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魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第8話 「ライバル!」 感想

2015-06-04 22:00:00 | 魔法少女リリカルなのは
『魔法少女リリカルなのはViVid』アニメ 第8話


 以下、アニメ第8話の感想になります。原作未読の方はネタバレにお気を付けください。
 (原作話数→ Memory;18「ライバル!」 Memory;19「アスティオン」 Memory;20「秘密特訓!」Memory;21「選考会!」 )





 <前回記事>
魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第1話 「セイクリッド・ハート」 感想
魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第2話 「アインハルト・ストラトス」 感想
魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第3話 「本当の気持ち」 感想
魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第4話 「ブランニュー・ハート」 感想
魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第5話 「サプライズ・アタック」 感想
魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第6話 「マッチアップ・デュエル」 感想
魔法少女リリカルなのはViVid アニメ 第7話 「ニュー・ステージ!」 感想


 アニメ第8話はインターミドル・チャンピオンシップの選考会に向けて特訓をするヴィヴィオたちに焦点を当てて描かれていた。そのためか、今までよりも原作にあったシーンが所々でカットされていたように思います。


 カットされた箇所で個人的に気になるシーンをいくつか。



番長のイラスト


 学校からの帰り道、コロナちゃんとリオが偶然にも番長と遭遇するシーンがカットされていたのは少し残念。キラキラした目でサインを求めるコロナちゃんが観れなかったのももちろん残念だけれど、凄みを利かせトップファイターとしての格を感じさせた反面、なんともかわいい絵を描く番長をアニメでも観たかったなぁ。

 番長って、強いけど泣き虫で男らしいけどかわいいもの好きっていうギャップが素晴らしいよね。Memory;65の感想を書いた際にも思ったけれど、番長の魅力はギャップにあると思うのです。ミウラのような「ボクっ娘」ヒロインも最高だけれど、番長のような「オレっ娘」ヒロインがもう少し流行してもいいんじゃないかなと思ったりもするのですがいかがでしょう。


 番長の制服姿、完全におへそを出してるわけだけど校則は大丈夫なの?校則には拘束されないの?さすがは不良っ娘である。バインドにはよく拘束されるのにネ!






ただ、前を見つめて


 悲しいことにミウラの特訓シーンもカットされていた。尺の都合があるのはわかるけれど、後々の展開を考えるなら「ライバル」であるミウラのシーンはあまりカットしない方が良いのではいかなぁと個人的には思ったりもするんですけどね。

 確かにわざわざ描かなくとも、特訓をしているのはヴィヴィオたちだけではないということはわかるけれど、ミウラの蹴打の破壊力を見て、アインハルトもまた気を引き締めるわけですからね。このシーンはちょっとアニメでも観てみたかった。




なのはママ特製メニュー


 高町家の夕食シーンもカット。なのはさんがヴィヴィオとこうして楽しそうに話をするシーンはほのぼのとしていて好きなのでちょっと残念。お母さん力を発揮しているなのはさんとてもかわいいのに...。

 そして、ヴィヴィオたちが修行の一環で腕に付けている魔力負荷をかけるバンドもアニメでは言及されていなかったね。





 原作のシーンがカットされた一方でやっぱり今回の見どころの一つはアインハルトと愛機であるアスティオンのシーン。


小さな英雄


 アスティオン。かつて、クラウスとオリヴィエが生まれてくることが出来なかった雪原豹の子に贈ろうとしていた名前。2人が好きだった物語の主人公であり、勇気を胸に諦めずに進む小さな英雄の名前である。

 小さな英雄「アスティオン」は時を超えて、今この瞬間アインハルトの愛機として誕生を果たすのである。アニメならではの変身シーンのクオリティももちろん目を見張る素晴らしさだけれど、アインハルトとアスティオンがパートナーとしてつながる瞬間はアニメで改めて観ても感動するなぁ。主人である少女の矛として、そして盾として。時には傷付くことを恐れずに主人を支えるその姿はまさに小さな英雄だよね。


 シャンテとの手合せを経て、防御に課題があることを痛感したクリスがヴィヴィオを守るためになのはさんに相談を持ちかけるシーンもあるけど、所有者とデバイスの間にある絆というのもまたなのはシリーズの素晴らしいところ。



 そして、声の出演でアスティオンのところにCV:Kana Asumiと表記されていたのはおもしろかった(笑)






強くなろう 今よりもっと 今日よりずっと――

 
 かつて、なのはさんがレイジングハートともにたくさんの思い出を積み重ねてきたように、ヴィヴィオもまたクリスと色々なことを積み重ねていく。今の自分のレベルではインターミドルで通用しないかもしれない。でも、俯くことなく「強くなろう」と静かに、でも強い覚悟をもってそう言葉にするヴィヴィオはやっぱり主人公だなぁって。壁にぶつかったら一つずつ越えていく。王道こそが一番の近道なのである。






少女の瞳に宿る意志


 アインハルトとコロナちゃんは同じ予選1組。チームであると同時に彼女たちはライバルでもあるのだ。仲間だから、アインハルトの実力を、彼女の努力をコロナちゃんは近くで見てきた。でもコロナちゃんの瞳は決して勝つことを諦めてはいない。控えめな性格の彼女にも譲れないものがあるのだ。決して譲れない強い想いが。

