My favorite things 2024

不定期でジャンルもバラバラです。 お気軽に寄って見て下さい、 

御馴染み、リオのカルナバル!

2006-03-24 11:26:53 | 音楽
 先月2月の25日から28日の4日にわたり行われたリオの
カーニバル、どこのエスコーラが優勝したのかと興味シンシン
でありました。

3年続けて優勝してきた強豪BEIJA FLORを抑えて1位に輝いた
のは意外にもVILA ISABELでした。なんと、なんと18年ぶりの
優勝です。もう、そんなになるかねー。18年前のときは、歌手の
MARTINHO DA VILAがチームを引っ張り見事優勝をもぎ取ったの
でした。

このときのことは記憶にまだありますよ。たしか、六本木で
飲んでいるときに知らされたような気がします。へーって印象で
何か嬉しかったのを覚えてます。

2位はGRANDE RIO です。しかし初めの得点総合計ではVILA
ISABELと全く同点で、得点対象になる10項目を項目ごとに
見直し、その結果VILA ISABELの優勝がめでたく決定したよう
です。

10項目の総得点は両エスコーラとも397.6点の全くの同点
でした。

以下3位 VIRADOURO, 4位 MANGEIRA, 5位 BEIJA-FOLOR, 
6位 UNIDOS DA TIJUCA, 7位 PORTELA といった順位です。

イヤー、こりゃMARTINHOは泣いて喜んだんじゃないだろうか。
嬉しいだろうな。18年ぶりだもんね。もう彼だって70才近い
んじゃないかいな。サンバの長老の仲間入りする年令だもの。
上機嫌で持ち歌のVILA ISABELを皆で歌っているかも。

私はサンバの男性歌手では昔からMARTINHOのファンで、特に
昔の歌なんか良いですね。独特のMARTINHO節が堪りません。
今時のロックっぽい早いのは、ありゃどうもね、ちょっといただけ
ません。

サンバ歌手の中では男じゃMARTINHOが一番だと思ってます。
テンポといいノリといい、そりゃもう絶品です。

今じゃFM放送のサウージ・サウダージなんかで、ブラジル音楽
の情報などすぐに伝わって来ますけど、30数年前なんか何にも
なくてね、ラティーナの前身である中南米音楽でさえも、ほとんど
タンゴとか、メキシコの歌手とかアルゼンチンのユパンキぐらいが
やっと載っているぐらいでね、まあー情報の少ない時代でした。

それで、四谷の小野さんのサッシペレレには時々顔は出しては
いましたけど。ともかくブラジル音楽の情報はあまり伝わって
来なかったです。

ラジオでは、真珠で有名なホルへ的場さんが、中南米音楽の紹介
なんかやっていましたけど懐かしいですね。スペイン語交じりでね。
独特のナレーションでした。

カルナバルに話を戻してと。MANGEIRAやPORTELAにはもっと頑張
って欲しいですね、リオじゃ昔からの強豪だし。

PORTELAって言えば、歌手のクララ・ヌネスを思い出します。来日
して中野サンプラザの公演は超満員で、ステージと観衆がノリノリの
興奮状態! 一体感で盛り上がりましたね。またNOSSO SAMBAの
演奏も良かったです。スルドのGORDINHOも目の前で見られたし。

あれは良いステージでした。残念なのは、ブラジルへ帰ってすぐに
亡くなってしまったことですね。PORTELAを代表する華やかなスター
だったのに。これからってひとだったからとても残念です。今でも
彼女の歌、CANTO DAS TRES RACAS とか FEIRA DE MANGAIO 
なんかはお気に入りです。

それと、今年のサンパウロのカルナバルも、リオと同様1位と2位
のエスコーラが同点で、項目ごとのチェックにより、僅か0.25点
差でCASA VERDEが優勝。2年連続の優勝となりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国映画「力道山」・追記 ... | トップ | WBC - CUBA 戦 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