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のんびりロンドン⇒あくせく東京(食べ物系)

2004年~2008年までロンドン駐在。東京に帰ってきてからも…食べ物の話を中心にノンビリやらせて頂きます。

ギリシア旅行(前編)アテネ①

2007-10-28 20:42:17 | 旅行・観光(大陸)
随分と前の話になってしまいしたが、6月末に早めの夏休みを頂いてアテネ&サントリーニ島を訪れた際の記録です。

真夏は暑すぎて歩き回ることは不可能とのことで6月に行ったのですが…暑い!とにかく暑い!!聞くところでは例年にない異常な猛暑だったそうですが、それにしてもロンドンの気候に慣れてしまった体には、どうにも暑い。日本に帰国したら生きていけるのかなぁ。


そんななか、こら体の為にも取り敢えず何か食わなあかんと、早速の食事。ガイドブックに載っているスブラキ屋さんに直行です。

Thanasis
Mitropoleos 69 Monastiraki Athens
+30-210-3244705、無休
スブラキ、美味しいですね。要はロンドンでも慣れ親しんだケバブな訳ですが、イスラム圏ではないので豚肉がある!これは美味いです。ピタパンもトルコ風より厚めなうえ、それを本当に軽~く揚げてある?ような気がします。さらに、トルコ風ではあまりお目に掛かりませんが、フライドポテトが入ります。これも意外な組み合わせでgood。肉の種類・油分・フライドポテトと、トルコ風に比べてコッテリ目でボリューム感upといった印象です。むっちゃ気に入りました。



腹ごしらえが済むと、店から近い古代アゴラへ。
あ、暑い…。当初は、古代アゴラからパルテノン神殿を目指す予定だったのですが、あまりの暑さに断念。パルテノン神殿は明日行くことに変更し、近くのcafeでアイスコーヒーを飲んで退散。


クーラーが利いている観光施設を目指して国立考古学博物館に行き先を変更。あまり期待していなかったものの、ここのコレクションは凄い(と思う)。3千年とか前にこんな物を作っていたのかと、今更ながらの新鮮な驚きです。


Psara's
16 Erehtheos&Erotokritou str,105 56 Plaka,Athens
+30-210-3218734、無休
夕食はプラカ地区にあるPsara'sへ。プラカ地区の中心から少し外れた高台にあるので、落ち着いて食事できます。アテネ&サントリーニに5泊し、毎晩色々なタベルナに行きましたが、僕達の経験としてはここが一番美味しかったです。値段もやや高めな気はしましたが、カラマリ等の魚介類は明らかに鮮度が良い気がしました。


ナポリ(前編) カプリ島

2007-04-11 08:53:05 | 旅行・観光(大陸)
4月のバンク・ホリデーにナポリ旅行に行ってきました。

結論から申し上げると…最高でした!
絶対にもう一度行きたい。「ナポリをもう一度見てから死ね」という感じです。

僕達夫婦の行動は、ナポリ市街では、ほぼ食べることに特化。詳しくは別ページにしようと思いますが、とにかく、ピザが安くて美味い!!
特筆すべきは、有名店もそうでない店も、コストパフォーマンスが安定して高い点でしょう。
ロンドンに来て以来、本当にあちこち旅行してきましたが、「何を食べても安くて美味しい!」と心から言えたのは、ナポリが最初でした。


旅行2日目は、カプリ島へ。
ナポリから高速船で50分程度、だと思います(寝てたので覚えてない…)。
カプリ島に着いたらすぐに『青の洞窟』観光へ。
青の洞窟は、メインの港から島の反対側にあるため、陸路(バスorタクシー)か小船で行きます。僕達は船を選択。
船に乗って30分程度で青の洞窟近辺に到着するも、洞窟入り待ちの渋滞…。7~8艘の小船が待っていましたが、そのうち3艘は日本人団体旅行客!恐るべし。


