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●Rlc. Mystic Lady‘Lime Morning’

2017年01月25日 12時00分00秒 | ■スプラッシュ(クサビ)系
※2017年01月25日内容更新(新画像追加等)

栽培・画像提供=サンセットさん(2016年9月)
■Rlc. Mystic Lady‘Lime Morning’BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ ミスティック・レディー‘ライム・モーニング’
(C. Mari's Song x Rl. digbyana (17/07/1998))

※情報提供・協力=福岡のシロクロさん

■花色=スプラッシュ(くさび)系
■花径=16cm~18cmくらい
■花型=整型
■弁質=極厚弁
■花着き=良好
■着花輪数=1花茎に2~3輪くらい
■花期=主に初夏~冬の不定期咲き
■株姿=普通
■香り=良い

旧属名表記 Blc. Mystic Lady、Rsc. Mystic Lady
 主に極厚弁整型のスプラッシュ(くさび)系中輪花を着ける品種 C. Mari's Song と原種 Rl. digbyana との交配。
 画像の個体‘Lime Morning’は、須和田農園さん交配・登録品種。2000年の静岡国際蘭展において静岡大賞を受賞した極大輪花です。(NS=164mm, F=3)主に夏~秋咲きの不定期咲き。開花する季節により色彩がやや変化するとのこと。
 小輪系の原種 C. walkeriana と C. intermedia の血の非常に濃い品種でありながら、それらの影響を全く感じさせない巨大輪花を着ける大変貴重で興味深い個体だと思います。直接の親の Rl. digbyana にも、巨大輪花を生む傾向があるにしても、ここはやはり、銘花にして銘親である C. Irene Finney の能力が発揮された結果かと思われます。

◎Rlc. Mystic Lady の親品種の交配
・C. Mari's Song = C. Irene Finney x C. Cherry Chip (31/03/1992)
・Rl. digbyana = 原種



※Rlc. Mystic Lady の親にあたる原種
■Rl. digbyana‘Mrs. Chase’AM/AOS
リンコレリア ディグビアナ‘ミセス・チェイス’
●Rl. digbyana についての記事は、こちらをクリック!


<Rlc. Mystic Lady‘Lime Morning’画像集>


栽培・画像提供=沖縄の長浜真俊さん(2016年6月上旬、1花茎3輪咲き×2、花径約15cm)
■Rlc. Mystic Lady‘Lime Morning’BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ ミスティック・レディー‘ライム・モーニング’


栽培・画像提供=沖縄の長浜真俊さん(2016年6月上旬、1花茎3輪咲き×2、花径約15cm)
■Rlc. Mystic Lady‘Lime Morning’BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ ミスティック・レディー‘ライム・モーニング’



栽培・画像提供=福岡のシロクロさん(2010年7月上旬開花分、花径約18cm、2輪咲き)
■Rlc. Mystic Lady‘Lime Morning’BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ ミスティック・レディー‘ライム・モーニング’



画像提供=サンセットさん(2010年5月上旬開花分、花径17cm、2輪咲き)
■Rlc. Mystic Lady‘Lime Morning’BM/JOGA
リンコレリオカトレヤ ミスティック・レディー‘ライム・モーニング’



(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)

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