練馬区の図書館からお借りして1ヶ月。漸く読み終えた。結構なボリューム、しかもゲッツ本人のみならず、彼に纏わる人々のストーリーまで微細に描かれているので、登場人物も多く、混乱を招く事もしばしば。こんな感じ。一番読んでて辛かった、2番目の奥さんモニカ一族ストーリーのクダリ。祖父がナチのナンバー2でヒットラーの信頼が厚かった…とか、ジャズの話を読みたい僕には正直どうでも良くて、何度読んでも頭に入って来な . . . 本文を読む
写真はここ最近買ったスタン・ゲッツのCD。レコードでは古い時代のものの蒐集が続いている。どうしても手に入らないものや、あまりにもレアで値が釣り上がったものは中古CDで蒐集するか、地元の図書館でお借りしている。コロナ禍で仕事を奪われ、やる事が無くなり、ゲッツの研究…というか、リスニングを続けて来て気が付いたのは、時代時代のトレンドに彼が物凄く敏感だったという事。50年代後半に、二人目の妻、モニカ夫人 . . . 本文を読む
自分の「気付き」の備忘録です。理論的に矛盾が有るやも知れませんがご了承の程を。間違いが見付かったら、今後書き直したり加筆するかもです。先日、久々にコルトレーンの「impressions」を聴いてて、ソロ中に強調してるかの様に聴こえるminorコード上のMaj6thの音がとても明るく聴こえて、自己分析してました。Dminで言うところのB音です。通常、トニック・マイナーで使うスケールはAeolianか . . . 本文を読む
動画上げました。
"In Your Own Sweet Way" (D. Brubeck) by Sguru4TET
"In Your Own Sweet Way" by 宮地スグル(ts)カルテット<柳隼一(p)、南山拓郎(b)、公手徹太郎(ds)>@ 壱岐坂Bon Courage
6月もライブが飛んだり時短になりました。暇なので動画作りに精を出してます(トラブって朝5時までかかりました . . . 本文を読む
『Cool Velvet』Stan Getz。ここ最近買ったレコードで最もハマって、現在ヘビロテ中。特にA面3曲目の「Early Autumn」は美し過ぎて、もう一度…と繰り返し聴いてしまう。ラッセル・ガルシアのアレンジも秀逸で、カウンター・ラインはまさしく僕の好み。裏ジャケの英語の解説には、超要約すると、ジャズとクラシックのオーケストラの共演というのは上手く行かない事が多いけど、ゲッツだけは別… . . . 本文を読む
セロニアス・モンクはアート・ペッパーをどう評したか?
この動画、腑に落ちる所が満載。モンクがペッパーをディスってるって内容(僕にとっては一寸悲しい)になるんだけど、それ以上に「ストックフレーズ」所謂「リック」について話が及んでいるのも面白い。以前僕が「リックって?」で書いた内容に通ずるものでもある。
また、大きく「実務家タイプ」と「経営者タイプ」に分けた話 . . . 本文を読む
このチャンネルでやりたかった楽器紹介です。メインのテナーじゃないんですけど(笑)、去年の年末に購入した、アルト「YANAGISAWA A-4」です。実は文化庁さんのコロナ対策の補助金で購入したものです。 . . . 本文を読む
SNSを開いてちょっと驚いた。漫才か漫才じゃないかの議論が巻き起こってる…なんて全然知らなかった。けど、僕は例の大会で優勝したコンビが漫才に見えず、なんだか学校の休み時間に教室の後ろで戯けてる子供達に見えて、稚拙な笑いに感じて面白いとは思わなかったし、SNSに「なんだかなぁ…」とは書いた。これも他人がどう思おうと知った事ではないのだけど、「漫才」というカテゴリーの中でやるのなら、ある種「ルール」は . . . 本文を読む
既にインスタなどに投稿した記事ですが、主に奏法ついて書いたものなので、こちらにも。これは、エドワーズとフィニアスの共演作!ネットでずっとこのレコードを探しておりました。それこそ世界中を。でも、遂にレコードは見つからず、CDを円盤組合で見つけ安価で購入。レッスン会場で爆音で聴いてみたら割と雑味のあるアナログな音で満足しました。肝心のフィニアスは2曲のみ(グリンーン・ドルフィンではソロも有りません . . . 本文を読む
近所のスーパーに行くと、よく「香水」という歌がかかっている。僕はどうもあの曲が苦手だ。歌は上手いと思うし、特段曲が悪いわけでなくごく普通のJ-pop(山下達郎や冨田ラボほどの衝撃は無いという意味)だと思う。ただ、あの「ドルチェ&ガッバーナの その香水のせい」というメインであろう歌詞の違和感が、とてつもなく嫌なのだ。「ドルチェ&ガッバーナ」というフレーズ有りきで無理矢理入れた様な、お . . . 本文を読む