いそがしのトトロ

きたぐにのせいかつ日記。 

混乱の1月

2024-01-15 10:14:32 | 日記

昨年から夫の喘息症状で病院通いをくりかえし、すこし落ち着いたかなと思ったが、やはり着替えただけで息が切れるのはおかしい。最初は、吸入薬がうまく吸えていないからかと思っていたが、検査の結果、心不全という診断で、急遽他病院に入院することになった。

ぜんそくだとばかり思っていた。

呼吸器専門医を受信して、喘息はレントゲンには表れないと医師は言っていたが、内科医なのに何の検査もしないのはどうなのだろうと思っていた。

思えば、足や顔がむくんだりしたが、ステロイド薬のせいかと思ってしまった。

まあとりあえず、なんだかわかって安心した。

救急車を呼ぶのは、よっぽどじゃないとためらわれるものだが、最初から救急で行けばもっとはやく発見されただろうな。

今、NHKで「あきない世伝 金と銀」が始まった。友人が面白い本として進めてくれたので読んだ。私はドラマの1回目を見てから読んだので、主人公の 幸 が違和感なく受け入れられたが、友人は、ちょっとイメージが違うと言っていた。

高田 郁のものは、「みおつくし料理帳」もおもしろかった。このシリーズも長かったが、最後までつぎを読むのが楽しみだった。そして最後の章も、期待どうりではなかったが(勝手に期待するのだからあたりまえだが)気持ちのいい終わり方だった。

「あきない世伝 金と銀」は、波乱万丈の少女の人生で12巻ある。呉服屋の商売の世界を、大阪と東京を舞台に描かれる。大阪と東京ではずいぶんと違うのが意外だった。

また、大阪人の着物のこのみと江戸で売れる着物の好みが違うというのもおもしろかった。江戸は、大阪に比べると地味ごのみだとあった。

この本を読み終わったら、私も着物の事が気になって、しまいこんでいるゆかたでも着てみようかという気になった。日本は着物が日常着でなくなってしまった。着物を着る機会といえば、成人式や、何かの式典の時のめんどくさい着付けがつきものだ。ひとりで着られない民族衣装だものすたれるのがあたりまえだ。

箪笥の着物を整理してみようと思うようになった。何枚か着物がある。せめて、たたみかたをおぼえて、ゆかたぐらい着てみよう。

もうひとつ読んだ本は「水を縫う」寺地はるな 著

これは、家族のかたち 男や女であること にとらわれない世界であっていいんだと思わせる話。

伝統的な家族などすでにもう存在しない。 男らしさ・女らしさから自分らしさを大事にしていいんだと思える社会がふつうになれば、楽しいんじゃないかな。

 

 

 

コメント
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