「週刊カトレヤ交配種アクセスランキング」は、このブログのアクセス解析機能で得られた品種名(品種名+個体名)検索での「カトログ」へのアクセス情報を元に毎週末にランキング形式でその情報を公開させて頂くというものです。
これにより「今、巷では、どんな品種が人気があるのか?」ということのご参考にしていただける部分があるかと思います。
<管理人シンからひと言>
今週の集計では、Rsc. Pamela Hetherington‘Coronation’のメリクロン変異個体と言われているRsc. Pamela Hetherington‘Super Coronation(スーパー・コロネイション)’でのアクセスと Sc. Drumbeat と Rsc. Chunyeah 系のアクセスが目立つ結果となっています。
なお、Rsc. Chunyeah‘Good Life No.1(益生一號)’などは従来の黄花と比較して、突出した強健さと花着き花保ちの良さを有するものだと思います。開花時期や栽培環境による花容や花色の変化がやや大きい傾向はありますが、今後、従来の花色のバリエーションに刺激を感じられなくなりはじめた愛好家の間などでは、Rsc. Chunyeah のオレンジや特殊色系個体や、その子孫などに対する人気が一層、高まりそうな予感はしています。
また、将来的にこういったオレンジや特殊色系花の創出、発展にあたり、これまで濃色系花の創出のための親としては不向きとされてきたノーマルラベンダー系の優秀な大輪系強健品種を見直す必要性も出てくるはずで、そういった意味では Sc. Drumbeat‘Triumph’などをベースとした育種による今後の展開にも期待大です。
ちなみに、品種名や個体名の後に「オリジナル」という単語を付加した検索によるアクセスも多く、これは、愛好家のメリクロン苗への不信感や、昨今の社会情勢などを反映して「栽培スペースはあまり広くは無い。 → 少数限定栽培になる。 → せっかく栽培するなら少々高価でも自分が本当に気に入った“いい花”が欲しい。」という願望の現われでもあるような気がしています。(僕自身はそうです。)ただし、一方では少なからず「オリジナル分け株」に対する不信感があることも事実で、僕は創出されたご本人からお譲り頂いたものか、国内の育種家の方か蘭園さんの創出品種で入手ルートが明確でない限り、どうしても不信感を拭い去ることは出来ていません。ですから、それを解消する意味でも、かつては盛んにPRされていた各蘭園さん独自によるオリジナル品種の育種、創出をこの時代だからこそ、大きなお世話ですが、一時中止されていた蘭園さんや、これまで取り組まれていなかった蘭園さんでも、また一歩ずつでも進めて頂けないものかという期待ももっています。(随分長いひと言になってスミマセン(汗)。)
<1位> アクセス件数 各6件
Sc. Drumbeat‘Triumph’
Rsc. Pamela Hetherington‘Super Coronation’
Rsc. Huatand City (Rsc. Tzeng-Wen Beauty x Rsc. Chunyeah (2/24/2004))
<2位> アクセス件数 各5件
Rsc. Pirate's Fortune‘Blumen Insel’
Rsc. Canyon Royal‘Future Star’
<3位> アクセス件数 各4件
Rsc. Strathroon
Rsc. Ronald Hausermann‘Carl’
Rsc. Memoria Crispin Rosales‘Costa Mesa’
Sc. Gila Wilderness‘Takara Sienne’
<4位> アクセス件数 各3件
Rlc. Warm Color‘Big Foot’
Rsc. Blanche Aisaka‘Yuki’
Rsc. Chialin Beauty‘Golden Eyes’
Sc. Drumbeat
Sc. Good Feeling
<要注目花> アクセス件数 各2件
Rsc. Chunyeah
Rsc. Chunyeah‘No. 17’
Rsc. Chunyeah‘Jheng Yu No.19(振宇19號)’
(2009年3月7日~3月13日分の集計)
これにより「今、巷では、どんな品種が人気があるのか?」ということのご参考にしていただける部分があるかと思います。
<管理人シンからひと言>
今週の集計では、Rsc. Pamela Hetherington‘Coronation’のメリクロン変異個体と言われているRsc. Pamela Hetherington‘Super Coronation(スーパー・コロネイション)’でのアクセスと Sc. Drumbeat と Rsc. Chunyeah 系のアクセスが目立つ結果となっています。
なお、Rsc. Chunyeah‘Good Life No.1(益生一號)’などは従来の黄花と比較して、突出した強健さと花着き花保ちの良さを有するものだと思います。開花時期や栽培環境による花容や花色の変化がやや大きい傾向はありますが、今後、従来の花色のバリエーションに刺激を感じられなくなりはじめた愛好家の間などでは、Rsc. Chunyeah のオレンジや特殊色系個体や、その子孫などに対する人気が一層、高まりそうな予感はしています。
また、将来的にこういったオレンジや特殊色系花の創出、発展にあたり、これまで濃色系花の創出のための親としては不向きとされてきたノーマルラベンダー系の優秀な大輪系強健品種を見直す必要性も出てくるはずで、そういった意味では Sc. Drumbeat‘Triumph’などをベースとした育種による今後の展開にも期待大です。
ちなみに、品種名や個体名の後に「オリジナル」という単語を付加した検索によるアクセスも多く、これは、愛好家のメリクロン苗への不信感や、昨今の社会情勢などを反映して「栽培スペースはあまり広くは無い。 → 少数限定栽培になる。 → せっかく栽培するなら少々高価でも自分が本当に気に入った“いい花”が欲しい。」という願望の現われでもあるような気がしています。(僕自身はそうです。)ただし、一方では少なからず「オリジナル分け株」に対する不信感があることも事実で、僕は創出されたご本人からお譲り頂いたものか、国内の育種家の方か蘭園さんの創出品種で入手ルートが明確でない限り、どうしても不信感を拭い去ることは出来ていません。ですから、それを解消する意味でも、かつては盛んにPRされていた各蘭園さん独自によるオリジナル品種の育種、創出をこの時代だからこそ、大きなお世話ですが、一時中止されていた蘭園さんや、これまで取り組まれていなかった蘭園さんでも、また一歩ずつでも進めて頂けないものかという期待ももっています。(随分長いひと言になってスミマセン(汗)。)
<1位> アクセス件数 各6件
Sc. Drumbeat‘Triumph’
Rsc. Pamela Hetherington‘Super Coronation’
Rsc. Huatand City (Rsc. Tzeng-Wen Beauty x Rsc. Chunyeah (2/24/2004))
<2位> アクセス件数 各5件
Rsc. Pirate's Fortune‘Blumen Insel’
Rsc. Canyon Royal‘Future Star’
<3位> アクセス件数 各4件
Rsc. Strathroon
Rsc. Ronald Hausermann‘Carl’
Rsc. Memoria Crispin Rosales‘Costa Mesa’
Sc. Gila Wilderness‘Takara Sienne’
<4位> アクセス件数 各3件
Rlc. Warm Color‘Big Foot’
Rsc. Blanche Aisaka‘Yuki’
Rsc. Chialin Beauty‘Golden Eyes’
Sc. Drumbeat
Sc. Good Feeling
<要注目花> アクセス件数 各2件
Rsc. Chunyeah
Rsc. Chunyeah‘No. 17’
Rsc. Chunyeah‘Jheng Yu No.19(振宇19號)’
(2009年3月7日~3月13日分の集計)