諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

山形県朝日町に鎮座する、空気神社とは何ぞや。

2021年04月07日 13時04分22秒 | 神道
バイクツーリング用の地図(東北版)を見ていたら、山形県朝日町に「空気神社」なる神社を発見した。

空気神社。どんな神様を祀っているのか想像が付かない。風神・級長津彦命だろうか。

気になる。気になって調べたら、険しい山道を歩くとモダンな石の舞台が出て来る。そこで巫女さん達が舞を舞ったりしている。うーん、何か神社の神気が感じられない。ここは本当に神社なのか。

祭神はなんと空気。

「空気は火、水、木、金、土の五行を包容し、この世に生けるものもの全てを保持し、形成するのが空気。空気の恩恵を人類は忘れている。世界に先駆けてわが町に空気神社を造ろうと・・・・・」と立て看板には書かれている。

空気って本当にタダの空気か。御神名は無く本当に空気なのか。

社は御影石??みたいな石で出来たモダンな舞台。その上で踊れる。

驚いた事にこの舞台の下に朱色の社の入り口があるみたい。凝った造りだ。こんな神社があるんか。

年に一度「空気まつり」が開催され、朝日町商工会議所女子会が作った「桃色ウサヒ ウ朱印」とか言う御朱印を押してくれるのだとか。

このウサヒは天照大神とスサノオ尊とのウケヒの事かと思ったが、何と当地のマスコットキャラクターの兎の事であった。なんだそりゃ。

山神、水神、武神、火の神がいるのだから空気の神がいても良いと思うが、この空気神社、余っていた予算で村興しの為に造ったのだろう。こう言うのはやっちゃいけないと思うなぁー。

建立は平成2年。まだバブルがくすぶっていた頃だ。金があるからって、こんなモニュメントみたいな建造物を神社とするのは酷過ぎる。

大体、舞台の下に神社があるのって神様に失礼だろ。神様を踏みつけるのか。

あっ、そうだ。空気を祀っているのだった。空気だから神ではなかったな。

うーん、何かやり切れん。神社を愚弄している感じがする。こう言うのは、やっていけないと思う。

私はブログのタイトルに鬼渡神を掲げている訳だけど、空気を神とするのであれば空気感染で広がる疱瘡神、つまり鬼渡神だと言える。

現在のコロナ禍を引き起こしている神である。空気神社には鬼渡神を祀るべきである。

コロナを防いで貰う為に。


ではでは。




コメント
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