自分が演奏しているときは、思った通りに弾けているように思えていても、録音を聴いてみたら全然違う、ということが多々ある。そのようなギャップをなくすためにはどうしたらよいか。そこで演奏しているときの動きを以下の三段階に分けてみた。
段階1.耳で音を聴きとり認知する
段階2.聴きとって認知した内容をすぐ体全体に伝える
段階3.伝わった内容を体で的確に鍵盤やペダルに伝える
段階1をうまく行うためには耳を鋭敏にすることが必要だ。演奏に役立つ形で耳を鋭敏にするためには、楽器の演奏中でも自分の耳を客席で聴こえている音に近い音に聴こえるようにすることだと思うが、それは物理的には厳しいように思える。読者の方で、演奏中でも自分の耳を、客席で聴こえている音に近い音に聴こえるようにすることが訓練によって可能になると思われる方はいらっしゃいますか?。
段階2の認知した内容をすぐに体全体に伝える、というのは神経の伝達速度の問題になり、意識によって操作することが可能かどうか不明だ。訓練によって伝達速度が速くなるような気はする。運動神経もここに関係してきそうだ。
段階3は段階1、段階2の内容を音に反映させることであり、まさにピアノの技術、テクニックそのものである。脱力や手首、指の角度も3に当たるであろう。段階3と段階1とを連動させることができたら大成功!
段階1と段階3との連動を目指すためには段階2の速度を上げ段階3の力をつけることが必要だ。嗚呼、段階3!段階3の内容を子供のように自然とプログラミングできる時期はとっくに過ぎてしまったので、体に吸収しやすい形で意識することが大切だと思う。思いと音とがちゃんとつながりますように。
段階1.耳で音を聴きとり認知する
段階2.聴きとって認知した内容をすぐ体全体に伝える
段階3.伝わった内容を体で的確に鍵盤やペダルに伝える
段階1をうまく行うためには耳を鋭敏にすることが必要だ。演奏に役立つ形で耳を鋭敏にするためには、楽器の演奏中でも自分の耳を客席で聴こえている音に近い音に聴こえるようにすることだと思うが、それは物理的には厳しいように思える。読者の方で、演奏中でも自分の耳を、客席で聴こえている音に近い音に聴こえるようにすることが訓練によって可能になると思われる方はいらっしゃいますか?。
段階2の認知した内容をすぐに体全体に伝える、というのは神経の伝達速度の問題になり、意識によって操作することが可能かどうか不明だ。訓練によって伝達速度が速くなるような気はする。運動神経もここに関係してきそうだ。
段階3は段階1、段階2の内容を音に反映させることであり、まさにピアノの技術、テクニックそのものである。脱力や手首、指の角度も3に当たるであろう。段階3と段階1とを連動させることができたら大成功!
段階1と段階3との連動を目指すためには段階2の速度を上げ段階3の力をつけることが必要だ。嗚呼、段階3!段階3の内容を子供のように自然とプログラミングできる時期はとっくに過ぎてしまったので、体に吸収しやすい形で意識することが大切だと思う。思いと音とがちゃんとつながりますように。