洞窟の入口は小さいので、港からの小船から、手漕ぎボートに乗り換え、こんな状態で入って行きます。船頭さんも観光客も、ボートにべったり寝そべった状態。


そして洞窟の中は…本当に青い!ちょっとマジで感動。


洞窟から港へ戻ると、ケーブルカーで島の中心「カプリ地区」へ。


カプリ島は、高級リゾートなんですね。各種高級ブランドの路面店が続きます。poshでいい感じです。


ここで昼食。メイン通りから少し中に入ったところにあるオープン・テラスのレストランでした(名前、忘れました…)。完全に観光地なだけに、正直あまり期待していなかったのですが、見事に期待を裏切る美味しさ!poshな観光地なのでそんなに安くはないものの、感覚的には、ロンドンで食べるののポンド建をユーロ建にした感じの価格帯で、味と雰囲気を考えれば十分なバリューだと思います。
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2009年7月18日追記
昨日「アナザースカイ」で道端ジェシカがカプリ島を紹介。お気に入りレストランとして出て来た店が…間違いなくここ!Villa Verde (ヴィッラ・ヴェルデ)という店であることが判明。よくみれば写真の道案内プレートにも書いてあった(笑)。結構有名店だったらしい。たしかに美味しかったですもの。
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南仏に行った時も思いましたが、ロンドンで食べるのと、野菜の味が全然違います。


このスパゲティは、僕史上、実はベスト5に入るのではないかと。お店の名前覚えてればなぁ…


<番外編>スイス旅行 ~ ジュネーブ②

2005-11-20 07:02:33 | 旅行・観光(大陸)
スイス旅5日目。最終日は夕方までジュネーブの旧市街を中心に散策。

ちなみに、4日目は、日帰りバスツアーで国境をまたいでフランス・シャモニにモンブラン観光に赴くも、デジカメをホテルに忘れたので省略・・・。標高3,842mまでゴンドラで昇るも、猛吹雪であえなく退散だったので、ま、カメラ忘れても良かったか。

いつものように朝寝坊したのんびり夫婦は、いつものように遅めのブランチ(店にはLunchと書かれているが・・・)。
ブール・ド・フール広場近くのビストロ(Au Carnivore, Tel:022-311-8758)のテラス席は、天気もよくて本当に快適。食事も相応のコストパフォーマンスで充分に満足。




食事の後は、旧市街をゆっくり散策。
うちの外国人スタッフに言わせると、ジュネーブはposhでboringだそうなので(cleanでwell organizedだけど、それだけ、だそうです)、観光地としての人気度はいまひとつかもしれませんが、綺麗で落ち着いていて快適で、フランス語圏で料理も美味しいし、かなり良い街だと思うのですが。
冒頭の写真はサン・ピエール大聖堂。
下の写真は、同大聖堂近くの風景です。
ここでデジカメの電池が無くなり、以降、写真が撮れないことに。マッターホルンを撮りすぎた・・・。

<番外編>スイス旅行 ~ ジュネーブ①

2005-09-04 11:30:30 | 旅行・観光(大陸)
スイス旅行3日目は電車でジュネーブへ。
ツェルマットでは、あまり「食」を堪能できなかったので(正確には、あまりにも観光地化されていて見るからにコストパフォーマンスが悪そうな店が多く、殆ど挑戦しなかった)、ジュネーブでは食うぞー!と意気込む。

ホテルにチェックインするとすぐに街の散策を開始。早速お腹が空いてきたので、モラール広場に面したデパート(Globus)のフードコートへ。店内はフードコートとしてはかなりお洒落。中華・エスニック系のコーナーで指差し注文。レシートを無くしてしまったため正確に覚えていないのですが、提示された金額は日本円換算で5,000円以上。味は悪くなかったので良かったものの、やはりスイスの物価はロンドン並みに高い。


ちょうどこの時期、ジュネーブでは「ジュネーブ祭り(Fêtes de Genève):毎年8月1日~10日」が開催中。レマン湖の畔には、特設ステージに加えてたくさんの露店が並んでいます。毎日夜中の2時くらいまでドンチャン騒ぎが続くそうなので、夜食に寄ろう。


お祭りでは、各国の民族衣装を着た人達がトレーラー上でお国自慢のダンスを披露。ブラジル、インド、キューバ、ジャマイカ…凄い熱気でした。


夕食は、いよいよチーズ・フォンデュ。ホテルのコンシェルジェに薦められたのは「Les Armures」という老舗レストラン。ここは美味しかった!ということで別項で後ほど。

