西美濃わが街

岐阜県の揖斐川より西の「西美濃」地方に伝わる歴史と文化を紹介していきます。タウン情報・企業情報もあります。

西美濃の道しるべ

2005-08-31 10:00:11 | 街道
いきなり涼しくなってきました。
昨日の雨はもう冷たい雨で、夏が終わった事を実感します。
体調に気をつけましょう。
これから秋にかけては散策にもってこいの季節です。
普段、車で通り過ぎているようなところも歩いてみるといろんな発見があるかも。
今日紹介する275号は、そんな散歩の達人が街道沿いに残された道しるべを取り上げています。
大垣の街中では船町に「南いせくわなへ十りざいごうみち」と書かれた俳句道しるべがあります。
これは芭蕉の門人、谷木因が立てたものです。
そういえば通学路にあったな。
そんな由来があるとは知らなかった。
俳句になってることも気づいてなかった・・・。
あらためて、自分の住んでる所を見直してみませんか?
お問い合わせはnisimino@ccom.or.jpへ

【特集】西美濃の道しるべ
 よみがえる街道のにぎわい/川根一元
 西美濃道しるべマップ
 街道別ガイド 道しるべグラフィティ/川根一元
 旅と道標・一里塚/太田三郎
 子供達への道しるべ/中務弘子
【PHOTO】西美濃風景への誘い35/竹中好明
【行きつけの店】VERRI
【わが街フォーカス】
 ①伊藤祐盛は生きていた?
 ②津軽屏風、杭瀬川の戦いのジオラマ
 ③古田菜穂子さん講演会
【連載】
 絵本をどうぞ58/小池肇子
 映画観談46/安藤仁久
 湧水湧言
  私の「子育て支援」考/山村千寿
  読書サークル「ほうれん草」/後藤悦子
  時代はなぜ変わる/内田善四郎
 ふるさと水紀行23
 わが街スポット
 読者サロン
 編集後記・百店会マップ・リスト
 東海の祭り

バックナンバー紹介No274 関ヶ原合戦前哨戦 地域の武将かく戦えり

2005-08-30 07:23:06 | 戦国時代
今日紹介するのはだいぶ前に取り上げてた関ヶ原合戦。
紹介からもれてたバックナンバーがあったので。
この地方の武将たちが関ヶ原の戦いのときに、どのように情勢を判断して動いたのかを取り上げています。
なんだか今の政局みたいですね。
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【特集】関ヶ原合戦前哨戦 地域の武将かく戦えり
 『関ヶ原合戦図屏風』から読む関ヶ原合戦
 関ヶ原合戦の前哨戦/太田三郎
 杭瀬川の戦いとその余話/清水春一
 西軍の本拠地大垣城/清水進
 大垣城主伊藤盛正は生きていた!?
 『関ヶ原合戦図屏風』に描かれた大垣城天守閣の考察/伊藤ていじ
 関ヶ原合戦時の道を推測する/川根一元
 地域の武将かく戦えり
  関ヶ原の前哨戦 岐阜城攻め/加納宏幸 竹ヶ鼻城/並河晴夫 松尾之城と松尾山の新城/中井均 曽根城/清水春一 高須城 松ノ木城・津屋城・駒野城/村上喜代志 太田山城 長松城/市橋久男 菩提山城/鈴木隆雄 垂井城/原田義久 西ノ保城/清水春一 本郷城/高井健 今尾城/後藤光義 福束城/片野知ニ 多良城/辻下榮一
 大垣博街の顔
【PHOTO】西美濃風景への誘い34/竹中好明
【行きつけの店】Dandelion
【わが街フォーカス】
 ①夢うつつに遊ぶ
 ②現代の常識は昔の非常識?
 ③中国のお正月を楽しもう
【連載】
 ふるさとの図鑑⑫ 船越進太郎
 絵本をどうぞ57/小池肇子
 映画観談45/安藤仁久
 湧水湧言
  愛しき孫の涙/羽賀登美子
  私にとっての歴史/浅野洋子
 ふるさと水紀行22
 川柳天国
 わが街スポット
 読者サロン
 編集後記・百店会マップ・リスト
 東海の祭り

西美濃の焼物④

2005-08-29 08:52:38 | 焼物
焼物はとりあえず今日で終わり。
253号には他にも谷汲焼と霞間ヶ渓焼が紹介されていたけど、ネットにはありませんでした。
この地方の所有者の方を訪ねるしかない。
最後は温故焼です。
温故焼は江戸末期に焼かれた無釉の焼締陶器です。
初代清水平七が嘉永2年に赤坂のお茶屋屋敷内に窯を作って焼き始めました。
大垣藩家老の小原鉄心に認められ、徳川家への進物に使われ、明治になると皇室にも納められてます。
近年は林慶司氏がその技法を伝えていましたが、残念な事に平成15年になくなられています。

西美濃の焼物③

2005-08-27 07:30:29 | 焼物
今日は、養老焼の紹介。
養老焼は大橋秋二が養老山麓に開いた窯がその始まりです。
その後、小谷嘉一、伊藤国太郎、佐野周雄といった人たちが続きました。
養老には玉泉堂という蔵元があって醴泉という酒があるんですが、この酒と養老焼のお銚子とぐい飲みをセットで売っています。
地酒をその土地の焼物で飲むっていうのは、酒好きにはたまりませんね。
現在活躍している作家には田部井健二野村博行といった方がいます。
田部井さんのライフワークは骨壷。
「骨壷を生前に作り身近に置くことで死を迎える準備をするんだ。死を怖がったりしてはいけない。人間は生きるように、死ぬのは自然。人生を後ろから見詰め直すことで、充実した生を生きることができる。」(岐阜新聞「人語る」より引用。)
皆さんのお家にもひとつどうですか?

