蕎麦(そば)好き! 栃木県

勝手気ままな蕎麦(そば)屋巡り
NORABOW'S CLUB

茶寮そば 創作会席 旬菜そば 那須茶寮(なすさりょう) (那須町)

2010-05-10 | お蕎麦(那須町)
 自慢のそばは、吟味した地元那須産と北海道産の2種類のそば粉を
ブレンドしています。天ぷらは素材にこだわり、国産活車海老や、
契約農家から仕入れる、旬の那須産朝採り野菜を使用。 那須産の
一味唐辛子や岩塩で食べるそばは絶品です。ぜひご賞味ください。
            ~栃ナビ掲載記事のメッセージ文章全文~

 実はこの店、「栃ナビ!」で見つけた。掲載されている写真を見て、
全然蕎麦を出しているなんて想像できないお店だと感じた。その後、
このお店のHPを覗きにいった。リゾート地ならではの洒落た造りだと
思った。そこで、「会席料理」は完全予約制だけど、蕎麦は昼も夜も
飛び込みで大丈夫だとわかり、早速車を走らせた。
 
 ※「栃ナビ!」のおすすめページでは「懐石料理」と表記して
  ありますが、実際のお店の看板には「創作会席」と書かれていたので
  ここでは「会席料理」と書かせていただきました。

 写真の道は、県道17号線(那須街道)、写真手前が、
「那須サファリパーク」へと曲がる丁字路がある方向で、写真奥が、
「一軒茶屋前交差点」があり、その先が「那須湯本温泉」がある方向です。

 所 在 : 那須町高久乙2725-16 

 時 間 : 11:00~14:30(街道沿いの入口の看板)
       (店内にあった名刺には15:00とある)
       17:00~ 完全予約制
       (会席料理については予約制だけど、一般メニューは
        昼も夜も予約なしで大丈夫です)

 定休日 : 不定休

 店 内 : テーブル:2人×3、4人×5
       外テーブル(屋根なし):3×3
             
      (栃ナビ情報:テーブル26席、テラス11席)

 駐車場 : 15台前後(お店のエントランス下)

      (栃ナビ情報:10台)       

 H P : 有り。口コミ情報等多々あり

 4月の下旬の平日。もう直ぐゴールデンウィークが始まると
混むのが分かっていたので、日祝日前に此処へとやって来た。

 午後12時05分、駐車場に車を停めた。先に1台車が停まっている。
 駐車場は道沿い(那須街道)にあり、お店と建物はそこから
20メートルぐらい歩いたところにある。(駐車場よりは高台)
「栃ナビ!」に掲載されてある写真で建物は知っていたが、
駐車場からのエントランスを歩いて行くと、モダンな建物までの間、
妙に緊張した。一見ここでお蕎麦を食べるの?みたいな空間がまるで
別世界だと思ったからである。

 暖簾がかかった入口を入る。ホールは左側にあり、突きあたりの壁には、
陶器が飾られてあり、整然とテーブルが実にシンプルだけどセンスが
良いというか、配置されてある。そしてお箸だけがテーブル上に
セットされてある。

 こりゃ~、いつも入っているような蕎麦屋さんと雰囲気が違う。
蕎麦屋蕎麦屋した店内じゃなく、和の料亭(割烹)みたいな店内でもなく、
いかにも田舎の・・・みたいでもなく、この部屋(店内)だけ、
東京の青山とか赤坂とかの洗練された空間を感じさせる。またここの
窓(確か1枚ガラス:幅90センチぐらいで長さが5~6メートル
あったかな?:正確には忘れました)から見える「那須連山」の風景は
まるで風景画の額に入ったような構図をしている。

 少し、興奮した。先客は居なかった。BGMにNHKで使われる
ようなイメージソング?風の曲が流れていた。

 女将さん(取り合えずこう呼びます)がメニューを持って来てくれた。
 どうやら、お蕎麦単品は無く、あんみつと合わさったセットが
あったのでそちらを注文した。その他には、「てんぷらと蕎麦」みたいな
セットものがありましたが、「蕎麦とあんみつ」セットにしました。



 まず最初に蕎麦がきた。写真を見て分かると思いますが、器にも
独特のセンスを持っている。(建物も器もご主人のこだわりだそうです。
建物は有名な建築家に頼んだのですか?と質問したら、ご主人が
こういう風にしたいと施工業者と相談して建てたと女将さんが教えて
くれました。)

 それでは蕎麦ですが、色は白っぽく完全に細い部類の四角とか
平とかが混ざった麺。良く見ないと分からないぐらいの粒粒がある。
長さは、20~40センチぐらいの間。実に冷たく締めてある。
 口の中に蕎麦を含んだときの第一印象である。その後噛むと、
サクサクとしていた。モチモチの麺じゃなかった。のど越しは
滑らかだけど、どちらかというとゴックン系かな?細麺をよく噛むと
そういう感じがいつもする。

 蕎麦汁は、カツオ味。あまめかな?そして上品なしょっぱさだと思った。
少し魚っぽい味が口に残る。麺には、半分ぐらいまで浸して食べた。
但し、本わさびだったので、本わさびを麺に直接乗せて、蕎麦汁に
浸す時は、半分以下にしか浸さなかった。これ位が、麺、蕎麦汁、
本わさびと全部の味を順番に楽しめるからである。

 薬味は、ねぎと本わさび。(本わさびは持ち帰らないように)
 蕎麦湯は、後からで透明。今までで一番小さな湯桶だったかな?
 蕎麦汁を薄めると甘さが薄れてきて魚っぽい味としょっぱさが
前面に出てきた。少し本わさびを混ぜた。この一口が落ち着く。

 この後、「あんみつ」が出て来たのですが、写真を撮るのを
忘れてしまいました。
 個人的に「あんみつ」は大変美味しく感じましたが、蕎麦と後に
食べるのではなく、午後のひと時に最初から「お茶とあんみつ」を
食べながら、のんびりと那須連山を見ているなんて言う方がいいと
思った。「出来たら、「あんみつ」ではなく、私は男性なので「蕎麦」の
単品か、ご飯物(小さい器で)がいいですね」と女将さんに
言ってしまった。
 後でHPを見たら、那須茶寮 雪月花(せつげっか):宿屋?の
お土産に「名物女将のあんみつさん」というものが出ていた。
(取り寄せ可能)
 これだったのか~!っと思ったときは「時既に遅し」
 「女将さん、この那須茶寮の名物だったんですね。そんなことを
知らずに、男性客には合わないかもしれないと言ってしまったことを
お詫びします。」
 但し、「名物女将のあんみつ」が有名なのはわかりましたが、
辛党の人達のためににも、せめて「蕎麦単品」をメニューに附け加えて
ください。あくまで蕎麦好きの独り言ですが、十分に美味しい
このお店の蕎麦だけを食べたいと思う人が必ずいますから・・・・。

 午後12時20分にお会計を済ませる間に、1組(若い男女2名)が
お店の入口まで来て、中を覗いて帰ってしまった。惜しい!
 君たちは、後一歩前へ進めば、上質の那須の思い出を作ることが
出来たのに。 

 ご馳走様でした。

 尚、詳しくはHP、情報雑誌、情報検索(PC)で調べてください。

 一度食べてみてください。



 地図を写真にして、拡大してもこの辺りかな?レベルです。


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