こんにちわ
先週から今週に掛けて色々と目を惹く興行がありました。
野球、大相撲、将棋・・ゴルフやラグビーはあまり観ませんので今回はご了承下さい。
中でも一番の人気は野球でしょうね。ワールド・ベースボール・クラシック
略してWBC 。日本は第一回、第二回と優勝を飾りました。日本の野球が
アメリカに勝った、勝ったと大騒ぎでしたが、正直 韓国や台湾がこんなに強い
と思わなかった…と感じた人が大勢いらっしゃったのではないでしょうか。
そのあと第三回、第四回と優勝を逃して 今回ですが、予選リーグの組み合わせ
で日本は比較的ゆるいところに入ったのか四連勝で予選リーグを突破。
準々決勝もイタリアですからワリと恵まれた対戦相手になりました。
ですがそのあとの準決勝からが本番、正味キツイ相手になります。
このWBCですが色んな国が各地区の予選を突破して出場してきますが、
優勝候補は、大リーグの選手がどれほど居るかに尽きるようですね。
まぁ サッカーでも 欧州の5大リーグ(イタリア、スペイン、フランス、ドイ
ツ、イギリス)に所属している選手次第ですしね。日本がこの数回のワールド
カップで好成績を残しているのも、欧州のリーグに在籍してる選手が増えてき
たのが要因でしょうね。
日本のチームは大リーグの選手も少し居ますがほとんどが国内のプロ野球選手
ですね。だから余計に力が入ります。
このあと来週にはアメリカに渡って準決勝、それに勝つと決勝。
まぁここからが本当の勝負でしょうね。
大谷に引っ張ってもらいながら他の選手も頑張って日本のプロ野球 ここにあ
り!としてもらえたら嬉しいですね。
そして 大相撲ですね。横綱に挑戦の貴景勝は初日に黒星。
15日間に15番の相撲を取って最低でも12勝はしなければならず、それが
最初に負けたのでは先行きが不安ですね。
小心な私の気持ちでは、貴景勝はこのまま大関で時々優勝をして名大関の
名を残すのがいいのではないかな と思っています。
相撲の詳しい方ならきっとわかってもらえると思います。
そして 将棋の話題です。
藤井聡太王将(タイトルの名前)が防衛戦で羽生九段を4勝2敗で下し初防衛
を果たしました。世間では他のタイトルと合わせて藤井五冠と呼んでいます。
現在 将棋界には全部で8つのタイトルがあります。藤井五冠は、今 渡辺棋王に
挑戦中ですが、それが2勝1敗。あと1勝で棋王位を奪取。そのあとに続くの
が将棋界で一番権威と歴史のある名人位を争う名人戦。
これもタイトル保持者は渡辺名人。4月5日開幕の7番勝負で先に4勝したほ
うが名人を名乗ることが出来ます。
渡辺名人(38才)は一昨年棋聖位を藤井(20才)さんに取られ 翌年のリベンジ
も返り討ち、そのあと現在進行中の棋王戦も又々藤井五冠を迎えて苦戦中で
す。そして4月からは名人戦。この前まで3冠だったのが藤井さんに身ぐるみ
剥がされようとしています。
しかしこの事態は過去の将棋界の世代交代の流れからすると 少々早いのではな
いかと…私は思ってます。
今まではタイトル争いは取った取られたを繰り返しながら第一人者から次世代
の棋士に移っていきました。
過去には木村義雄十四世名人が大山康晴十五世名人にタイトルが移るまで十年
近くかかりましたし、大山康晴さんから中原誠名さんに移行したのも長い月日
がありました。そして中原さんから 羽生さんまでのあいだは群雄割拠の時代が
十数年ありました。
この近代(昭和以降)では第一人者は四十代後半でタイトル戦線を退かれたよ
うな感じです。まぁ現役の引退はもっと後でしたが、それくらいになると
衰えが出てくるようですね。それからすると今の渡辺さんは38歳ですから
このまま行けば6月には無冠になってしまいそうです。
そりゃぁ リベンジ!と頑張られるかもしれませんが、今の発言から察すると
諦めモードに入っていると思われます。
ただ先程の例のようにまだタイトル戦線から外れるとは思えないのですが
・・
藤井五冠の凄いなぁと思うのは、取ったタイトルを防衛していることです
ね。つまりタイトル戦出場の挑戦と防衛の全てで勝っているのです。
因みに羽生さんは初タイトルの竜王位は翌年谷川さんに取られています。
まぁ勝負のことですしこれだけ多くのタイトルを持てば負けることも当然ある
でしょうが、果たしてどれくらいタイトル戦の連勝が伸ばせるのか!又それを
止めるのは誰か。興味は尽きませんね。