やあよのブログ

コツコツと詩を書いています。楽しく読んでいただければうれしいです。

ブラック・ブラッド

2020-07-27 17:19:59 | ポエム
こんな夢のない世界に生まれて
こんなはずじゃない自分の人生

不満が自爆弾と化した 僕のエネルギー
僕を嫌いなヤツ以上に 僕は僕がキライ

片づかない仕事を 失敗させたら
僕の社会生活は 本当に終わる 破滅さ

ブラック・ブラッド
僕のどす黒い血を 世界中にまき散らして
こんな世界で 自分なんて もう死にたいくらい
ブラック・ブラッド
僕のどす黒い血を 生々と世界中にまき散らして
こんな世界で こんな自分なんて もう感情が狂ったように

愛する彼女とさえ わかり合えない
彼女は 無責任になってやる気をなくしても
世界の美しさなんて 詩に描いてる

ブラック・ブラッド
僕のどす黒い血を 黒々と世界中にまき散らして
こんな世界で こんな自分なんて もう感情が狂ったように

今にも爆発する…


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太陽ルチル

2020-07-27 02:35:50 | ポエム
黄金色のその石を 苦手なヤツは
利己的な考えが 石のパワーに耐えられない

僕があなたを店に通して あなたが一目で決めた石
大袈裟じゃない あなたの存在が 世界を変える

同胞も盟友も 結束が非常に強まって
あなたの信念と自信と存在感が すべてを変える

太陽ルチル
あなただけは 生き残って
滅びゆく世界の中 足元が崩れそう
太陽ルチル
あなただけは いつも輝いて
神々しい光で 僕等を包んでる

僕の壊れかけた心のドアを
僕の忘れかけた心のカギを

太陽ルチル
あなただけは 生まれ変わって
滅びゆく世界の中 夜明けを飛ぶ
太陽ルチル
あなただけは いつも羽ばたいて
神々しい瞳で 僕等を見つめてる

僕等を見つめてる…


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愛さずにいられない

2020-07-26 02:20:21 | ポエム
もうすぐまぶしい夏 あなたは美しく
雨に濡れないよう 綺麗な傘をさしてやって来る

あなたを愛することが 許されるなら
いつまでも愛していたい 夏の日が終わっても

梅雨明けの遅い 今年の夏 最後に別れたとき
あなたは しなやかに片手を上げて 僕に微笑んだ

愛さずにいられない
禁断の恋と言うなら どうして出会ってしまったの
どうか僕を愛してほしい もしもあなたに愛されたなら
愛さずにいられない
禁断の愛と言うなら どうして出会ってしまったの
密やかにあなたを愛してる もしもあなたに愛されたなら

秘めやかにあなたを愛してる たとえ叶わない愛でも
愛なくしては 決して生きて行けない たとえ叶わない恋でも

たとえ叶わない恋でも…


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ナルシスのワイングラス

2020-07-22 19:01:41 | ポエム
あの人が 言っていた
「愛されることはなくても 尊敬される道がある」と
言われたことがあると

あの人が もう一言 言っていた
「あなたのような人は 自分が一番自分を愛せばいい」と 
言われたことがあると

僕には 思い当たることがあった
僕は 僕の顔を見たことがなかった
若いころの写真に 自分はこんなかと 自信も持てずに

あの人がくれた ナルシスのワイングラス
白ワインに 花が揺れてる
自分自身に酔いしれて 
あなたをほのめかす ワイングラスを傾けて

ひとりに慣れた ひとりの孤独な男
あの人だけが 僕を愛してくれる

僕が死んだら あの人だけは きっと 泣いてくれるでしょう

あの人がくれた ナルシスのワイングラス
白ワインに 花が揺れてる
自分自身に酔いきれず
あなたをほのめかす ワイングラスに口づけて


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太陽の息子

2020-07-22 06:39:11 | ポエム
長い梅雨が明けたら 太陽の季節
あの人の微笑みが 待っている

長い髪をとかして 風に吹かれたら
あの人には 微笑みが似合ってる

みんなで逢える日には 決まってあの人が
カラオケで歌う歌 誰よりもやさしい歌声

太陽の息子
わたしだけを 見つめてほしい
さみしいわたしを 微笑みであたためて
太陽の息子
わたしだけを 愛してほしい
さみしがり屋の あなたから きっと 笑ってね

あなたの孤独を 誰も 気づかずにいる
わたしだけが知ってる あなたの翳り
今日の 曇り空のようね

太陽の息子
わたしだけを 見つめてほしい
さみしがり屋の あなたから きっと 笑ってね


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