なにもかもがイヤになった日
彼女がドライブに行きたいと言った
投げやりにハンドルを握って
いつもと違うルートで海辺の道を走らせた
すべてが変わっていく スピードで切り拓いて
シャープな見通しで 思い出が過去になって行く
白鳥
今から先の未来しか 僕等には残されていない
日に日に 残された時間が 滅びが近づく
思い出なんて 悪い記憶なんて 幻の錯覚さ
どうせ変わっていく街並みを 突っ切って行く
欲しい物は すべて かならず手に入れる
なんのために生きてるのか 達成して満足しても
白鳥
今から先の未来しか 僕等には残されていない
日に日に 残された時間が 終わりに近づく
思い出なんて 最悪な記憶なんて 幻の錯覚さ
どうせ年を取って行く自分を 振り切って行く
これまでのこと なにもかも 消化して
僕等はどこへ向かうのだろう
群れをなした渡り鳥のように もう迷わない
