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諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

温暖化によりジョーズ襲来。【石巻市北上川河口にて】 その2

2014年02月15日 00時00分01秒 | 動物
続きます。

今回のお題の舞台、宮城県石巻市の北上川河口です。
石巻市は3,11の東日本大震災で甚大な被害が及んだ地域です。行方不明者や関連死を含めれば、約4000人近い犠牲者を出しています。

人口約15万人の都市で約4000人が亡くなっているのですから、約38人に1人が亡くなった計算です。凄い数ですよね。未だに信じられません。何故、こんな事になったのか・・・・・・。

北上川の「北上」は「日高見」から来ています。蝦夷の国・日高見国の日高見です。蝦夷に取って北上川は生活に無くてはならない川でした。

蝦夷は大和朝廷からは「鬼」として見られていましたが、岩手県から宮城県の石巻湾まで流れる北上川沿いには鬼の伝説が数多く語られています。岩手県の「岩手」も鬼の伝説から名付けられた位ですから・・・・・。

まっ、それはおいおい語りたいと思っております。

さて、その石巻ですが、かつては日本中に知れた大物釣りのメッカでした。
大曲浜ではメタルジグでヒラメが釣れてましたし、渡波ではビール瓶と呼ばれる50センチ級のアイナメと、座布団カレイと呼ばれる60センチ以上の石カレイが釣れました。

この座布団カレイですが、大物を釣るにはユムシと言う餌を使用します。このユムシ、何と言いますか、あのー、そのー、えーと、とんでもない姿をしています(興味のある方はネットで見てください)。
小さいので一匹70円。中以上は100円です。高いです。でも良く釣れます。しかし形が・・・・。

朝鮮の方達はユムシを刺身にしたり(やめてぇー)、キムチに入れたりして食べるそうです(痛ぃー)。

甘くて美味しいそうですが、私のこれからの人生でユムシを食す事も無いでしょうし、あっしには関わりのない事でござんすが、あれを食べようとする韓国人と日本人は、やっぱり文化が違いますね。
これは多分、1000年たっても分かり合えることは無いです。分かり合えなくても日本人は全然困りませんけどね。

話を戻します。座布団ガレイ以上の大物が居ます。スズキです。スズキは成長するごとにセッパ、セイゴ、フッコ、スズキと名が変わる出世魚で、スズキは70センチ以上の大物を呼びます。

スズキは石巻湾では海の生態系の頂点に立っています。1メートルを超えるスズキも珍しく無い程ですし、全国から太公望を集めるほど魚影も濃かったです。

だが、それ以上の大物が現れました。それはスピルバーグの映画「ジョーズ」のモデルとなった「ホオジロザメ」です。

ホオジロザメが日本に現れだしたのは約20年前。その頃、瀬戸内海で海女さんが鮫に襲われて亡くなったのが最初です。

それから8年前にはと東京湾で4.8メートルで2トンのホオジロザメの死体が上がっています。段々と北上しているのです。勿論、理由は温暖化でしょう。海水の温度が年々上がっていますからね。

ホオジロザメは石巻湾に現れたのは、今から5~6年前でしょうか。そのころから急にスズキが居なくなりましたからね。

スズキは回遊魚で、北上川には小魚を追って結構上流まで遡っていたのですが、そのスズキやボラ(これも出世魚。ボラより大きいのは、トドの詰まりのトド)を狙ってホオジロザメが現れたんです。しかも北上川を遡って現れてます。

河にジョーズのホオジロザメが居るんですからね。そりゃビックリしますよ。あの三角の背鰭が群れて見えるのですから。

そのホオジロザメを釣り上げようとした人が居ました。トローリングの様な仕掛けで、60~70センチ級のボラを餌にしてです。

でも釣り上げるのは中々困難のようで、針にかかってもハリスは直ぐ切られます。
それでもやっとの事で3メートルの小物のホオジロザメを釣り上げることに成功。
っと言う事はハリスを切ったサメは、4メートル以上の大物のホオジロザメの可能性が高いと思います。チョット考えられませんけどね。

石巻湾は大津波で地盤沈下し砂浜も消え、海水浴も出来なくなりました。そして温暖化で人食い鮫と呼ばれる大きさのホオジロザメも居るのですから、もうどうしようも無いですね。

もっとも4000人の命を飲み込んだ霊場となった訳ですから、釣りも海水浴も罰当たりです。

亡くなられた御魂や遺族の心情を考えれば、釣りや海水浴は不謹慎でもあります。釣りがしたいなんて罰当たりなのは分かっています。

やりきれない思いですけどね。


ではでは。

















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温暖化によりジョーズ襲来。【石巻市北上川河口にて】 その1

2014年02月14日 00時00分04秒 | 動物
えー、寒いです。仙台は78年ぶりの大雪で35センチ積もりました。今も路面には雪が残っています。カッチカッチのシャーベッド状になってます。

っとは言っても、私の子供の頃はこの位の雪、降ってましたね。家業が新聞販売業だったんで、私、雪は嫌いでした。

当時、新聞は東京で印刷され、トラックで仙台まで運んでいました。
新聞はインターチェンジに近いガソリンスタンドに置かれ、それを取りに行ってたんです。午前1時15分に起きて。

だから雪が降ると大変です。トラックが遅れて午前7時頃に着いたりしましたからね。
当然、学生や社会人のバイトは、学校や会社に出勤しなきゃならないので配達はできない。しょうがないから従業員と家族で配達するしかないんです。

