韓国併合１００年を迎えて

１０月２９日（木）「韓国併合１００年を迎えて～過去克服と和解の次の１００年へ～」第２回講演ということで、
大阪市阿倍野区民センターで、蓮池透さんの講演がありました。
「拉致問題の解決に向けて」ということで、
２００２年９月１７日小泉元首相が訪朝し、北朝鮮による日本人拉致が白日のもとに晒されてから７年が経過したわけですが、
その間の政府の取り組みなどを分析しながら、経済制裁が有効な方法であるのかどうか、も具体的に話されました。
経済制裁が有効であったならば、すでに拉致被害者が帰ってきているはずだし、核放棄もおこなっているはず。
結局北朝鮮の国民が困難な状況になっているだけで、効果があったわけではないということでした。
新政権に望むこととして、今までのことは、自民党政権が何も成し得なかったということで、自民党の責任として、
新たに鳩山政権が制裁路線にこだわるのではなく、対話と交渉で進めていくことが大切である、ということを強調されていました。
私もまったく同感であります。