ちょっと遅くなりましたが、やっと落ち着いたのでFT体験を記録として残したいと思います。
7月19日 FT前日 21時以降より絶飲食
7月20日 FT当日
化粧はダメ、と言うことなので、眉毛だけ書き(ないと怖いので)6時半に出発
8時50分にクリニックに到着し、すぐに呼ばれてトイレを済ませ、準備開始
パパは「先生が来たらお話出来るので待っててください」と待合室で待たされる
私は奥の静養室に入り「身に着けているものをすべてはずし、術着一枚になって下さい」と看護師から指示を受け
脱いでる途中で、「先に一本打たせてね」と心の準備もなく看護師に注射を打たれる(何の注射かは不明)
「携帯と靴下を脱いだものの一番上においといてね。ご主人には、自分で立って帰れると思ったら迎えに来て、って自分で電話するのよ。」と言われ、
用意が済むと内診台に乗り、左手に血圧計を付けられ、点滴の針を右手首に刺される(すごく痛い)
このとき、二人の看護師のオバチャンたちが「どこなら刺さるかしら?」と相談しあってるのでメチャメチャ不安でした
そのときにおなかがグーッと鳴ってしまい、看護師に点滴の内容を説明してもらいました
「空腹なのでブドウ糖と栄養剤、あとは安定剤と痛み止めが入ってます。」
「術後は3時間ぐらい休んだら帰れるし、少しなら飲んで良いです。ご主人にスポーツドリンクを買っといてもらうと良いかもね。食事は夕方にはとっても大丈夫です。ゆっくり少しずつね」
それからしばらく寝た状態で待ってると、バタバタバタっと先生一団が入ってくる]
「おはようございます。お願いします・・・」
「おっ、点滴もう入ってるんだ、優秀だね~。ご飯食べてないよね?」
って、来てすぐだったと思います
点滴の刺さってる右手首を持ち、さらに静脈麻酔らしきものを点滴のラインから注入。。。
(あれ?確かパパと話をするって言ってたはずなのに、それらしき気配はなかったよな~)って思ってたら、パパに後から聞いた所、忘れられててだいぶ待たされてから気付いてもらい
看護師から「ごめんなさいね。もうオペ始まっちゃった。あとで連絡が来たら迎えに来て下さい。」と言われクリニックを出たそうです。。
パパも先生が入ってきたのにおかしいな、と思ったみたい
そして。。。
右手がズキーーーンとかなりの鈍痛がし、右腕全体が重たくしびれる感じ
先生が「痛い?」 私「はい…かなり。。」
しばらくして「もう大丈夫でしょ」と言われると、少し痛みが楽になってきて、
看護師に「じゃぁ、ゆっくり目をつむってね」と言われ目を閉じたらそれ以降の記憶はないです
それから目が覚めたらまだ術中で、下腹部がとってもとってもとーっても痛かった・・・
遠くのほうで、先生がひたすらいくつもの数字を言ってるのが聞こえ、それに看護師が答えてる
お腹がとにかくズキーンと重たく痛い。。。
でも体が全く動かなくて必死にもがいてた(つもり)
「イタ・・・イ」って唸ると、看護師に「あと少しだから我慢してね~」と膝を押さえられる
それからどれくらい経ったか分からないけれど、とーーーおくの方で「もう終わったからね~」と聞こえてくる
足を乗せる台から足を下ろされ、器具を付け替えて、内診台がベットに変わってた・・・
看護師が靴下を履かせてくれたのは覚えてるけど、それからまたしばらく寝ちゃったみたい
次に目が覚めると、今度は隣で先生の数字を連発する声が聞こえる。。
カーテン一枚で仕切られた向こうで、次の人がFTを受けてるらしい・・・
「どう?だいじょうぶ?」と看護師が様子を見に来ると、私はひどい吐き気に襲われてて
「ギモヂワルイ゛」と伝えると洗面器を用意してくれた
しばらく背中をさすってくれたが、隣でばたばたしていて行ってしまう。。。
その後一人で、第一回目の( )ノ_...オエェェェェェ...