 
 ついに近付いてきたんだなぁ...。圧倒的なまでの神回の足音がいよいよ聞こえてきましたよ。コロナちゃんの大一番。コロナちゃんのコロナちゃんによるコロナちゃんのための対決がもうすぐアニメで観れると思うと本当にヤバイ。涙腺が崩壊どころではない。コロナちゃんの神々しいまでのかわいさが凝縮され、その圧倒的な天使っぷりに人間程度が作ったテレビが果たして耐えられるだろうか。いや、耐えられるわけがない。(断言)

 コロナちゃんAngelがかわいく咲き誇る姿Blossomが楽しみすぎてたまりません。コロナちゃんにとって格闘技とは何なのか、彼女は試合の中でその答えを見つけるのである。友達への想いと信頼し信頼されるコーチとの絆がとても素晴らしく描かれている対決。全力全開で待機するしかありますまい。

 





ライバル!


 お互いがお互いを高めあうライバル関係というのはなかなかどうして熱い。第1クール目はどこまでやるのだろう。ヴィヴィオvsミウラまでやるのは結構厳しい気もするけど、ここ最近の駆け足気味な構成を見るとありえなくもないから怖い。コロナちゃんvsアインハルトを丁寧にやってほしいところですん。





アインハルト「リリカルマジカル、がんばりましょうね、ティオ」
ティオ「にゃあ~」

 今回の次回予告はアインハルトとティオ。ここまで来ても、コロナちゃんが次回予告のメインセリフを担当していないということはつまりそういうことですよね。約束された勝利の神回が楽しみです。


5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2015-06-04 23:10:03
俺っ娘(番長)vsボクっ娘(ミウラ)は面白い試合になりそうだから見てみたい
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Unknown (レッド)
2015-06-04 23:12:13
6月4日は、はやての誕生日らしいですね。
おめでとうございます、と思いつつ、他のキャラにも設定されないかなぁとか思っています。

カットされた部分で気になったところはだいたい挙げて頂いているので、「やっぱりなぁ…」と思いながら読ませて頂きました。

そして、コロナちゃんVSアインハルト戦が丁寧に描かれるかどうかの危機感がこの8話で沸き上がってきたのも同じです。
本当に、コロナの格闘技にかける思いや劣等感が始めて描かれる大事な場面ですからね!

(あぁ、[ママ特製「疲労回復明日もがんばろう!」メニュー~]は惜しかったなぁ…
ママ二人とはやてもたしか映ってなかったし…そういえば、EDも…)

まぁ、あまり文句を言ってもしょうがないですし、アニメだけを観てる人にもたいせつなことが伝わるのを期待するとします。
では~
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Unknown (こっこ)
2015-06-06 01:05:11
個人的にはミウラの特訓シーンカットが一番残念だったかな~と思います。
ミウラって こんなえげつねぇんだぜ?っていうのを知った上でインターミドルの話行ってほしかったです。
アニメだけだとライバル感が薄れて、たくさんいる参加選手の1人みたいな印象しか抱けないんじゃ無いかと…

夕食シーンのカットは出来るだけなのはの出番自体をカットしようとしているように感じました。
タイトルに魔法少女リリカルなのは ってついてるのにw

アインハルトの変身シーンは良かったですよね!
バリアジャケットが装着されていくカット毎にティオの動きが繊細に描かれていて強いこだわりを感じました。
うちもコロナちゃんVSアインハルト戦が丁寧に描かれるかどうか不安だったんですが、最新の10話観てこれならちゃんとやってくれるかなと思い直しました。
最近の駆け足は コロナちゃんVSアインハルト戦をしっかりやる為なんですよきっと!w

Angel Blossom楽しみです~!!
頑張れコロナちゃん!
でわでわ今回も失礼しましたw
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Unknown (ふわふわ)
2015-06-07 16:25:12
>レッドさんへ
なのはさんが3/15、はやてが6/4、フェイトが5/29(非公式)というのが設定としてありますが、ViVidのキャラにも誕生日設定は欲しいですね。ヴィヴィオに関しては「なのはさんと出逢った日」でも良い気がします!

コロナちゃんvsアインハルト戦は1クール目の山場にもなると思いますし、丁寧に描かれることに期待ですね。

主人公がヴィヴィオなのでなのはさんのシーンがある程度カットされるのは仕方ないことではあるのですが、やっぱり少し寂しさもありますよね・・・。まぁ、アニメにはアニメの原作には原作の良さがありますから、その違いを楽しめていけたら良いかなと思います。


>こっこさんへ
全く同意見です。ミウラのえげつなさを丁寧に描いてほしかったというのはどうしても感じてしまうところですよね。

アインハルトの変身シーンに関するこだわりもホント素晴らしかったですね。ティオの可愛さもしっかりと再現されていましたし。

「最近の駆け足は コロナちゃんVSアインハルト戦をしっかりやる為」
>間違いなくこれでしょうね。お膳立ては完了しましたし、もう後は神回を楽しみに待つのみです!
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Unknown (ジン)
2019-12-17 13:50:44
アインハルトのティオ可愛すぎますね。癒されます。
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