
竹田駅で降りる人は私を含めて2人だけでした。もう一人の女性も一眼レフを首から提げていましたので、目的は一緒っぽいです。

高架下は駐車駐輪スペースになっています。それなりの台数が止まっていたので通勤通学でこの駅を利用している方も多いのでしょう。

高架の柱になりやらタイルのようなものが貼ってあります。

近寄ってみると竹田駅発の切符のレプリカと説明文のプレートでした。説明文は何が書いてあるか分かりませんが、到着駅の事やその駅の名産品のイラストが書いてあるような気がします。

高架化されて新しくなった竹田駅。特に面白みもありませんね。

こちらは日本統治時代に作られた木造駅舎(ホーム側)。目的はこちらです。

竹田駅の周りは有志の手によって木造駅舎を中心に旧遺構などを保存し公開しています。

駅前は・・・特になりもありませんね。

竹田駅(旧駅)

構内も綺麗な状態で保存されています。月曜日は文化園が休園日のため中には入れません。

記念写真用のボード。たぶん縁起が良い系の行き先なのだと。発行期日や金額に意味があるのかは分かりません。

こちらは池上文庫。池上一郎氏は日本の軍医で、当時村民に対しいつも無料で診察を行っていたため、住民は彼に感謝してその名を取り池上一郎博士文庫を創立しました。

館内の書籍は日本の書籍ばかりです。

こちらは竹田文化会館。ここも昔は鉄道倉庫でした。

列車が来たらよさげな撮影場所でしたが列車の時間なんて調べてないです・・・

地図を見ると何かありそうなので駅周囲を散策してみましょう。




五府千歳
この先にもお宮があるみたいなのですが、観光地でも無い住宅街(?)にカメラを持った不審な日本人のおっさんがうろちょろしてるのって事案になりそうだったので止めました(正確には面倒になったとも言うw)


福徳正神


六堆醸興業有限公司

お醤油屋さんでしょうか。直営店は朝早いので開店前でした。

30分ほど散策して戻ってきました。

台北の方ですと悠遊カードの案内が多いですが、高雄周辺はiPassのスタンドポップをほとんどの駅で見かけました。台鐵では全線で悠遊カード・iPassの両方が利用可能です。

竹田駅からは悠遊カードで乗車します。少し割引になるのと切符を買わずに済むので、台湾での公共交通機関乗車時はICカードが便利です。

無人駅かと思いきや切符売り場がありました。改札の中ですけどね(笑)

プラットホーム階にもベンチがあったのは確認済みですのでホームで待ちます。地元の方々は日陰になって少し涼しい改札階のベンチで待っていました。

ポケGOの注意喚起。このような小さな駅や南廻線の無人駅でも見かけたので台鐵全駅で貼ってあると思われます。

高雄方面行きの区間車(韓国Daewoo製)

潮州行きの区間車(第6次車台湾車輌製)

乗ります。案の定ガラガラです。

1駅5分で終点の潮州駅に到着。
つづきます
台湾ですと日本製の特急車両や通勤車、新幹線をはじめ、韓国製の通勤車、イタリア製や南アフリカ製の特急車両も走っています。最近ですと通勤車は台湾内製のものが増備されていますが、特急車や新幹線は日本からの輸入で増備されていますね。