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2006年ハワイ島再訪記 DAY 1 HILO ー PART 1

2006-11-07 13:49:24 | 2006年ハワイ島旅行記
2006年10月27日(金)


去年に続いてまた夫婦でハワイ島に行って来ました。

今回は10月27日から6泊8日のスケジュールです。
前回行けなかったヒロにも滞在し、ヒロからコナまでの
ロングドライブもあり、溶岩見物やら、イルカウオッチ
ングやら昨年出来なかったことをいろいろと詰め込んで
みました。




昨年度のハワイ島旅行同様、大手町の会社で午前中だけ仕事。
午後から半休を取り午後2時頃帰宅。

タクシーで箱崎のT-CATまで行く。深川だから隅田川を渡れば
すぐなので1000円ほどの距離です。こういう時近いのは助かり
ます。

15時40分発のリムジンに乗り成田へ。往復割引で切符代1万
400円。一人600円のお得。

チリ人のご婦人数名と隣り合わせ。昔チリ人の会社で働いていた
ので久々のチリ訛りのスペイン語の会話を楽しみチリの方言や言い
回しで盛り上がる。JALでアメリカ経由でチリまで帰るんだとか。
乗り換え時間を入れて36時間かかると言っていた。
南半球の端だものね、サンチアゴは。遠いよ。

16時40分頃成田のターミナル2に到着。
そのままANAのNQ1052便にチェックインできました。
思ったよりも早くチェックインできたのでひと安心。スーツケース
を引っ張りながら時間を潰すのも大変なので、大荷物から早く開放
されて良かったです。

まだまだ時間があるので、レストラン街でザルそばを食べてから
南ウイングの45番搭乗口に向かいます。45番てのはかなり端の
ほうで結構歩きます。
出国のスタンプをポンとパスポートに押されたのが18時半頃でした。
搭乗口手前にあるシャワー屋さんに入って一汗流しサッパリ。
30分500円でした。

去年利用したシャワー屋さんはバスタブもありお湯を溜められたの
ですが、今回のところはブース仕様になっていてシャワーのみですが
それでもサッパリします。もちろん仮眠スペースも完備しています。

21時になりソファに座って待機です。21時40分搭乗開始。
機種は前回同様、ボーイングの767-300型で2+3+2の横
7席タイプ。ホノルルまで6時間45分の所要時間、日本時間の
午前2時半頃到着予定です。19時間の時差があるのでその分戻る
ことになります。ほどなく離陸しました。

22時30分頃夕飯です。チキンのコルドンブルー風。パンにワイ
ンでお腹がいっぱい。ちょっと前にザルそばを食べたのに、機内食
が出ると何故か食べてしまいます。0時近くなるとさすがに眠い。

しかしねえ、眠れるようで眠れない。

しばらくウトウトしていると外はもう明るくなっていました。現地
ホノルル時間の27日朝9時過ぎにホノルル空港に到着です。
27日をもういちど朝からやりなおし、てところ。ナンだか変な
感じ。長い一日になりそう。

飛行機を降りて建物の外に二両連結の連絡用バスが待っています
のでこれに乗ります。イヤー、明るい日差し!暑いし、眩しいこと。
バスがグルリと周り入国用のフロアーに到着。

ここはいつも混雑しているんですが、今回はさほど時間がかからず
ホッとします。入国審査では入国目的やら滞在日数やら指紋と写真
やらで結構時間がかかるんですよ。それでこの入国審査のフロアー
はいつも並んでいて待たされます。乗り換え時間の短いひとは焦る
んですよ、本当に。去年は接続時間が短くて焦ったので、今回は
余裕をもって設定しました。

入国審査を抜けるとすぐに荷物のピックアップです。去年はここ
からアロハ航空の建物までゴロゴロとスーツケースを押して行った
のですが、今回はこの場でアロハ航空のヒロ行き便に積み替え
処理をしてくれ、タグを切ってくれました。これなら楽で良いです、
システムが変わったんかな。スムースです。後は身体をアロハ空港の
受付カウンターに持っていけば良いだけです。

ホノルル空港の外へ出たところ。アロハ航空は別棟。
道路を隔てた向こう側。

ここまで思った以上に順調で時間にうんと余裕が出来ましたので、
まずは建物の外へ出ます。すぐ目の前のアロハ航空の建物まで
ブラブラと歩いて行きます。と言っても、ものの数分です。
こういうのがねえ、一度でも経験しているから落ち着いていられ
るけど、初めてだとアロハ航空の建物は何処?ってひとに訊ねな
ければならないものね、それも接続時間が無いと焦るんだわ。
去年がそうだったんですよ。焦ったな、あの時は。