日本がおかしい

2005-08-26 20:58:23 | その他
このブログは「西美濃わが街」というタウン誌の宣伝と、郷土の情報を発信する目的ではじめたものなので、この問題を取り上げるのはどうかとも思うのですが、あまりにも変な話なので取り上げておきます。
ヤフーニュースからのコピペです。

東京大空襲で集団提訴へ 賠償、謝罪求め遺族ら
 約10万人が亡くなったとされる1945年3月の東京大空襲の遺族や被災者が、国に対して損害賠償や謝罪を求める訴訟を起こす方針を固めたことが26日、分かった。
 東京大空襲の遺族らがつくる「東京空襲犠牲者遺族会」(東京都墨田区、石鍋健会長、会員約700人)が、24日の世話人会で提訴の方針を確認した。
 詳細は今後詰める。原告や弁護団を募った上で、来年3月までの提訴を目指す。同会によると、実現すれば空襲被害に対する集団提訴は戦後60年で初めてとなる。米軍機の機銃掃射で腕を失った70代の女性が、原告になることを希望しているという。
 同会の榎本喜久治事務局次長は「軍人や軍属と異なり、戦争による一般の被災者への補償は戦後一切ない。訴訟を通してこうした現実も訴えていきたい」と話している。
(共同通信) - 8月26日12時43分更新

日本人が東京大空襲の被害について国を訴える???
東京を空襲したのは日本だったのか??
機銃掃射したのは日本の戦闘機だったのか?
そんなわけない、アメリカでしょう?
戦争を知らない世代が何をほざくといわれるかもしれないけど、当時は国を護るために日本中がんばってたんじゃないのか?
残念ながら負けてしまったけど、非戦闘員の虐殺(東京大空襲・原爆投下)に関しては戦争犯罪としてアメリカを訴えればいいんじゃないの?
民主主義の原則はいろんな考えがある事を認めることだけど、この訴訟はおかしすぎる。
この国はどうなってしまうんだろう。

西美濃の焼物②

2005-08-26 08:12:00 | 焼物
台風それてよかった。
さて、西美濃の焼物その②
今尾春岱焼といっても知ってる人のほうが少ない焼物だと思う。
これは今尾で加藤惣四郎春岱という人が作った焼物です。
今尾藩は今の海津市で代々竹腰家が治めていました。
その竹腰氏が1851年に尾張の名工加藤春岱を招き、その後3年にわたってその地で作られた焼物を今尾春岱焼といいます。
幕末の御庭焼の一種です。
現在、作陶の地は県の史蹟になっています。
春岱は名のとおった作者ですので知ってる人は多いと思います。
ネットでも作品は結構出てました。
春岱作としてネットに出てたのを集めてみました。
愛知県陶磁資料館
水滴の美術館
きにいりや
四方織部釉小菊印花文大香炉
ギャラリー蓮
結構、骨董屋さんであつかわれてます。
253号のカラーページで紹介している「織部狛犬」はどことなくユーモラスな感じがします。

西美濃の焼物

2005-08-24 08:38:32 | 焼物
焼物でこの地方のいろんな焼物を紹介したけど、現物はどんなものだ?
253号にはのってるけど、写真にとってアップするのもあまりきれいじゃないし・・・。
(本をバラさずに写真取るとゆがんじゃうんですよ。おまけにケータイカメラだし。)
ネットの中をさがして、ひっかかったものを紹介します。
まずは巨鹿城焼。
天保年間から明治末期にかけて大垣郭内で焼かれた焼物です。
大垣の御庭焼ではないかといわれてるものですが、廃藩置県後の明治にも焼かれており、陶工が誰だったのかもわからず、謎の多い焼物です。
近代陶磁歴史館というHPの蓋付碗の世界というページにのってました。
他にはないみたい。
西濃では珍しい有田みたいな磁器です。

台風接近

2005-08-23 19:34:22 | その他
台風が接近しています。
25日にイベントを一つ予定しているんだけど、ひょっとしたら中止か?
結構、宣伝したから何とか実施したい。
心配なのは,世界ボート選手権
今日も大垣の街中を190cmオーバーの大男が歩いていた。
せっかく日本にきてくれてるのに、台風で試合ができないと残念だな。
日本ではあまりメジャーなスポーツではないけど、この機会にみてみたい。
週末は天気になりますように。

