初めてだったけど、もうちょっと遅かったら、
場所取り出来なかったかも知れなかったので、
90分待つなんて苦じゃないかなとか思いながらも、
自宅を出る際に思いついたのが、
待ち時間の時に聴く為に持参した公的抑圧のテープ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/d5/6207a286235610cc3266defbe8c5beed.jpg)
これは中学生時代にレコードからダビングしたやつ。
まさにこの時代の機材を前にこの時代に聞いていた
音源を聴くといった、自分だけの贅沢な時間へと変換。
当時は90分テープにアルバムを二枚入れたりして、
テープの数を増やさない為の工夫をしていた人も
多いはず。だからA面は公的抑圧でB面がテクノデリック。
背表紙は当時のもので、当時最先端だったワープロで作成。
トークショーが始まり進行役の松武さんと氏家さんが登場し、
いきなり松武さん何故かユキヒロエリアに行き、
シンドラを叩き始め、その後に人民帽をかぶったりと
なんだかサービス満点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/11/8a8bd83b69597f6f1a7dc96a6f35b5df.jpg)
その後は氏家さんと各エリアを回り機材説明へと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/08/895b9ebbe3e503644c209349ac325b00.jpg)
矢野さんブースで8ボイズをいじくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/08/2a9f11440d13d61872072b1af3d5960e.jpg)
8ボイズの鍵盤が完全におしゃかで、
今回の為にローランドの鍵盤を取り付けた話や、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e9/e835b7e24e3a27d8055d3929e3bdde0f.jpg)
細野さんエリアで、当時実際に使っていた
オデッセイで、今は松武さんが所有とか、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/9b/cc860205594bc07cbcef2097038185ea.jpg)
ユキヒロエリアでの説明で、当時実際に使っていた
曲順の紙も今回コピーしてここに貼り付けたとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f4/7ba8548ee17470916ba178118dfc053f.jpg)
教授アリアでは実際にガムテープ止めしていたのも
ねじれも含め再現したそうで、けれども
ャ潟a[グの縦貼りの木目シールは貼ったままでしたが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/ca/1c1c4a2a35ae2931aef1da573a7d149d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f9/eeb5a98b380b9d4253911a93157b10b9.jpg)
機材説明も終わりいよいよスペシャルゲストの、
渡辺香津美さん登場。
当時の思い出話が始まりましたが、
どうしても聴きたかった前座アンコールの話が
出てこない。なんで出てこない。
やっぱりあの話って、海外で好評を得たYMOを
より誇張するための盛った話だったのかとか
考えてしまうけど、やっぱり伝説は伝説、
はっきりよりもあやふやなままのほうが
良い事もあるわけで、情報過多な今の世の中では
そういうあやふやさの話ってとても貴重だから、
それはそれでいいんですよ。うむっ。
周りのブースも最後なだけあって
どこも演奏を開始していて、
カンペでは演奏OKがなかなか出づ、
トークを伸ばしながらも演奏OKのカンペが。
その最中ずっと近くで聞こえていた妙な歌声の主が、
ローリー寺西氏だったと言う ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/85/6d6a5cf96f5027b911f7f4e5350231ab.jpg)
22日の演奏は小室氏が教授エリアで、
朝倉氏がアッコさんエリア。
自分の立ち位置は最前列ではあったものの、
少々教授寄りだった為、左スピーカーの
音がメインだったので、ステレオ感は
感じなかったけど、目の前では
ビハインドザマスクを演奏する小室っちが。
ャ潟a[グではなくほぼオデッセイだったけど、
小室ワールド満載の演奏を、当時のセッティングの
オデッセイサウンドで演奏している姿に、
あの時代に小室氏がタイムスリップしたら
こんなか感じだろうなと思わせられ、
地味に淡々とバッキングを演奏する朝倉氏に、
松武さんはボコーダーを担当。
そして細野さんエリアで氏家氏の演奏する
シンベの太い事ったらもうね。
素晴らしい演奏だった。
そんな最高の余韻に浸りながらも迎えた最終日。
前日はDTMがバッキングでMC≠Wは走らなかったけど、
今回待ち時間でMC≠Wのインターフェイスに
ジャックがささっているのを確認、
もしかしたらモーグをMC≠Wで走らせるのかと
期待したが、チューニングの時にちゅうちょなく
ジャックを引き抜いた松武さん。
あぁやっぱりパソコンか。と期待もむなしく。
しかし前日の演奏でいじらなかったタンスをいじり
ノイズやフィルターを調整。
教授エリアにはステージツアーで案内役だった
小林 淳一さん。
その方がスタンバイ。氏家さんは前日と同じく
細野さんエリア。そして渡辺さんは当時の
ブギーのアンプの前でスタンバイし、
全員のチューニングが終わり、
あの名曲 『 東風 』 が演奏開始。
アルバム公的抑圧では、レコード会社の契約の関係で
渡辺さんのキターチャンネルが全てカットされていたけど、
こうして目の前で、生でフェイク無しの当時の楽器で、
演奏が聴けるなんてもう夢の時間。
当時の渡辺さんの演奏はそこまで詰め込みますかの
早弾きのオンパレードだったけど、
若いは早いじゃ無いけど、今回は年を重ねた
熟年ならではの早弾きな印象。
演奏を聞いている間、初めてYMOと
出会ってから今までの人生を、
どこと無く走馬灯のように思い出しながら、
音楽の素晴らしさを感じつつ、
今回のこのYMO楽器展を企画
運営された方々。それと楽器フェアの
運営に携わった人々全員に感謝です。
松武さんが最後にこのYMO楽器展は、
今後も続けて行きますと発表。
皆さんもご協力お願いしますとも言っていた。
って事はワタクシのャ潟a[グ。
教授が当時使っていた現物だけども、
いつでもお貸し致しますよ。
これが自分が出来るささやかな協力。
次回のYMO楽器展も非常に楽しみです。
今回より更にパワーアップするのでしょう。
青春時代のあの頃がよみがえった2日間。
あぁ青春
今おっさん ・・・
YMO 79年 LA グルークシアター ~♪