男前

saoriさんのブログまさに劇的！を読んで思い出したことがある



私も今までに人生で一度だけ「ニューハーフのお店」に行ったときのことを

あれは確か22歳のとき

姉の結婚式の2次会だ



　　　　ぽゎゎ～ん（回想）


姉はホテルのチャペルで式を挙げ、披露宴をした

当然、親戚達がわんさか出席した

その親戚達と披露宴のあとどこかで（記憶なし）一時会をし

その後のおもてなしということで父が例のお店に皆を連れてきてくれた




しかし当時のウブな私は完全にびびっていた


初めて近くで見る得体の知れない彼女達に・・・

低音のオネエ言葉で妙になれなれしく話しかけてくる彼女達に・・・




店内の明かりが消える

ちゃ～ら　ちゃ～ちゃらら　チャ～チャ～チャ～

ＡＢＢＡのダンシングクイーンの曲とともにショータイムの始まりだ



作り上げられた豊満なボディ

磨き抜かれた美しい手足

店内せましと踊りまくる彼女達を見て

不覚にも感動

そして敗北を感じた・・・






パッと店内に明かりが戻る


感動覚めやらぬまま、ぼんやりしていた私




が、一気に正気に戻る




叔父の次郎がテーブルに突っ伏したまま





ゲロってる　　　Σ(|| ゜Д゜)ガーン!!






親戚達が呼んでも揺すっても反応なし





(-∧-；)　ナムナム



Ω＼ζ°)チーン



ついに救急車を呼ぶ



逝ってしまったのかと恐怖に震える私をよそに
彼女達・・・いや彼らはすばらしかった



すばやい動きで次郎を持ち上げ
見事な連係プレーで、軽々と救急車まで運んでくれた



その後何事もなかったかのようにオネエ言葉で職場に戻った彼女達





かっこいいぜ　
　　　　　　姉さん






　　　　余談
その後次郎（たぶん当時70歳過ぎ）は救急病院へ搬送され
病院へついた時に意識を取り戻し
待ち時間が長かったので、診察しないまま
コーヒーを飲んで帰ってきたそうです
　　　　　　　お騒がせしました・・・