バックナンバー紹介No253号 ふるさとの焼き物

2005-08-23 08:11:28 | 焼物
そういえば岐阜は美濃焼の産地だけど、他にはどんな焼き物があっただろう。
そんな特集をしていたか調べると、253号で西美濃の焼物特集をしていた。
いろんな焼物があるもんですね。
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【特集】ふるさとの焼き物
 焼き物の謎を探る/高井健
 焼き物に関する遺跡や遺物
 西美濃の焼き物
  仏教信仰者らしい絵付けに飄々とした興趣がある「谷汲焼」
  謎を秘めた、珍しい磁器の焼き物「巨鹿城焼」
  桜の名所、霞間ヶ渓に人生を賭けた男が作った「霞間ヶ渓焼」
  名工春岱の、風格が作品から滲み出る「今尾春岱焼」
  秋ニ以来、なぜか養老山脈に蝟集する陶工たちが作った「養老焼」
  中山道が広めた、赤坂宿の焼き物「温故焼」
【PHOTO】西美濃風景への誘い⑬/竹中好明
【行きつけの店】レストランツチヤ禾森店
【わが街フォーカス】
 ①エコミュージアム関ヶ原誕生
 ②ユー・モア・ユーモア
 ③花鳥風月―自然は自然のままに―
 ④玉遊書展―古川玉翠さん主催
 ⑤瞬の旅人 杉原善之さん
 ⑥魑魅魍魎が徘徊する「百鬼夜行絵巻」
【連載】
 わが街インタビュー99 岐阜県図書館入門/敷島はるみさん
 ああ、歌心―酒談義―/山本次能
 大垣から見える山 十二ヶ月その③ 伊吹山/山岸昭次
 絵本をどうぞ36/小池肇子
 パパは漫画大好き/宮川幸也
 映画観談24/安藤仁久
 湧水湧言
  大垣に暮らして/三塚千鶴子
  中高生をお持ちのお父さんへ/水谷陽子
  パソコン欲しい!/長谷川郁代
  日本に生きるため/林ゆかり
 ふるさと水紀行 玉倉部の清水
 西美濃方言の旅 虚空蔵さんのおかげ/宮崎惇
 わが街スポット
  旅籠 亀丸屋
 川柳天国
 読者サロン
 百店会めぐり⑨ インテリアギャラリーしかの・株式会社地伸
 随感随想 田舎暮らし/伊吹信之介
 百店会マップ・リスト
 東海の祭り

バックナンバー紹介No226号 破格の人 古田織部

2005-08-22 20:01:40 | 人物
久しぶりに人物紹介に戻ってみよう。
今日紹介するのは古田織部
戦国時代に信長・秀吉・家康・秀忠に仕えた武将。
茶の湯と陶芸にも異彩をはなっています。
「織部焼」を作った人というと分かりやすいですね。
古田織部は家康に切腹を命じられ、一族も滅亡してしまい、長く歴史から消されていた人物でした。
現在では本巣がその出生地ではないか?といわれています。
わが街インタビューで紹介している萩野展山さんは、西美濃の表紙を毎号、素晴らしい書で飾ってくれています。

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【特集】破格の人 古田織部
 時代を先取りした織部/丸山幸太郎さん
 「織部のこころ」作詞あれこれ/松村くにお
 われ三代に仕え幸せに存じ候/脇田治郎さん
 野趣みある丈夫な器・織部/小寺孝憲さん
 真・行・草・破格/掌一行さん
 祖父が造った離れの茶室/筑間佳昭さん
 織部秘話・余話
 織部ゆかりの地
 文化のほりおこし 古田織部の心をいまに・・・/高井健
 古田織部の切腹の謎探求 青織部獅子紐香炉の謎/久野治
【PHOTO】花有情54/杉原善之
【行きつけの店】徒然
【わが街フォーカス】
 ①V.R.World96GIFU開催
 ②粋だねえ新内節は
 ③ネオ・ダール フランスの旅展
 ④走った、三百三十人、ラスベガスシティマラソン
 ⑤粥占(かゆうら)
 ⑥杉原千畝をたたえる会が「人道の心」創刊
【連載】
 わが街インタビュー72 一字入魂、書の世界とわたし/萩野展山さん
 西美濃文化財への誘い18/児玉貞治
 絵本をどうぞ11/小池肇子
 小原鉄心の朋友・市川東巖と幻の資料「坤儀革正録」の発見③/北村しゅうほ
 DREAMS COME TRUE49/山田祥子
 湧水湧言
  ひなに思う/岡安和子
  禰宜さん/高木朋美
  炭焼く人に学ぶ/山口一易
  魅せられて/寺井裕子
 いま西美濃の大地にグリーンウェーブ!その1 野菜の巻/渡辺優
 わが街スポット
 コーヒータイム 足湯健康法/早野圭子
 読者サロン
 百店会めぐりその④ 「四鳥」さんを訪ねる
 西美濃ワープロランド24
 紡績工場武者修行/増山たづ子
 編集後記・百店会マップ・リスト
 東海の祭り