アロハ航空のカウンターでチェックイン。荷物検査ではズボンの
ベルトを外し靴を脱いで、手荷物はエックス線検査をされます。
そういえば成田を出るときも、飛行機に乗り込む寸前で手荷物の
中を細かくチェックされました。化粧品類の液体モノは小分けに
した小さいパックにして、ジップロックみたいなものに入れて置
くと良いみたい。例のテロ事件以来厳しくなったんですね。

12時35分、離陸開始。例によって小さなジェットです。ボーイ
ング737-200型。3X3の横6人シート。100人ちょっと
しか乗れない大きさです。ヒロまで40分程度ですから乗ったかと
思ったらすぐ着陸。13時16分ヒロ空港に着陸。快晴ですね。
気持ちの良い青空です。もうヒロは雨、ってイメージしかないから
晴れていると何かこう、ウキウキします。

結構立派な空港ですよ、ヒロは。コナ空港なんてポリネシア風の
アズマヤみたいのが幾つか建っているだけでいかにも南国のロー
カル空港って感じですけど、ヒロは空港らしい感じがしますよ。
馬鹿でかいって感じはもちろんないですが、こじんまりして、
まあ一応国際空港だからね、これでも。コナ空港より空港らしい
設備があります。

スーツケースをピックアップして建物を出ると、右手の方にすぐに
レンタカー会社の事務所がいくつか並んでいますのですぐ判ります。
ものの5分とない距離です。これがコナだとレンタカー会社のシャ
トルバスが並んでいてね、レンタカーのあるところまでしばらく
乗らなきゃならないんだわ。チップも用意しとなきゃいけないしさ。

ハワイ島はクルマがなきゃどうしようもないところだからね。
個人旅行は絶対必要ですよ。アシがないとハワイ島の魅力は半減し
ます。

あらかじめ日本で予約をしていたのでハーツのところで手続き。
事務所って言ってもブースで大きめの宝くじ売り場みたいな
感じ。向うが室内、こっちが外、て感じです。コナでもヒロでも、
このレンタカーを借りる時の手続きってのが意外と時間がかかるん
ですよ。急ぐひとはこれを計算に入れておいたほうが賢明です。

こんな感じですよ。レンタカー屋さんは。


ハーツのおばちゃんが、アンタのクルマは、ほれ、あそこに見える
あのクルマだよ、と自分の斜め後ろを振り返り指差して番号を書
いて手渡してくれた。どれどれと覗き込むと、どでかいハマーが
デーンと駐車しているのが見えた。エー、ハ、ハマーかよ、おば
ちゃん、マジかい? と一瞬ビックリしましたが、良く見るとその
横のポンティアックでした。ナンだよ、またポンちゃんかい、
去年のポンティアックのほうがずっときれいだった、今年のは
何だか汚いねえな、とブツブツ言いながらカミサンの荷物と二人
分のスーツケースをトランクに入れて、まずはシートの位置調整。
電動調整だからさ、何をどう動かすのかが分かるまで一苦労。
エアコンも早く入れないと暑いしさ、手早く操作できないってのは
焦るよ。

アメ車(ここはみんなアメ車だっつの!)ってのは慣れていない
ので、ハンドル周りの装置類の動かし方を覚えるのが大変です。
20186マイル走っているクルマだ。34000キロちょいって
ところかな。

このクルマがそう。ポンティアックのグランプリ。それもボロのグランプリ。
擦り傷だらけ。良く見ると凹んでだりする。

アロハ・ステートってのがいいじゃん。シャレてるよね。ハワイ島の虹はすごいのが
かかるので有名だし。こういうセンスが嬉しいよ。

駐車ブレーキが例によって足ブレーキでさ、これがまた強く踏み
込んであっていくら押しても解除できないんだ。
係り員のオッサンに窓越しに聞いたら、もっと強く踏め、と言う。
言われたとおり体重をかけてギューと踏み込んだらやっと解除に
なってくれた。誰だ、こんなに強く押し込んでおくヤツは。

動き出したのは良いものの、今度は空港の中をグルグル回って外に
出る道が見つからない、もとの駐車場へ戻っちまった。もう一度
挑戦すると、本来真っ直ぐ行くところを左折しちゃったのだ。やれ
やれ、やっと11号線に出られたよ。もうここでえらく焦ってしま
った。落ちつけっての!

寝不足気味で左ハンドルの右側通行、緊張するよなあ。

ともあれ今夜のお宿であるTHE OLD HAWAIIAN B & B目指して出発す
ることにしました。




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