私も「風邪引いた」と言って学校を休んで配達してました。先生や級友にはバレバレでしたけどね。スキー教室の日に大雪が降って休む事を学校に連絡したら、先生も「分かった、分かった。気をつけて頑張れよ」なんて言ってましたしね。

配達は自分の配達区域が終わってからが大変です。知らない区域を順路帳を見ながら家を探して配達するので、どうしても時間がかかります。配達が終了するのは大抵午後5時頃。完全に朝刊の意味が無くなります。

店には「新聞が届かない、会社に行く前に読めない。何やってんだぁー」等々、苦情の電話が頻繁にかかってきます。

私は「申し訳御座いません。只今配達中です。もう暫くお待ち下さい」等々、謝って謝って、謝りまくっていました。

「この天気見れば分かるだろうに」と思いながら謝っていましたね。中には大声張り上げて怒鳴りまくる人も居ました。

私、子供心に思いましたよ。日本人は悪人が多いと。そして仙台人が嫌いに成りました。福島の人はこんなに怒る人は少ないですからね。

そして、これがトラウマになったのか、少々電話恐怖症です。電話が鳴るとドキッとなりますし、少なからず暗い気持ちになります。

私、未だに携帯電話を持っていません。父も母の持っていません。電話を四六時中持ち歩く神経が分かりません。やっぱり電話が嫌いなんでしょう。そして少なからず人間嫌いなのも、それが原因なのかも知れませんわね。

うーん、タイトルと全然関係ない事書いてしまいました。今回のお題は「温暖化」です。

この寒いのに温暖化も無いと思うでしょうが、現在、温暖化なのは確かです。それは自然界の生態系にも影響を及ぼしています。海の場合は特に・・・・・・・・。


つづく。












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狐の化かし(妖術)を物理的に説明すると・・・・。

2013年02月25日 07時57分10秒 | 動物

えー、永井平九郎シリーズはまだまだ続くのですが、中々、思い出し、思い出し、確認、確認で書くのか大変なので、箸休め的に狐の化かしと言うか、妖術について物理的に解明したいと思います。

 

さてさて、私の母親の話で恐縮ですが、昔は狐に化かされたとか、タヌキに化かされたとか、色々不思議な事があったと申しております。

実際、私の母の姉二人は、蛇の祟りにあったそうで、神社の神主に祈祷をお願いして祟りを鎮めたと言う事でした。

 

それと蛇だけでなく、鶏も祟るらしいです。

私の編集者時代のフリーライターの話によると、そのフリーライターの実家は鳥取県で養鶏場を営んでいたそうですが、隣の家の若いお嫁さんが突然、「コケッ、コケッ、コッコッコッコッ、コケコッコー、コケェー」と騒ぎ始め、手を羽の様にばたつかせ、首を前後に振り振り歩き出したとの事です。


まぁ、今で言うと病名は精神病なんでしょうね。

隣に養鶏場があって、何時も何時も「コケ、コケ、コケ」と五月蝿く、夜明けと共に「コケコッコー」と大合唱されたら、精神にも異常をきたすってもんです。


実際、その若いお嫁さん、精神病院に入れられたそうですが、治らなかったそうです。大変お気の毒な話です。人生、これからだって言うのに・・・・・・・・・・・。


まあ、そう言う事(どう言う事?)で、狐の化かし(妖術)の解明です。


まず、よくある狐に化かされた話として、「小判を得たと思い、目を覚ましたら葉っぱだった」と言う話があります。

これって、人間が狐に失神させられたと言う事になりますね。

実際、狐は人様の気を失わせる事が出来るのかと言うと、出来る可能性が十分あるそうです。


実は狐の最大の武器は尻尾です。

考えてみて下さい。何故、あんなに狐の尻尾は大きいのでしょうか。

犬だったら自分の感情を表したり、走る為のバランスを取るために尻尾を使っていますが、自分の体並みに大きな尻尾は必要ありません。猫だってそうです。


狐の場合、あの大きな尻尾はスタンガンの役目を果たしているんです。

つまり、あの大きな尻尾は静電気を蓄得るが為に大きい訳で、獲物の小動物に尻尾を当て、静電気で「ビビビッ」っとやる訳です。

まあ、静電気でビビッときたネズミやウサギは体を硬直しますね。そこを「ガブッ」ってやるのが狐のハンティング方法です。

そう考えると狐の次に尻尾が大きい狸も、同様のハンティング方法だと言えます。狸も静電気を扱うが故に、化かすと思われていると説明ができます。

気の毒なことに、尻尾がフワフワで心地いい為、襟巻きにされたりしていますがね。


さて、狐の静電気の力ですが、人間でも気を失う可能性は十分あるそうです。

そうでなくても昔の人は電気なんて知らなかったでしょうから、ビビビッっとやられたら狐に対し恐怖し、神秘的なものを感じると思います。


そうなると狐火も解明出来ますね。あれも静電気の仕業です。

チョット薄暗くなって、霧雨が降っていたり、湿気が強い天気になると、狐は青白く光って見えます。静電気が放電し光って見えるのです。それが狐火です。

それを見たら昔の人は、狐は神様の使いであると思うのも無理はありません。


っと、まあ、狐の化かし・妖術について、物理的に語りましたが、狐の化かしが全て迷信なのかと言うと、全部は説明出来ません。


私は何か霊的なものが働いて、それが狐の静電気と同様に考えられた可能性があると考えています。

実際、幽霊はハッキリ、クッキリ存在します。それをどう説明したらいいのか私には分かりませんが、幽霊を確認した私には、全てを否定することは出来ません。


まあ、信じる信じないは、自分次第なんですけどね。


ではでは。



 

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