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「一級建築施工管理技士」合格発表

2022年02月01日 | 建設業

発表されました。

合格された方、おめでとうございます(^^♪

合格率驚異の52.4%でした。

ですが合格者は6708人であり前年度と大きく変化はありません。

1級建築士が3765人なので、両者を比べると多いように感じます。

※この先 1級建築士=建築士 一級施工管理技士=施工管理技士と表記します。

ちなみに一次試験の受験者数は

施工管理技士 22,277人

建築士    31,696人

と施工管理技士の方が圧倒的に少ない(これは意外)

仮に前年度からの繰り越しを無視して考えれば

施工管理技士 6708/22277=30.1%

建築士    3765/31696=11.8%

と推定合格率を求めると建築士試験の合格率が如何に低いか解りやすいと思います。

何かと比べられる両資格ですが、私は同等ではないと考えています。

理由は、施工管理技士の方が試験範囲が「狭義」であること

ただし、資格が明らかに下という意味ではなく

施工管理技士は建築士より「受験要件」が厳しいのです。

あくまでも私見ですが

建築士→施工管理技士の順序で取得すべきと感じてます。

これを医師国家資格と比べると、基準は「医師免許」であり

そこから「専門医」になるようです。基礎があってこそと言うのでしょうか?

言葉的に解釈すれば、施工管理技士は専門職ではありますが「施工」にだけ特化していると解釈されます。

当然、建築士の試験より「施工分野」に求める技術・知識は遥かに広いので簡単な試験ではないのは私も取得しているので理解できます。

ただ、よく考えて欲しいです。

施工は誰の指示で行うかということ

設計図があって施工が出来るとは100%断言しませんが、設計図なしでは施工はままならない

だから、次のように考えて欲しい

建築士の資格者(施工もある程度解るから建築士である)が設計したものを、施工管理技士が施工技術をサポートするとう風にね

そういう意味では両社は対等なハズです。

ここでハズと書くのは、前述の受験要件を思い出してほしい

指定学科の大卒で考えても施工管理技士の方が1年余分に実務経験が必要だということ。

これは暗に「1級建築士」を先に取りなさいと解釈しても差支えないと思います。

そのうえで翌年に施工管理技士を取得する。

こう考えれば、資格者の施工技術が如何に優れたものかを判断する目安になりますよね。

ですが、実際はそう甘くもなく建築士資格を取得するのは難しく

両資格を取得している方はかなり少ないと思います。

対等と評価したいですが、対等に評価出来ない理由はこれなんです。



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