蕎麦(そば)好き! 栃木県

勝手気ままな蕎麦(そば)屋巡り
NORABOW'S CLUB

弘法そば (鹿沼市)

2010-11-25 | お蕎麦(鹿沼市)
 弘法大師により湧き出た弘法お助け水を用いた純手打そばです
         ~店内に置いてあった名刺に書かれている謳い文句~

 「弘法のお助け水」とは・・・・・
 弘法大師が旅の途中でおばあさんに水を飲ませてもらい旅の疲れを
いやしました。下の沢まで水を汲みに行ったことを知り、その親切に
対し、持っていた杖で土手をつき、水を湧き出させたということです。
 今でも枯れることなくわきでています。 
            ~パンフレット「にしおおあし」掲載記事~

 ここまでの私の来方ですが、宇都宮環状線(宮環)から、鹿沼街道
(県道4号線)をそれこそ「鹿沼市」市内を目指して車で走り出す。
 途中、「中駒」を右に見て通り過ぎ、JR「日光線」の下も潜り、
ほんの最近までは突き当たっていた丁字路が十字路になり、そのまま
真っすぐ進むことが出来る。道なりに進むと、右側にある「冨士屋」の
前も通り過ぎ、「国道121号線」と交わる交差点を過ぎると、今度は
「県道14号線」と名前を変える。そして「東武線」の下を潜り、
上日向の変則の交差点を右折した。

 ここからは「古峰街道(県道14号のまま)」になる。気付かなかったけど
昔はここに大鳥居があったのだが、今は無くなっている。(その代わり
神社近くに大鳥居が出来たのかな?詳しくは分かりません)
 そしてここからは道なりに進み、「上日向」交差点から約12キロ地点
(神舟神社、神舟直売所を越えた場所)にこのお店があるが、案外
見落としてしまうことがあるかもしれないので、このお店の先右側
(50Mぐらい)に「そば食房一庵(いおり)」にあるから、通り過ぎて
しまったら、このお店を見つけて戻れば大丈夫です。(笑)

 写真の道が「古峰街道」になり、手前が「上日向」交差点方向で
奥が「古峰神社」方向になります。(写真を、本当によ~く見ると
「一庵(いおり)」が立てている「そば」の旗が見れる?)
 このお店の駐車場ですが、道路左側になります。そしてお店は、
反対側(右側)の坂道10メートルほど登った民家の右横にあります。
 ここのご主人が自分で建てたと言っていました。

※民家の玄関横に、「弘法のお助け水」が引かれてあり、ここで
 水を汲むことが出来ます。勿論、お蕎麦(お店)の水も全て
 「弘法のお助け水」だそうです。

 所 在 : 鹿沼市草久40 

 時 間 : 11:00~売り切れ御免

 定休日 : 月曜日

 店 内 : カウンター:3席
       テーブル:4人×2

 駐車場 : 5~7台ぐらい(お店の道路反対側)

 H P : 口コミ情報等あり

 11月下旬の連休の谷間の月曜日、午後12時15分に到着。
 仕事の帰り(午前11時台から雨が降って来たので、早終わりで
帰って来たが、途中で蕎麦を食べに寄ってみた)に来てみたら、
偶然「営業中」の看板が出ていた。 注文をする時に聞きましたが、
本来は月曜日が定休日だそうですが、たまたま昨日(日曜日)私用で
お店を休んだので、本日(月曜日)を振替で営業日にしたそうです。
 しかし、雨が降って来たこともあり、店内の電気も消してあり、
暖房機(ストーブ)も点けて無く、お茶用のお湯も沸かして無かった
みたいで、申し訳ない感じでお店に入りました。(たまたま、入口の坂を
登っていたら、ご主人と会ったので「大丈夫ですか?」と尋ねたら
「大丈夫ですからどうぞ寄って行ってください」と勧められ、お店に
入ったのです。)

 こう言っちゃなんですが、決して綺麗なお店ではありません。よく
若い人は、お店の中を見て帰ってしまうことが多々あるそうです。
 それから「天ぷら」は要予約になっています。
※量の多い蕎麦(5合打ち、一升打ちetc)はなるべく電話をしてから
 来てもらいたいと言っていました。

 初めてのお店なので「もりそば」を注文した。それに、私もなんだか
心が落ち着かない感じがしたのは事実である。

 私とご主人と一対一だったせいか、ご主人はズ~ッと話をしてくれた。
「来年の1月で3周年になる」とか「ここの蕎麦は完全なニ八そば」とか
「親戚にはそば屋が沢山ある」とか、「その日によって切り方(リズム)が
違ってしまい、太さがマチマチになってしまう」とか色々話してくれた。

 だから、全然「蕎麦」を待っていた時間が短く感じられた。(実際も
10分もかからなかったと思います。)

「もりそば」が出てきた。 



 実はここには写っていませんが、鹿沼特産の「刺身こんにゃく」を
出してくれたのだが、写真を撮るのを忘れてしまった。
(この「刺身こんにゃく」だけど、さすがに旨い。)

 蕎麦ですが本当に標準的な色をしていて、本日は4角い麺。
微かな粒粒が混ざったいるのがわかる。やや細めの部類かな?
 長さは20~30センチぐらいの間が多かった。しかし、茹でた
麺全部すくってしまうから、「短い麺も混ざっているけど勘弁してね」とも
言っていた。量的には170グラム前後の量だと言っていた。
 歯ごたえですが、冷たく締めてあるので(「弘法のお助け水」で
一年中締めているので、いつも一定の冷たさを保っている。)舌触りが
小気味いいし、噛み切れるときにキュッキュッとして適度の
硬さを感じることが出来る。よく言うと硬くも無いし、柔らかくも無くて
良い感じだけど、悪く言うとどちらでも無いということになるかな?
 喉越しはややザラメで、のどを刷れる感じが私は好きな部類である。

 蕎麦汁ですが、甘めに感じた。あまりカツオしていない。
「カツオ味が強くないですね?」と言ったら、「ダシは昆布と椎茸と
??と??と??と」って教えてくれたけど忘れた。癖がない味である。
それに水が柔らかくサラサラとしているのが分かる。
 麺には少しからたっぷりまで、好きに浸けても全然嫌らしさがない。
 それにどんなに麺に浸けても、いつも一定の味がする。

 薬味はねぎとわさび。わさびは、「本わさびに替えろ!」と常連さんに
言われていると言っていた。(笑)

 小皿にたくわん。
 蕎麦湯は後からで、この日は透明だった。この蕎麦湯もサラサラの
一言。蕎麦の味が少し滲んで居るのが分かった。蕎麦汁を薄めると
ダシの味が分かってくる。

 この日は、ご主人と一対一でその後、午後1時40分まで喋っていた。
おかげで午後の予定が狂ってしまったが、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

 ご馳走様でした。

 お土産に「刺身こんにゃく」をいただいた。
 2回目に行った時は、「なめこ」とペットボトルの「弘法のお助け水」を
いただいた。

 それから今はメニューにある「ざるそば」(海苔を乗せるだけ)は
その内に無くすかもしれないと言っていた。それから常連さんが
「水が良いのだから“水そば”も出してくれ」と言われ、“水そば”を
メニューに追加しことを話してくれた。

 色々とお話ありがとうございます。みなさんも伺うと話好きの
ご主人と楽しくお話出来ると思います。

 ※天ぷらが食べたい方は、予約連絡を必ず入れてください。

 尚、詳しくはHP、情報雑誌、情報検索(PC)で調べてください。

 一度食べてみてください。



 あくまでこの辺だろう?の場所ですが「神舟(かぶね)直売場」の
直ぐ先になります。


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