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文化庁の補助金で買ったアルトで"You'd Be So …"を吹いてみた。

2021年03月02日 09時30分00秒 | jazz

Saxy Talk ~ Mar.1.'21 "You'd Be So Nice To Come Home To"

このチャンネルでやりたかった楽器紹介です。メインのテナーじゃないんですけど(笑)、去年の年末に購入した、アルト「YANAGISAWA A-4」です。実はこれ、文化庁さんのコロナ対策の補助金で購入したものです。因みに補助が出るのは、1点につき10万円以内の商品なので、サックスをその予算内で買うのは至難の業。まぁ、僕はレッスンでアルトの生徒さんにお手本演奏する為に欲しかったので、普段スクールでお借りしている(今はコロナ禍でお借り出来ませんが)、ヤマハの廉価モデルで良かったのですが、少し音にこだわりたかったので、このA-4を10万弱で買いました。

1960年代に作られたもので、Selmer M6を真似て作られた様です。ただ、当時アクションにはパテントが存在したそうで、低音キー、特にC#はテコの原理が使われておらず、小指が骨折しそうになるくらい重いです。High F#keyも付いていません(これはM6と同じ)。あと、買う前にヤナギサワ・クロッシュの僕の担当の山田さんに警告されたのですが、低音Cより下が鳴りにくいのでサブトーン気味に吹くか、アタックを付けて吹くしかない…との事ですが、買ってみたら本当にそうでした。という事で、初心者には全く不向きな楽器です。でも、楽器屋に出向いて試奏したら音色が気に入ってしまい、購入に至りました。

また、最初マウスピースは、生徒さんに戴いたMeyerの5番を使っていましたが、少し音質が堅かったので、MouthpieceCafeの「Espresso」というモデルを買いました。

まだ、買って2カ月、先日まで縦隔気腫で3週間休んだことも有り、実質1カ月も吹けてない状況で、ピッチ補正が所々まだ甘いですが、中々楽しい楽器です。お陰様で、アルトの生徒さんも今まで以上に楽しくレッスンを受けられてる様で好評で良かったです。という事で、アルトの生徒さんも大々的に募集中です。

文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」では1次募集でバンドでの動画撮影、4次募集で楽器・機材購入をメインに補助を受ける事になりました。今回の動画は撮影・編集など完全に補助金で買った機材で制作したものです。お陰様で作業はサクサクとスムーズでした。今後も活動の宣伝などで動画をフル活用できればと思います。


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