あっー、重度のHSPなので能登半島大震災の惨状を見ると、その場にいた人の状況が心に入って来て鬱が酷くなります。
今年は脱抗鬱剤を誓っていたのですが、私も東日本大震災の経験がフラッシュバックして、抗鬱剤を飲まなければ辛くて仕方がない。
悪い言い方ですが、能登半島大震災は他人事だと想えば鬱にならないと思うのですが、どうしても東日本大震災の絶望感が蘇る。こう言う時は抗鬱剤を飲むしかない。心がこれ以上駄目にならない為に。
さて、言いづらい事をまた言います。東日本大震災での出来事です。宮城県ではそこら辺から怒号が聞こえていました。
ガソリン5ℓを買う為に、ガソリンスタンドに5時間並んでいたのですが、決められた5ℓが少な過ぎるとスタンドの店員に暴言を浴びせる者。
スーパーに窃盗に入ろうとして警備員と喧嘩をする者。スーパーのレジでレジの店員に「計算が遅過ぎる」と言って怒鳴っている者。
暫くはスーパーで独り言を言い続けたり、クルマに乗っていて奇声を上げ続けていた者も多く見かけていました。
人に自分の怒りをぶつけたいと言う低レベルの人が大勢いたのです。仙台人が特にそんな資質があるのかも知れませんが、日本人も褒められた民族じゃない。人なんか大したことは無い。私は東日本大震災でそう思いました。
これは私は見ていません。聞いた話ですが、津波被害地では自衛隊の隊員に食って掛かる者が大勢いたそうです。
「こんなとこで休まずに作業をしろ。道路を確保しろ。潰れた家を何とかしろ。行方不明になっている者を探せ」等々。
自衛隊はしっかりやっていますよ。でも動き続ける事は不可能。休息も必要。それを許さない津波被害者。被害者だからと言ってた当たり散らすのは悪だと思います。
私、津波被害地にバイクを飛ばし現状を見たのですが、自衛隊員は横一列に並び、棒の様なものを持って土に突き刺して、埋もれた津波被害者を探していました。あの作業は見ている方も辛い。やっている方はもっと辛い。
辛いことをしている自衛隊には感謝しかありません。それなのに自衛隊に八つ当たりした者が大勢いた。
自衛隊員でも自分の家族が被災した人もいた。家族が行方不明になっている人がいた。其れなのに黙々と自分の仕事をしている。そんな自衛隊員にも罵声を浴びせた者がいた。
震災時は誰だって辛かった。自分だけが辛いのではない。全員が辛かった。
「それなのに自分だけが被害者だと想うんじゃねぇーよ。皆、辛いんだよ。甘えるんじゃねぇーよ」と思ったもんです。
そんな私でも東日本大震災での鬱を引きずっています。これからが大変ですよ、家や職を失った人達は。
最初はホテルや体育館での避難生活となるでしょうが、他県への移住する人も出て来る。
東日本大震災では東京電力から多額の補償金が出たとかで、移住先の人から悪意の目で見られたりもしました。
心が狭い日本人は大勢います。そんな輩との戦いの日々も経験します
辛いのはこれから。誰しも少なからず鬱が降ってきます。
それは自分の心が駄目なのではない。人として優しい心を持っているから鬱が降って来るのです。
私、大変後悔しています。早いうちから心療内科・精神科で治療していれば良かったと。
コロナ禍で日本中の心療内科・精神科では患者で溢れていると思いますが、私の住む仙台市の心療内科・精神科は、新規患者を普通に断っています。患者が多過ぎて治療が受けられないのです。評判の悪い心療内科・精神科でもです。
それは私みたいに、東日本大震災を引きづている人も多く居るからだと言えます。
心が辛ければ病院に行くべきです。早期治療していれば、私も鬱がこれほど酷くならなかったと思います。
それと優しい心を持った人との会話も心を救います。私の周りは心が腐った者だらけでしたが、そんな者とは付き合わず優しい人を友としてください。そして乗り切ってください。
薬も必要です。辛かったら薬の力も借りましょう。心が腐ってからでは遅いですので。
ではでは。
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