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九電消費者株主の会ブログ

2003年から毎年脱原発の議案を株主総会に提出してきました。株主として、消費者として九州電力に働きかけていきましょう。

いよいよ株主総会が近づいてきました(代表木村さんのメールより)

2011年06月15日 | 2011九電株主総会
6月28日(火)10時から、ホテル・ニューオオタニ。

今年の株主総会ほど注目される総会はないと思います。

 それは、言うまでもなく、原発推進の根拠(必要性・経済性・安全性)が、福島第一の大事故という最悪の形で崩れ去ったことです。
 耐震指針のみならず「安全審査指針」も「エネルギー基本計画」も「原子力長期計画」も根底から見直さざるをえない事態であることは明らかです。

 にもかかわらず、九電は福島の事故に全く向き合うことなく放射能漏れ事故をおこしたプルサーマル発電の玄海3号機、定期検査中の2号機を運転再開しようとしています。
 又老朽化が疑われる1号機の運転も続いています。
 川内増設も諦めてはいません。
 むしろ動かすことで既成事実化して「偽りの安全性」を誇示したいのでしょう。

 当会は、1979年に福岡の市民グループで株を取得。
 九州各地の火力等も含めた電源乱開発に反対する現地の声を、直接経営中枢に突きつける、株主の情報収集権の確保などが目的でスタート。
 84年には、事前質問書に回答がなかったため、「総会決議取り消し訴訟」を提訴(91年敗訴)のかたわら、全国の脱原発グループに株主運動への参加を呼び掛けるマニュアルを発表(九州大学の平井さん)。
 94年に初めて、全国から82人・3万7400株を集めて議案を提案、以後今年まで毎年3万株のハードルを越えて議案を出し続けてきました。

 総会は、総会屋や社員株主のヤジと怒号の中で踏ん張るという形から、最近は当会以外の株主からも発言があるなど雰囲気は変化しています。
 以下に示す提案議案や、事前質問書への回答等をめぐり、取締役会を追求するだけでなく、私たちが触媒となって、他の株主の共感や発言を促していけたらと準備中です。

2011年度

=提案議案=
①原発は順次、停止・廃炉。新設・増設は行わない
②自然エネルギー発電本部の設置
③原発と地震・津波及び火山活動調査検討委員会の設置
④プルサーマルの中止

総会会場の内と外をつなぎ、注目度ナンバーワンの効果的アピールができるよう、皆さんといっしょに頑張りたいと思います。
どうかよろしくお願い致します。