夕食後、再びジュネーブ祭りへ。凄い人手です。こんな大きなお祭りは久し振りですが、やはり賑やかでいいもんです。


<番外編>スイス旅行 ~ ツェルマット②

2005-09-04 10:27:40 | 旅行・観光(大陸)
逆さマッターホルンを満喫した後は、一旦、ツェルマットまで降りてきてから、ヨーロッパ最高地点の展望台クラインマッターホルン(Klein Matterhorn)を目指します。と言ってもゴンドラで40分あまりですが…。料金はCHF61.50/人(スイスパス割引後)!!
ゴンドラ駅付近からみるマッターホルンもまた素敵です。氷河から流れ出る川は、みんなこんなミルク色です。何が溶けこんでいるのかしら。


あっという間に欧州最高地点(3,883m)の展望台へ。ゴンドラ駅から多少階段を昇って展望台へと到達しますが、その僅か50段弱の階段で眩暈が…。標高のせいなのか、年齢のせいなのか…。クラインマッターホルンから見るマッターホルンは一般的に知られる形とは違うものの、近いだけあって迫力は十二分です。


展望台からは、モンテローザも綺麗に見えます…と思っていたのですが、後から地図を見ると、これはブライトホルン(Breithorn:4,159m)であった可能性が高いことが判明。いずれにしても、どこを見回しても本当に美しい景色です。

<番外編>スイス旅行 ~ ツェルマット①

2005-08-20 09:55:39 | 旅行・観光(大陸)
夏休みです。4泊5日のスイス旅行に行ってきました。
カテゴリに「その他(旅行記など)」なる項目を作っていたことを思い出したのでちょっとだけ書いてみます。

朝、ロンドンを発ちジュネーブへ。ジュネーブからは電車でツェルマットへ直行。ちなみに鉄道チケットは、「スイス・フレキシー・セイバーパス3日間」(1人2万円程度)をロンドンで調達。鉄道を使う日を自由に3日選べるので無駄が無くてお得(と思う)。ちなみに、登山鉄道やゴンドラを利用する際、スイスパス各種で割引がありますが、上記の鉄道利用日に指定しなかった日もちゃんと割引してもらえました。

ツェルマットに着くと、チェックインもそこそこに地下ケーブルカーでスネガ(Sunnegga)へ。CHF16.50/人(スイスパス割引有り。以下同じ)。きた!マッターホルンです。ちょっと雲が掛かってるけど美しい…。写真で見てたのと同じなのに、この存在感はやはり凄い。が、なんか凄すぎて、未だに現実感なし。


第2日目。本格的にマッターホルンを堪能すべく、早朝10時にはホテルを出発!10時にホテルを出るのは“のんびり”を旨とする私達夫婦にとっては尋常ではない早起き。
まずはマッターホルン観光の拠点ゴルナーグラート(Gornergrat)を登山鉄道で目指す。料金は往復CHF54/人。途中下車乗り降り自由です。登山鉄道内ではマッターホルンや氷河が見える度にドヨメキが上がる。3,000m超まで電車に座って40分で到達。なんて便利なんだ…。


ゴルナーグラートからは雄大なゴルナー氷河が一望。マッターホルンも当然ながら素晴らしいが、氷河の迫力はそれに勝るとも劣らない素晴らしさ。


ゴルナーグラートでゴルナー氷河、モンテローザの雄姿を堪能した後、登山鉄道で1駅戻りローテンボーテンへ。ここから下りのみのお手軽“逆さマッターホルン”ハイキングに出発。ちなみにガイドブックによる所要時間は40分。このコースであれば、スニーカーで充分です。駅を出ると、目の前はもうこんな感じです。まさに言葉もなし。


ハイキングを始めて5分程度でリッフェル湖へ。おぉぉぉっ…逆さマッターホルンです。再び言葉もなし。興奮してシャッターを押しまくるも、出てくる言葉は「素晴らしい」とか「見事だねぇ」とか陳腐な言葉のみ。


ガイドブックに書いてある通り、リッフェル湖の奥にある小さな湖の方が風を受けにくく、逆さマッターホルンが綺麗に見える。本当に言葉がでない。この美しさを表す言葉が全く見つけられない自らの表現力の乏しさを恥じながらも、松島で絶句した芭蕉ならこの光景を見れば絶対に絶句するはずと自分を慰める。


ハイキング中は、様々なアングルからマッターホルンを堪能。感覚が麻痺してきます。


ハイキングの終点リッフェルベルクにはカフェが待ち構えている。ビール。飲まざるを得ないでしょう。