それからまた寝たんだと思う。。
そして、様子を見に来た看護師に起こされるたび、気持ち悪さが最高潮に達し( )ノ_...オエェェェェェ
全く起き上がれず。。
トイレに行きたくて、手伝ってもらいながら起き上がろうとすると死にそうに苦しくて「ムリデス。。。」と断念
「そう、しょうがないわねぇ。じゃぁしばらく寝てて良いから。。珍しいタイプねぇ」と看護士さん達。。
あまりに苦しそうで呼吸も乱れていたので、隣の人のFTが終わると、血圧計が再度私の左手に取り付けられました
最初の診察の時、先生に伝えたのよ。私ちゃんと。。
「盲腸の時、麻酔で気持ち悪くなり吐きながら手術を受けたので心配だ」と。
その時先生は「良くある事だから」と軽く流してくれました
それからしばらくすると先生も見に来てくれて「どう?大丈夫?」って
「どう見ても全然大丈夫じゃないでしょ」って言いたかった(。-_-。)けど言えず「ダメダス・・・」とだけ
「お酒飲めないでしょ。。お酒弱い人はちょっと辛いかもね。二日酔いと同じだと思って下さい。もう少し休んでて良いから」と。
良いから、って言われても、私動けませんから~と心の中で言い、はやくパパに会いたくて会いたくて仕方なかったです
隣の人のは、看護師の質問にちゃんと答えられてて大丈夫そうでした
それから看護師が私達に「ちょっと席を外しますね」と言うと、クリニック内が静かに・・・
きっとお昼休みだったんでしょうね
もうね、帰りたくても動けないし、起き上がろうとすると吐きそうになるし、でも自分で帰れるようになったら電話していい、って言われたので、きっとまだお迎えを呼んじゃ行けないんだと思い込んでたのでガマン
それでも、予定では11時半と言われていたパパは、きっと心配してるだろうと思い、携帯を手に取ると12時半すぎてるじゃない
なのでパパにしました
「ママね・・・気持ち悪くて動けないの誰もいないし、迎えに来てもらって良いかも分からないのパパに早く会いたいよ」
と。
連絡が遅かったので、やっぱりパパは心配だったみたいです
私がまだ帰れないと分かると「今からお昼を食べちゃうね」とパパ
また連絡する事にして、電話を一度切りました
そして4度ほど( )ノ_...オエェェェェェ...っとしたでしょうか。。それも泣きながら・・・
みんなも戻ってきてくれて「トイレ大丈夫なの?」と起こそうとしてくれるけどやっぱり無理で、過呼吸気味になってしまいました
それから「主人呼んでも良いですか?」と聞くと、先生も「nonさんの場合はもう来てもらった方が良いかもね(苦笑)」って感じでした
続いて「今日の結果今聞けますか?左がうんたらかんたら、右がどうのこうの・・・」と先生
両方とも入り口が閉鎖していたと聞いてビックリ。
でも、ちゃんと話を聞ける状況でもなく、開通したかどうかも分からないまま先生は去ってしまいました
それからパパにお迎えプリーズコールをして、しばらくすると声が聞こえ、来てくれた様子
でも・・・中にまでは通してもらえないのね・・・
看護師に「そんなんじゃご主人も心配するじゃないの。もう終わったんだから大丈夫、しっかりしなさい」
と無理やり起こされ、着替えさせられました
しっかりってしっかりって・・・こんなに苦しくて辛いのになんて厳しいんだろう
この言葉はちょっとショックでした
過呼吸で手もしびれがきてる私に「ちゃんと呼吸しなさい。そんなだから気持ち悪くなるのよ」って・・・
スパルタ看護師だよ、ホント。
そして、ゆっくり呼吸するように指示されながら、なんとか着替えを終えパパのもとに
パパもとっても心配そうな顔をしてました
支払いを済ませ、パパに抱えられながら車までよろよろ歩き、お家に帰る事が出来ました
でも、車を降りて立ったらまた吐き気に襲われちゃって、マンションのエレベーター前でまた( )ノ_...オエェェェェェ...
参考までに、FTの支払い
抗生剤一週間分含めて ¥144.830-
ところで、隣の人は知らない間に帰ってたみたいです。。
しかも、パパが見かけたらしく、一人で歩いて帰ったそうです
そうよね。。。
FT受けた話をネットで見たり聞いたりしても、一人で歩けなかった人なんて聞いた事ないわよ・・・
個人差があるとは言っても、あり過ぎじゃぁありませんこと
もうね、この時の事をこうして思い出すだけでまた涙が出そうです
でも、無事に卵管が通ったんだもんね
頑張った甲斐があったわ~
今は「早くリセットしないかな~」と次の周期が待ち遠しいよ
今度の排卵予定日は、お盆休み真っ只中だしね
そしてクリニックへは、9月9日に子宮鏡の検査に行って来ます!